さて、今週末は全国統一高校生テストですね。東大特進の校舎で実施する数少ない共通テスト型模試です。
みなさん共通テスト対策の調子はいかがでしょうか。もちろん今は二次に注力してほしい時期ですが、同時に少し共通テストを意識し始めてほしい時期です。
センターも共通テストも、「非常に限られた時間の中で得点を最大化する」というのが東大受験生にとっては大切になります。時間無制限の状態で解けと言われたら皆さんかなりの得点が取れるでしょうが、厳しい時間制限があるばかりに、思い通りにいかないのが共通テストです。
ですから、そろそろ「時間」というのを意識して、短期間で問題を片づけられるための訓練に入れるようにしてほしいのですが、そのためには、時間を意識した演習が必要です。そのいい機会として、この全国統一高校生テストを利用してもらえばと思います。
先のブログで、「東大模試を実験の機会として利用しよう」ということを書きましたが、それと同じです。国語の解答順序、数学の時間戦略、地歴でケアレスミスを減らすための工夫...などなど時間制限のある中でこそわかることがあります。
共通テスト対策は始める時期が遅く、本腰を入れてから受ける模試の数も少ない分、1回1回の密度を大切にしましょう。
話は少し変わりますが、全国統一高校生テストには、決勝大会というものがあります。これは東大受験生ならぜひ目指してほしいところで、特に地方受験生に行ってもらいたいです。
というのも、自分は2年前に決勝大会に行ったのですが、そこで駒場に足を運び、入試当日通るであろうルートを確認し、東大特進の自習室に向かい...とかなり有意義な時間を過ごせました。
率直に言うと、タダで東京に行けるいい機会です。ホテルも今までで一番いいところでした。
それでは、全国統一高校生テスト、頑張ってきてください。
コメントする