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2020年9月アーカイブ

はじめまして!経済学部4年の深澤です。
特進ブログには約1年ぶりの登場になります。

受験から3年以上も経ち、まともな受験アドバイスもできなくなっているので...
今日は、東大特進コース渋谷校周辺のおすすめレストランを紹介したいと思います!

①まぜそば七 (食べログ3.40)
時間とお金が無かったらとりあえずココ!
渋谷校のほぼ目の前にある、人気のまぜそば屋さんです。

美味しいだけでなく、定番メニューの「まぜそば」は特盛まで一律720円で食べれるというコスパの良さ!
ほろほろなチャーシューが個人的にめっちゃ好みです!

おすすめは、20円の刻みたまねぎトッピング。
ランチにもディナーにも行ける便利さのお蔭で、かれこれ20回以上は通っています(笑)


②新潟カツ丼タレカツ 渋谷店 (食べログ3.52)
少しお金とお腹に余裕があったら行ってみたいオシャレなカツ丼屋さんです。
席数は少ないですが、店内は小料理屋のカウンターを彷彿とさせるキレイさで、
男性だけでなく、女性の方にもおすすめです!

ベーシックな「カツ丼」は880円なので、決して手が出ない値段ではありません。
ただ、僕のイチオシはエビフライとヒレカツが乗った「ヒレカツ合いもり丼」1,120円!
最初からタレが良い具合にかかっていて、ご飯大盛りでも軽く食べられます!

場所は渋谷校の坂を下って歩道橋を渡ったところにできた東急プラザ渋谷と
井の頭線改札がある渋谷マークシティの中間辺り。
渋谷校からの帰り際にどうぞ!


③北海道スープカレー Suage 渋谷店 (食べログ3.58)
とにかく美味しいディナーが食べたい時に行きたいスープカレー屋さん。
値段は1,500円程度ですが、味は保証します。

ここに行くまでスープカレーは「オシャレだけど味は微妙なカレーの下位互換」という認識でしたが、
カレーには出せない具本来の美味しさや絶妙なスパイスに感動すら覚えました。
店名のとおり、素揚げの具が軽くスープカレーに浸かったボウルと、
白米が乗ったお皿が別々に出てきて、それぞれに種々のトッピングをつけられます。
辛さも自由に調節できますし、ご飯にチーズトッピングでさらにまろやかな味になるので、
辛いものが苦手な人も美味しく食べれると思います!

場所は少し離れた渋谷ヒカリエの下付近ですが、
渋谷校から坂を下った先のガード下を抜ければ計5分ほどで着くと思います!
模試後の自分へのご褒美などにうってつけと言えるでしょう。


以上、受験生時代から数えて4年以上渋谷校に通っている深澤のイチオシレストランでした。
皆さんもぜひ行ってみてください!
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※9月25日更新


以下のライブ授業は定員のため締切りました。

第Ⅴ期講座
■高3東大現代文(第1問対策) 御茶ノ水

第Ⅳ期講座
■高2東大現代文 新宿

第Ⅳ期講座②
■高3東大世界史 御茶ノ水

第Ⅳ期テストゼミ
■高3東大現代文 御茶ノ水・新宿・大阪

t-PODをご活用ください。
よろしくお願い申し上げます。
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どうも、文科一類から法学部に内定しました、二年の石原です。

今日で東大の夏休みは終わって、明日から二年生は後期課程の授業が始まっていきます。ちょっと緊張していますが、シラバス(授業一覧のようなもの)を見る限り、魅力的な授業で溢れかえっている様子なのでとても楽しみでもあります。

さて、受験生の皆さんの下には、冠模試と言われている模試が徐々に返却されてきていると思います。すでに特進に提出して頂いた方は大変ありがとうございました。まだという方は、ぜひ提出の方をよろしくお願いします。

今年はコロナ禍+新制度入試ということで、問われる力は根本的に変わらないから動じる必要はないとか、皆も不安だとか、そういうことが頭では分かっていても模試の結果がより大きく映ってしまっているのではないかと思います。人間、見えやすいものにすがりたいものですからね。点数とか判定の獲得が例年にも増して安心感に直結しやすいのは仕方がないでしょう。

ここで、当たり前のことを確認しておきます。模試の作成者は、本番の問題を作っている東大の教官ではないということです。もちろん東大の傾向とか、対策法について熟知した人たちが作っているものなわけですから、ある程度の相関関係があることは間違いありません。どの模試でも毎回上位にいるメンツが大きく変わらないことがそれを示しています。だから、いい結果がとれなかったならしっかりした力はないことは確かです。ですが逆に、結果が出ているから力があるとは限らないことも確かです。圧倒的な力を持っている人はちゃんと取れる、それしか定かではないテストだと言っていいと思います。

