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こんにちは。文科三類二年の小山です。「またお前かよ」なんて言わないでくださいね。

ブログを定期的に見ている方はご存知でしょうが、今日からホームクラス(自習室)の利用が再開しました。①マスクの着用、②校舎での検温、アルコール消毒の2点を守って頂く必要はありますが、やっと校舎の方にも日常が戻りつつある、といったところでしょうか。

校舎の方ではその他にも、①ファンの使用、窓やドアの開放による換気、②スタッフの検温、消毒の徹底、③席数制限など対策を講じていますので、安心してご利用ください。自宅での学習が長すぎてもう飽きてしまった・・という方は、気分転換にもなります。

さて今日のブログですが、7月12日に控えた東大本番レベル模試について書いていこうと思います。会場登録期間も終わり、否が応でも意識してしまう時期に来たわけですが、学習の調子はどうでしょうか。また、模試をどのように位置づけているでしょうか。

ほとんどの人にとっては、第一回東大本番レベル模試は(東大同日を除いて)最初の東大模試だと思いますが、良くある疑問としては「こんな時期に東大模試を受けて意味があるのか?」ということです。確かに、「本番レベル」という名前だけあって全範囲から出題されますから、教科書(特に地歴・理科)に未習範囲を残す大多数の受験生は、今受けることに意味を見いだせないかもしれません。

しかし、自分は「はい、意味はあります」と答えます。一つ大きな理由を挙げれば、「模試は模試」だからです。これが「新しい年度の過去問を使ったテストゼミ」などであれば言葉に詰まるところですが(一年前の東大同日ならともかく)、模試は過去問ではないですし、受けなければ問題は手に入らないわけですから、受けただけ得です。他の理由としては以下が挙げられるでしょう。

①「アウトプットは全てを完璧にインプットしてから」という考えが非効率的であるということは広く言われていますし、経験的に分かっていると思います。東大模試もそれと同じで、早い時期から東大形式の問題に触れておくことで、過去問を解くレベルに到達した時にいくらかは楽ができるといえます。

②「東大模試」というのは東大受験生にとっては特別なものですから、刺激になります。8月に控える冠模試に向けて、気を引き締めるいい機会になるでしょう。

③英数国といった既習範囲がほとんどといっていい科目については、戦略検討の機会にしましょう。解答順序を工夫して得点を最大化したり、問題を見て取捨選択をすることができるのは場数を踏んだ受験生のみです。秋模試は本番のつもりで臨みたいですから、実験をする機会は夏しかありません。

以上、「第一回東大本番レベル模試の意味」についてざっと書いていきました。目的や意味が見いだせないと何かをやろうにもやる気が出ない、という自分のような受験生もいると思います。第一回東大本番レベル模試に前向きな気持ちで臨める受験生が一人でも増えたら、このブログの目的は達成されたと言えるでしょう。
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