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皆さんこんにちは!理科一類から工学部物理工学科に内定しました、2年スタッフの平﨑です。

今週末で秋模試も一つ終了し、受験生の皆さんもいよいよ本番を意識し始めるころとなってきたのではないでしょうか。当然受験生の皆さんは勉学に励まれている事と思われますが、その中でも特に何を意識して取り組めば良いかについて、僕の受験生時代の経験も元にしながら書きたいと思います。

①本番の得点力をアップさせるような演習を行う。

まずこれですね。当然もう過去問演習にもみなさん取り組まれている事と思われますが、その中でも大切なのは本番のシミュレーションをするということです。時間も正確に測り、できれば解答用紙も似たような大きさのものを用意するのがよいでしょう。さらには、もし可能であれば学校の先生に答案の添削をお願いするのも良いでしょう。特に個人的に有効だと思っているのが最後の添削をお願いするといった点で、こうすることで、常日頃から他人に見てもらう答案を作成する癖が付きますし、更には自分だけでは見逃してしまっていたかもしれない論理の飛躍などを発見してもらう機会にもなります。

②限られた時間の中でできることとできないことを見極める。

抽象的な見出しとなってしまいましだが、伝えたいことは2点です。

まず一点目は、入試という制限時間のある試験の中では問題を取捨選択する能力も、試験の中で要求される立派な能力であるということです。

このことが際立つ例は数学でしょう。

解答時間は文系なら100分、理系なら150分ですが、この時間の中で与えられた問題を完答することは標準的な受験生でしたら基本的には不可能ですし、合格のための必要条件でもありません。
それよりは、自分が解けそうな問題をその場で見抜き、正確に答えを合わせることが合格のためには必要です。

二点目は、もう少し大きなスパンで見て、入試まであと3ヶ月少しといった時間の中で自分の学力を最大化させるような勉強方法を考えようということです。当然、全ての科目について基礎の復習を行い、苦手分野を潰した上で演習を行い得点力を高めるといったことができるに越したことはないですが、当然大半の受験生にとってはそのような時間は十分にはとれないでしょう。

実戦的には、残された時間の中で、例えば今の苦手科目のカバーに力をあてるといったことや、それとは逆に苦手科目でのハンデを取り返せるぐらいに得意な科目を伸ばすかといった、勉強方針についても選択すべき時期になっているといってもよいのではないでしょうか。

③勉強バランスも考える。

大半の受験生ならば、もう勉強しないといけないということは十分にわかっているでしょう。ただしそういう状況でしばしば陥りがちなのが、自分の得意科目や好きな科目だけ勉強してしまうという現象です。実際僕もこの傾向にハマってしまって、センター直前になっても、社会や国語から逃げ続け、二次の英語数学理科の対策を行っていました。当然苦手や好きでない科目の勉強は辛いですし、避けたくなるのも十二分に分かるのですが、あくまで目標は自分の得点を最大化することであるということを忘れずに、受験勉強を最後まで頑張ってください。


以上が僕からのアドバイスとなります。

残り少なく、メンタル的にも厳しい時期に入ってきたかともおもわれますが、そんなときこそスタッフからの電話相談も上手く活用しながら、残りの受験勉強生活を乗り越えてください。

応援しています!
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