じゃあなんで模試を受けるのでしょう?極論圧倒的な力があるかないかしか判別できないテストを受ける意味ってなんでしょうか?疑似体験というのが一番大きい意義かなと思います。模試の方が本番より緊張したとか、本番は模試感覚で受けて気付いたら終わってたとか、そういう人身の回りに結構いるんですよね。その経験って結構貴重じゃないですか?ここが正念場と意気込んで立ち向かうのも最後の数分まで無駄にせず取り組もうとする意識には繋がるかもしれませんが、試験時間の大部分力みまくって空回りしたら何の意味もありません。なるべくリラックスしておくに越したことはないんです、どうせある程度は嫌でも緊張するんですから。本番と似た集団の中で、似た問題を解く、その疑似体験の側面にこそ大きな意味があるんだと思います。

だから、結果はオマケ、でいいんです。子どもの頃とか(今でもって言う人もいるかもしれないですけど)、野球選手とかのカードがついたお菓子買ったことないですか?僕はオマケのカードのほうにばっかり気を取られる質なんですけど、一応本体はお菓子の方ですよね。キラキラのカードをたまたま当てたら嬉しいけど、メインはお菓子です。それを食べれれば、くすんだ色のカードしか当たらなかったとしても、十分目的は達成できているんです。自分の中でカードの方を目標にして一喜一憂するのは時間があまりにもったいない。お菓子を食べられたんだからまあよし、と思いましょう。実際それだけでも十分なんですから。

皆さんが、模試という経験を上手く活用してくれることを期待しています。といっても、もちろん間違えたところはちゃんと復習してくださいね。その場の点数とか、判定とかがオマケと言ってるだけですからね。
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2020年9月21日 14:50

集中力の保ち方

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こんにちは。二年生スタッフの林腰です。文科一類から法学部に内定しました。夕暮れ時の虫の声に秋を感じる今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は語学試験の勉強をしつつ、洋館を訪れるなどしています。(ちなみに駒場キャンパスの近くにも前田家洋館という素敵な建物があります)
この時期になると、夏の疲れが出て、集中が続かない...という人もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では集中力の保ち方について紹介してみたいと思います!

本題に入る前に、他の2年生スタッフがたくさん「進振り」について書いてくれているので
私も、大学の授業で高得点を取るコツ?!について一言書いておこうと思います。
それは「自分の好きな(興味のある)授業」を取ることです。
好きな授業の試験勉強は苦にならないどころか、むしろとっても楽しいものです。なので、無理に頑張ろうとしなくても、好成績(優上とか)が取れてしまいます!また、必修の授業の勉強の合間に好きな授業の勉強を挟むことでモチベが続きやすくなるのです。
「楽単=点数を取りやすい授業」を取るのも一つの戦略ですが、高校等とは異なり、自由に授業を選べるのが大学の醍醐味です。是非、自分が好き!と思う授業を選択してみてください!

さて、私のオススメする集中力の保ち方を紹介します。

①勉強する場所を変える
ずっと同じ場所で集中し続けることができればいいのですが、集中が途切れてしまう日もあります。そういう時は、違う場所に移動するのがオススメです。違う場所に行くことで、新鮮な気分になりますし、移動のために歩いたりと、体を動かすことで脳が活性化されます。受験生時代、私は家、学校の図書館、自習室、うるさ過ぎないカフェを主な勉強場所として利用していました。家で1人で勉強するよりも、図書館や自習室など、周りに勉強している人がいる環境に行く方が、やる気を持続させやすいです。移動時間がもったいないと思うかもしれませんが、集中できずグダグダするよりは、移動して一時間でも多く集中した方が成果が大きいでしょう。思い切って、出掛けてみることもたまには必要です。

②プチご褒美を作る
この問題集のXページまで終わらせる、Y時まで勉強するといったような小さな目標を立て、それが達成できたら、小さなご褒美をするという方法です。私はお菓子が好きなので、苦手な勉強をするときは、10ページしたらチョコを食べるといったルールを作って取り組んでいました。子どもっぽい方法かもしれませんが、単調な勉強の合間のアクセントになり、意外と効果がありました。ポイントはご褒美をささやかなものにすることです。もし、ご褒美に本を読むなどにしてしまうと、読書に集中して時間を忘れてしまうことになりかねません。ちょっとしたご褒美を活用してみてください。
これはご褒美とは少し違うかもしれませんが、ローズマリーやペパーミントといった香りは集中力upに効果的だそうです。勉強の合間に試してみてはいかがでしょうか。個人的にはローズマリーがイチオシです。

③睡眠時間をちゃんととる
集中力が続かないことの原因の多くは、やはり睡眠不足にあると思います。睡眠が大事と頭で分かっていても、ついついあと30分だけと夜更かししてしまう気持ちも分かりますが、12時前後には寝た方がいいでしょう。受験では、毎日持続的に勉強を続けることが肝要です。一週間のうち3日間物凄く集中したとしても、あとの4日間ダラダラしては、あまり意味がありません。最近集中できないなと感じることがあれば、まずちゃんと眠れているかどうか振り返ってみてください!

集中力を保つという能力は、受験に限らず、仕事や日常生活でも大事な力だと思います。是非、自分なりの集中力持続法を探してみてください!


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これから成績を大きく伸ばすために有効なコンテンツである高3生対象「東大過去問演習講座」「仕上げ特訓コース」についてご案内いたします。
以下のリンクより、詳細をご確認ください。

お申込み、お問い合わせは東大特進コース(0120-104-215)までご連絡ください。
※東進ハイスクール・東進衛星予備校にも在籍されている方は、詳細は校舎の先生にお問い合わせください。

①「東大過去問演習講座」の詳細についてご案内しております。
 2ページ目には、昨年受講した先輩の声もご紹介しております。
過去問演習講座ご案内.pdf

②「仕上げ特訓コース」の詳細についてご案内しております。
 後半にはおすすめ講座もご紹介しております。

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※9月15日更新


以下のライブ授業は定員のため締切りました。

第Ⅳ期講座
■高2東大現代文 新宿

第Ⅳ期講座②
■高3東大世界史 御茶ノ水

第Ⅳ期テストゼミ
■高3東大現代文 御茶ノ水・新宿・大阪

t-PODをご活用ください。
よろしくお願い申し上げます。
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東大生スタッフが作成した第2回東大本番レベル模試の所感を掲載いたします。
復習の参考にご活用ください!


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東京大学のオープンキャンパスは、今年度第1弾を9月21日・9月22日にオンラインで実施するそうです!
事前の参加登録かつ一部の企画は事前申込(定員制)が必要とのことですので、希望される方は下記URLをご参照ください。


よろしくお願い致します。

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※9月11日更新


以下のライブ授業は定員のため締切りました。

第Ⅳ期講座②
■高3東大世界史 御茶ノ水

第Ⅳ期テストゼミ
■高3東大現代文 御茶ノ水・新宿・大阪

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よろしくお願い申し上げます。
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2020年9月11日 16:21

進振り~

こんにちは。二年生スタッフの熊谷です。

だんだんと涼しくなってきて、夏の終わりを感じますね。東大生の夏休みは9月の後半まで続きますが、後期が始まる頃にはすっかり秋になっているのですかね。

そんな夏の終わりの風物詩?「進振り」が今日のブログのテーマです。過去のブログをお読みいただければ、だいたいどんなものかは分かると思うのですが、今回はその補足と実際に進振りを終えて思うことを書きたいと思います。

過去ブログを読んだ方は「追い出し」とか「優三割規定」とかのいかつい用語にひるんでいる方も多いのではないでしょうか。

実際進振りは東大生が今後の進路をかけて争う「戦い」であり、制度をよく知っていた方が有利に戦いを進められるのは間違いありません。ですが、これらを今理解できないからといって焦る必要はありません。

東大にはクラス制度があるため、新入生は同じクラスの二年生(上クラ)のサポートを受けることができます。まず、進振りを見据えた履修の組み方や、第二外国語の授業の攻略法を入学して間もなく教えてもらう機会があります。また、ラインなども気軽に聞けるような関係ですので、成績や進路に関する相談にも乗ってもらえることができます。

ここで私が強調したいのは、「先輩を頼ろう!」ということです。全部自分で制度を調べて、作戦を立てることもできますが、それでは効率が悪かったり、あるいは実情を知ることができなかったりします。実際に私も、進振りの制度については勿論、各学部でどんな勉強をしているのかということや、進学にあたり求められる力など、資料からは分からないことも先輩から聞いていました。話を聞くことでモチベーションも上がりますし、必要な情報だけを効率よく知ることができます。


ちなみに私はこの進振り制度の恩恵を享受している方で、文Ⅱから理転することに成功しました。小山君が書いてくれた日程表にもあったように、進学選択にあたって事前の希望調査とその時点での成績による順位発表があります。その段階で私は、定数ギリギリの順位、すなわち自分が底点という状況でした。そこからみんなの点数も変化する(追い出しによる)し、志望変更する人もいるので、その学部には行けないかなーと思っていました。できる限り第二段階には行きたくなかったので、第一段階で内定を得たかったのですが、運を天に任せてみたところ、内定を頂けたという感じでした。

自分の中では9割方無理だろうなと思っていたので、すごくびっくりしています。もし妥協して経済学部で志望を出していたら、あとで底点を見て「いや行けたじゃーん」って絶対後悔してたと思いますし、ビビらずブレないっていうのは案外大切なのかなと感じました。



何だかまとまりのない文章になってしまいましたが、今回受験生の皆さんに伝えたかったのが、①「先輩を頼ろう」ということと②「できるだけ最後まで志望を変えない」ということです。①に関しては東大特進スタッフを大いに活用してほしいという意味です。時間の少ない受験生にとって、先輩にきくことで情報集めのコストをカットできると思います。また②に関しては、難しい所ではありますが、自分の選択に後悔しないようにするための一つの基準にしてもらいたいなと思います。近年、科類ごとの足切点や合格点が傾向と変わることが多いですし、今後志望科類や出願科類を決めていく上で参考にしてほしいなと思いました。

以上で今日のブログはおわりです。人それぞれ色んな進振りエピソードがあります。もし興味がある方は気軽に二年生スタッフに聞いてみてください!それではまた!




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2020年9月 6日 12:33

お知らせ(高3生対象)

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2020年9月1日以降、東大特進コース御茶ノ水校・渋谷校・大阪校のホームクラス自習利用には「本学生証」が必要となります。
「本学生証」は東進基準を達成された方に順次郵送しております。

仮学生証の期限は2020年8月31日までですのでご使用いただけません。
何卒よろしくお願い申し上げます。


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2020年9月 6日 12:30

9月!

みなさんこんにちは~。理科Ⅰ類1年の川島です。このブログを書くのも2回目となりました。

まず前置きとして僕の現状を書いておこうかと思います。大学は9月下旬まで夏休みなのですが。4日後の9月10日に春学期の成績が発表されます。大学側がどれくらいの出来にどれくらいの点数をくれるのかがまだ分からないので、「自分がどれくらいの点数が取れているか」「そもそも単位を取れているのか」など不安に思うことがいっぱいです。ちなみにテストの感触は・・・聞かないでください。

では本題に入ります。今回もブログに書く題材に悩んだのですが、秋の模試までのことについて書こうと思います。

8月には東大本番レベル模試をはじめ、東大模試がいくつか行われました。受験された皆様はお疲れ様でした。めちゃめちゃうまくいった人もいれば思うようにいかなかった人もいると思いますが、どんな結果であれ、良かったところと足りていないところを発見し、2次本番までを見据えた勉強計画を立てて実行してほしいと思います。

そして大切なのが、模試での点が低かったからといって過度に悲観するのはやめましょう。(もちろん逆もしかりで、模試の点が高かったからといって高をくくるのはやめましょう。たかが模試です。「たか」だけにね。) まだ8月ですし、この時期ですでに全科目全分野の基礎力・応用力が身についている受験生はほんの一握りです。その上、模試はたいてい本番の難易度よりも高く作られています。なのでこの時期に点があまりとれていなことは普通です。ちゃんと勉強している受験生であっても。
かくいう僕も夏の実戦模試では同日より低い点を取ってしまったのですが、結局2次本番では実戦模試より90点以上高い点をとることができました。模試の結果は今後の勉強についての指針にすることができれば全く問題はないですし、特に現役生に関しては秋以降に成績が伸びるかどうかにかかっているということを記しておきます。


では次に9月以降の勉強について軽く書いておきたいと思います。この時期から少しずつ「各科目の勉強」に加えて「東大形式の練習」もしていくのが良いと思います。「東大形式の練習」というのは、例えば英語の解く順・時間配分であったり、数学で6つの問題を見たとき自分がどう点を取っていくかの戦略の立て方などです。8月29日のブログで小野さんが詳しく書いていらっしゃいますが、過去問演習などを通してこのような練習をしていき、10~11月に再びやってくる東大模試に活かしてみてうまくいくか試す、という過程が本番にも生きてくると思います。


最後に、一番重要なのは「生活リズムを崩さない」ことです。そろそろ睡眠時間を削ってまで勉強する受験生が現れだす頃ですが、睡眠不足がたたって午前中は眠くて集中できない......ということにならないように気をつけましょう。夏休みになった途端に毎日11時半起きの生活リズムになってしまった僕は今、「崩れた生活リズムを元に戻すのは難しい」ということを実感しています......


入試本番がもう半年後に来るのかという実感も湧いてくるであろう9月ですが、精神的にしんどくなる受験生の方もいるでしょう。もしも勉強のモチベーションが無くなりそうになったときは、来年の4月から始まる大学生活のことを想像してみるとよいかもしれません。今日投稿された松尾君の記事には五月祭onlineのことが書かれていますが、大学では本当に色々な同期と出会える場であり、とても楽しい(らしい)行事ができる場であり、たくさんの分野を深く学べる場です。来たる入試本番に向けて日々歩んできましょう。それでは。
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一年生スタッフの松尾龍介(まつおりょうすけ)です!

もう九月ですか、早いですね。受験生だった頃は、「もう〇月やん、今月からは絶対ガチる」と毎月の初めに言っていたような気がします。(笑)

今日は東京大学の秋以降の様子について僕が知っている範囲でブログを書こうと思います。間違えてたらコメントで教えて下さい。

なんと言っても、今年は9月20日・9月21日五月祭オンライン開催されます!

五月祭とは、東京大学における学園祭のひとつで、例年は5月に本郷・弥生キャンパスで開催されています。今年はコロナウイルスの影響でこのような形での開催となりました。

五月祭公式ホームページ(https://gogatsusai.jp/93/visitor/を見てみると、とても面白そうな企画がたくさんあります!

今年は東大のキャンパスまで行かなくても自宅から五月祭を楽しむことができる大チャンスです!
受験生の皆さんもぜひ息抜きにオンラインでお越しください!
僕もどこかで何かをしているかもしれません。(笑)


次に、1年生の秋学期の授業についてなのですが、一部(実験、体育、第二外国語)の対面授業が再開されることとなりました!しかし希望者は引き続きオンライン受講ができるとのことです。

ここで、
①東京で対面授業を受ける
②東京でオンライン受講する
③実家でオンライン受講する

の三つの選択肢が僕の頭に浮かんできましたが、コロナ感染のリスク等々を考えて現在は③にしようかなと考えています。秋以降に東大特進大阪校で見かけても本当に東大生かどうか怪しまないようにしてください。というか大学生っぽいことをほとんどしていなくて自分でも自分が大学生かどうか怪しくなってきました。(笑)


部活動やサークル活動、クラス会なども徐々に始まってきているみたいで、東京に行きたい気持ちがますます高まります!(10月・11月くらいに行くかも)

以上、二回目のブログとなりました。

わからないことがあったら周りのスタッフに何でも聞いてください!皆さんの受験勉強を応援しています!!!

最後まで読んで下さりありがとうございました!
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2020年9月 3日 16:37

進振り!!

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 こんにちは、二年生スタッフの理科一類の平﨑です。
一昨日昨日と二年生スタッフが進振りについて書きましたが、二度あることは三度あるということわざもある通り本日も僕から進振りについて書かせていただきたいと思います。

一応昨日一昨日の二人とは異なり、僕は理系スタッフですので、工学部や理学部といった学部への進振りをメインに書こうかなと思います。

ちなみにといったらなんですが、私の方は理科一類から工学部物理工学科に内定しましたことをご報告させていただきます。物理工学科に興味がある方がもしいらっしゃったら声をかけていただければと思います。

1.そもそも第一段階内定って何

 小山と僕は見事第一段階で内定しましたが、残念ながら清水は内定しなかったようですね。さて、そんな清水君ですがこの先どうなってしまうのか心配している方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな皆様のためにも説明させていただきますと、第一段階で内定しなかった人のためには進振り第二段階があります。

アバウトに説明しますと、第二段階ではまだ進学先が決まっていない全学生を対象として第一段階と同様に希望学科へ定員まで受け入れを行います。ただこの第二段階、第一段階とは違って学科ごとに平均点の算出方法が若干変わってきますしなにより工学部や医学部においては志望理由書の提出が必要となります(これ以外の学部学科に関しては知らないので各自調べていただきたいです...)。

この志望理由書が如何にも厄介で、各学部学科の方針としては基本平均点と志望理由書の内容を総合的に判断して内定を決定するというのが公式発表です。風の便りには志望理由書の内容よりは平均点の高い人から第二段階も内定していると聞きますが、いかんせん自分の人生もかかっていますので、手を抜くわけにはいかないというのが実情のようです。特に理科三類の学生の場合は基本的には第二段階まであわせると全員が医学部に進学できるように定員が設けられているものの、この志望理由書の回避のため、進振り点をあげようとする学生も散見されるようですね。(大体1/3が第二段階になるとかならないとか)。

ちなみに第三段階用の定員はごく一部の学科でしか設けられていないので、第二段階で内定しなかった場合は、言い方は悪いですが不人気などの理由のためまだキャパがある学部学科に進学するか降年(留年の一種です)するかという選択を迫られます。その代わりと言ってはなんですが第二段階に置いては第10希望ほどまで登録できるようですので、書いておけばなんらかの学科には最低でも内定するのが現状のようです。


2.ずばり今人気の学科は~工学部理学部ver~

 さて第一段階進内定者の発表が行われたということで誰がどこに内定したという噂は否が応でも入ってきます。何点でどこに通ったなど、そんな噂を元に人気の学科や学部について(工学部と理学部メインですが)少し以下書きたいと思います。

 まず最近の動向を一言で説明するならば、

猫も杓子もAI
時代はコンピューターサイエンス

ということですね。

 それが証拠に理学部の人気ナンバーワン学科はすなわち理学部情報学科、第一段階においては基本平均点が84後半ある人でもギリギリ内定を逃したと聞きます。これまた噂ですが基本平均点85以上が大体東大生の上位10%といわれているので、理学部情報学科(通称理情)に進学することを考えている人は、進振り点が必要ということは押さえておくと良いかもしれません。その他の理学部の人気学科としては物理学科も挙げられますがこれまた底点は80前後だったようで、情報系学科の人気の高まりの反動か例年よりもすこし底点は下がっているような印象があります。ちなみに、一方数学科の人気はやや上昇中らしく第一段階で内定を勝ち取れなかった人もちらほらいるようです。

 さて工学部でいうと、圧倒的人気は計数工学科です。何をする学科かというと数学の理論を基礎に置きつつ統計データ解析など応用を目指す学科らしく、いわゆる機械学習などの習得のため進学する学生が多いようです。因みにこの計数工学科、僕の進学先である物理工学科と母体が同じで二つまとめて応用物理(通称応物)と呼ばれたりしています。母体が同じ分講義も共通のものが多く、lineグループなどは計数物工で共通のものを作っていたりして結びつきも強いです(一方、物工人気はそこまで高くなく、計数ほど底点も倍率も高くありませんよ)

 その次は電子電気情報科などでしょうか。所謂EEICというやつで東大EEICなどで検索したらこの学科の情報が出てくるかもしれません。何を扱うかというと所謂IoTや電気回路の設計などをおこない、コンピューターや電気製品を実際に作成することに重きが置かれています。学科が謳っているのは、
AIも実装も
という文句ですね。

 そのほかにもかの有名な松尾研究室のあるシステム創成Cなども人気のようです。情報系の人気の反動で航空情報科などのかつての人気学科の人気は若干低迷したり、化学系の学科においてはすべて底割れしているなどのうわさもありますね。



以上、スタッフ三人で進振りについていろいろ見てきましたがいかがでしょうか。割と大学入ってからもハードかも....なんて思ったかもしれません。わからないことがあったら授業の時にでも遠慮なく二年生スタッフ等に聞いてみてください。
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2020年9月 2日 16:09

進振り?

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こんにちは、2年生スタッフの清水です。
先日の第2回東大本番レベル模試お疲れ様でした。所感は校舎に掲示しておきましたので自習室利用や授業の際に見てくださいね!

さて、その東大本番レベル模試の翌日、東大2年にとって非常に重要なイベントがありました。それは、

第一段階進学選択内定者発表

です。つまり、「希望の学部学科に行けるか?」という合格発表みたいなものです。
昨日のブログを書いた小山は喜ばしいことに「文学部日本史学専修」という希望の学科に行けたようですが、僕は...内定しませんでした...............。
ぴえんを通り越してぱおんであります。

特進のスタッフは大変優秀なようで、僕以外はほとんど内定している模様なので、ここは僕が一肌脱いで皆さんの参考になるような話をしたいと思います。

1.どうして内定しないの?

 昨日の小山の解説にあった通り、前期課程を修了するには必修科目(言語など)、総合科目(文理混合。広範囲)、主題科目(ゼミのようなもの)など合わせて約60単位を取得しなくてはなりません。まずここでつまずくと、そもそも進振りに参加できず、留年することになります。特に単位を落とすと大変なのが第二言語で、二年連続で単位を落とすことがしばしばある要注意科目です。幸いにも僕は第二言語を「可」で乗り切ったので進振りには参加できたのですが、希望の学部に行くためには他にも必要なものがあります。それが点数です。では、昨日出た原評価の話に戻りましょう。

2.なんで点数が低いの?

90~100  優上
80~89    優
65~79       良
50~64       可(これ以上は単位が出る)
     ~49       不可(単位が出ない)

 東大ではこの原評価を使い、一年生からの全科目の原評価を平均した「基本平均点」と呼ばれるものを出してそれにより進振りを行っています。科目ごとに計算に入れられる単位数が決まっていて(必修科目は6、総合科目は12など)、それよりも多く単位を取った場合はその中で点数の良いものから平均点を出してくれるという親切設計になっています。基本平均点は平均点とは厳密には別ですが、平均点と考えて問題はありません。

 このような仕組みを利用して行われるのが追い出しという悪足掻きです。僕を含め、点数が低いことを察した学生は、余分な科目を履修して良い点数を取ることで平均点を上げようと努力します。点数が来やすいと噂の科目に群がる様は中々悲しいものではありますが、泥臭く頑張った僕は1.5点ほど平均点を上げることに成功しました。因みに、他の人は3点くらい上がったようです...。このような差が生まれる背景には、追い出しができない科目の存在があります。それが必修科目、具体的には第二言語です。言語間格差や先生による格差など言いたいことは色々ありますが、前途ある皆さんにはこれだけは伝えたい。第二言語を制したものが進振りを制す。

 さて、第二言語の点数が悪くてもその他の科目で取り返すことは可能です。ただ、そこには大きな壁が存在します。それが「優3割規定」です。驚くことに、東大の成績評価は相対評価で、上位3割しか80点以上の点数を得られないのです。天才秀才の集まりである東大生の中で上位3割に入ることは並大抵のことではなく、相当頑張ったつもりでも「良」が付くことは日常茶飯事でした。さらに、120点満点のテストで、30点しか落としていないと感じても結果は「良」など、絶対評価だった高校生の頃には信じられない現象が数多く起き、感触と評価が一致しないところも学生を苦しめます。部活やバイトで忙しい僕のような学生(僕はかまけていたという方が正しいですが...)には越えにくい高い壁、「優3割規定」。その壁を越えられなかった僕はなかなか大変な思いをしております...。

3.科類と学部
 これから東大を受験される皆さんの中で、どの学部に進みたいか分からないから、進振り制度のある東大に進学したいと考えている方も多いと思います。僕も高校までの勉強でこれをやりたいと思えるものもなかったことから、漠然と東大に入ればなんとかなるという考えのもと、受験勉強に励んでいました。実際に、東大に入った後も優秀な成績を収めることでどの学部にも入れるという状態になることは可能であり、僕の友達にもそのような人がいます。しかし、辛い受験勉強を終えてた後もたゆまぬ努力を続けられるほど僕は強くなく、また、その友達のように高効率の頭脳も持ち合わせていなかったことからなんとかはなりませんでした。ここでは、科類選びの重要さを僕の事例で少しだけ紹介します。

 僕は文科一類に合格しました。小山の紹介にあった通り、文Ⅰ→法学部は定員が多く、普通に勉強していれば確実に内定できるとされています。単位が足りないのは論外ですが、単位さえ取っていれば内定できるといっても過言ではありません。一方で文Ⅱ・文Ⅲ→法学部となると、科類内で上位にいないと行くことができません。文Ⅱの経済学部、文Ⅲの文学部でも同じような現象が起きます。このように、科類ごとに優先的に進学できる学部が存在することで多少羽目を外しても降年しないような親切設計になっている一方で、優先学部が自分の肌に合わない学生にとっては科類の壁が立ちふさがるという相当厳しい仕組みなのです。それでは僕の場合を見ていきましょう。

 特に行きたい学部もなく、併願校は経済学部を受けるなど法学部にはあまり魅力を感じていないことには薄々気づいていたものの、文Ⅰという響きに惹かれて入学しました。文科一類では法と政治の授業が必修なのですが、予想通りあまり興味が持てず進振りで他学部に行くことを画策します。ここで立ちふさがったのが第一の壁、第2言語です。フランス語はとてもとても難しく、微妙に英語に似ているために混乱を極めた僕は可を連発します。さらに、挽回を狙った僕に優3割の壁が立ちふさがりました。良を連発した僕は追い出しの甲斐なく進振りを迎えます。ここで科類の壁が僕を襲います。進振り先を選ぶことは本当に大変で、点数的に行けないところが多く困りました。

 このようにして第1段階で見事内定を得られなかった僕ですが、文Ⅰは実は色々な学部に行きやすいということが分かってきました。多くの学部に文Ⅰ枠という優先枠があり、意外といきやすいのです。これを考えると、僕が進振りに失敗しているのは東大の制度だけの問題ではないということが分かってしまいますが、その通りです。これから受験される皆さんは、ぜひ、どの科類に行くのが自分の進路を考える上で良いのかを検討することをオススメします!
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2020年9月 1日 15:54

進振り!

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こんにちは、二年生スタッフの小山です。
先日の第二回東大本番レベル模試お疲れ様でした。所感は校舎に掲示しておきますので自習室利用や授業の際に見てくださいね!

さて、その東大本番レベル模試の翌日、東大二年にとって非常に重要なイベントがありました。それは、

第一段階進学選択内定者発表

です。つまり、「希望の学部学科に行けるか?」という合格発表みたいなものです。
自分は「文学部日本史学専修」という所に進学することになりました。

 東大受験生の皆さんは進学選択(通称・旧称?「進振り」)の存在は知っていることでしょうが、その詳しいこと、つまりどのような手続きをするのか、決まらなかったらどうなるのか・・・なんてことはあまり知らないと思います。いい機会なので、今回はその辺りについて簡単に説明します。科類選択の参考にもなるかもしれません。「東大の基礎知識」と併せて読むとさらに理解しやすいことかと思います。

1.そもそも進振りとは?

 東大生は入学後最初の二年間は全員「教養学部前期課程」に属し、文科・理科混合の授業を行います。前期課程の後には後期課程があり、法学部、医学部、工学部、文学部、経済学部・・などに分かれます。この橋渡しをするのが「進振り」です。

 前期課程を修了するには必修科目(言語など)、総合科目(文理混合。広範囲)、主題科目(ゼミのようなもの)など合わせて約60単位を取得しなくてはなりません。この単位認定の方法には試験やレポートがありますが、大学という所では単位認定の際、単位が出るか/出ないかのみならず、「優・良・可」などの評価がつきます。これは、原評価という得点(1~100)によっており、以下のような対応になっています。

90~100  優上
80~89    優
65~79       良
50~64       可(これ以上は単位が出る)
     ~49       不可(単位が出ない)

 東大ではこの原評価を使い、一年生からの全科目の原評価を平均した「基本平均点」と呼ばれるものを出してそれにより進振りを行っています。(算出方法は少し複雑なのでここでは省略します。)

 ちょうど、センター+二次試験550点を元に上から合格を出していく入試のようなものです。今は公表されていませんが、合格最低点にあたる底点というものがあり、その高さも学科選びにおいて大きなウエイトを占めます。

 しかし進学選択の枠はどこからでも平等というわけではありません。文Ⅰ→法学部は定員が多いので普通に勉強していれば受かりますが、文Ⅲ→法学部となると常にクラス上位にいないと行けません。また、理転の場合は要求科目として理系科目が設定されており、その単位を取っていないと進学の資格が与えられません。

2.進学選択の手続き

 先に述べたように、進振りに向けての争いは一年生の前期から始まっております。しかし、進振りに向けていろいろ動き出すのは二年生になってからです。今年の日程を書き出しておくと、

4月~5月       ①各学部ガイダンス
6月29日      ②第一段階定数発表
6月29日~7月1日   ③第一段階進学志望・不志望登録
7月10日      ④第一段階志望集計表発表
8月11日~9月3日   ⑤第二段階進学志望登録
8月21日      ⑥Sセメスター成績発表
8月21日~26日    ⑦第一段階進学志望登録変更
8月31日      ⑧第一段階進学選択内定者発表
9月16日      ⑨第二段階進学選択内定者発表
9月16日~17日    ⑩第三段階進学志望登録
9月24日      ⑪第三段階進学選択内定者発表

となります。詳しくは前期課程のホームページを見てください。
※今年はコロナウイルスの影響で試験日程にずれが生じたことでいろいろと後ろ倒しになってます。例年とは違う所がありますのでご注意ください。

 二年生はまず、①のガイダンスに出席(今年はオンライン)し、説明を聞いて学科を決めはじめます。②では今年の募集定員が発表されます。これも大学入試と似ていますね。

 そしてその日から、③第一段階進学志望・不志望登録が始まります。第一段階は「本命」にあたり、1つしか選択できません。これが後述する第二段階・第三段階との大きな違いです。まだ決めかねているという理由であえて「不志望」にする人もいます。
 
 この結果を受けて出されるのが④の集計表です。個人の順位も出るので、自分が今どの位置にいるのかというのがわかります。しかし基本平均点に使われるのはこの時期まだ授業をやっている2Sセメスターまでの成績なので、まだ自他ともに上がることも下がることもあります。

 特に一年生の時にあまり単位を取らず、2Sで間に合わせる予定の人は、その分が「0点」扱いになっているためこの時点では異常に低い=参考に値しない点数になっていますので、ここで行けるか行けないか判断するのは早計です。

 試験が終わると、⑤第二段階進学志望登録が始まります。これは第一段階と違い、いくらでも登録できます。学科によっては「志望理由書」が必要ですが、これは第一段階で内定したら無駄な努力なので第一段階の発表後に書き始める人が多いです。

 ⑥成績発表=基本平均点確定がされると、一気に情勢は動きはじめます。集計表が最終的な基本平均点に基づいたものになり、⑦の進学志望登録変更で定員ギリギリ、あるいは完全に定員外になってしまった場合、逆に、行けないと諦めていた先が狙えそうな場合は動きます。ここは完全に心理戦ですね。定員外でも動かずにいたら上が動いて内定した、逆に定員内だと安心していたら上が増えて落ちてしまったなどはよくあることです。

 そして、⑧第一段階進学選択内定者発表が昨日のことです。ここで失敗してしまったら第二段階や第三段階を狙うか、再チャレンジのため降年します。

3.FAQ(よくありそうな質問)

①ある1科目で低い点を取ってしまったら?
→基本平均点に参入する単位数は決まっており、点数が高い方から計算されます。同じ系列の授業で高い点を取れば「追い出し」ができます。しかし必修は追い出しが難しいのでちゃんとやりましょう。

②第三段階でも決まらなかったら?
→(少なくとも去年は)降年です。

③第二段階・第三段階は全学部学科であるの?
→全学部学科ではないです。



以上、進振りについていろいろ見てきましたがいかがでしょうか。割と大学入ってからもハードかも....なんて思ったかもしれません。わからないことがあったら授業の時にでも遠慮なく二年生スタッフ等に聞いてみてください。
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