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2021年4月16日 17:31

一人暮らし

 桜も散り、青葉の薫る季節となりました。皆さんつつがなくお過ごしでしょうか。新2年生スタッフの酒井です。2年生はオンライン授業がメインなので、最近は寮と渋谷(ときどき御茶ノ水)を往復する日々を送っています。

 今回は、1年間一人暮らしをしてきた上で一人暮らしの良い点、良くない点を挙げていきたいと思います。来年大学に進学すれば一人暮らしするという人は参考にしてみてください。

 まず良い点ですが、やはり自由度が高いこと。一部の厳格な寮を除き、基本的に一人暮らしは何をするにも自分の判断次第です。例えば食事面で、気が向けばちょっと凝った料理に挑戦することもできますし、面倒・疲れたからコンビニ飯で済ませる、ということもできます。また、同級生や友人、あるいは一人で遊びに行く際も予定が立てやすく、急なスケジュール変更にも柔軟に対応できます。要は生活を自分のスタイルに合わせられるわけですね。

 逆に良くない点として、これも自由度が高いことでしょう。自分探し中ならいざ知らず、我々はあくまで学生ですから、完全にスケジュールフリーというわけにはいきません。平日は8時30分に1限が始まりますし、5限は18時30分前後まで続きます。また当然のことながら予習復習や課題にあてる時間も必要となってきます。従って自分で自分を律し、スケジュールをきっちり決めなければなりません。やりたいことを夜に詰め込んだあげく翌日の授業に寝坊しては本末転倒ですからね。ただ自分を律すると軽く言いますが、これはなかなか難しいことです。よほどの聖人君子でもない限り、完全な自己コントロールはできないでしょう。

 ではどうすれば良いのでしょうか。ここから先は私見になるので読み飛ばしてもらって結構ですが、常人を動かすのは結局報酬です。物質的なものであれ、精神的なものであれ、プラスの報酬への期待、あるいはマイナスの報酬への恐れが我々をコントロールしているのです。

 そうだとすると早起きできない学生が多いのはなぜでしょうか。単位を落とすことは明らかにマイナスの報酬だというのに。これは近い報酬ほど大きく感じるという人の性質によるものです。落第は、少なくとも学期末まではやってきませんからね。それよりも明日やりたいことのプラス面の方が大きく見えるのです。

 従って我々がやるべきことは、目の前に(例えば早起きすることへの)報酬を用意することです。もっとも安直な例は文明の利器、目覚まし時計です。起きなければ「やかましい状態が持続する」という形でマイナスの報酬が与えられます。ただし目覚まし時計は早起きすることにしか対応できません。

 しかし1つだけ、万能ともいえる「報酬」があります。それは友人です。あるいはライバルでも、パートナーでも構いません。友人が友人である限り、ライバルがライバルである限り、パートナーがパートナーである限り、「アイツと一緒にいたい」「アイツに負けるわけにはいかない」といった報酬を期待する感情が、自律の乱れ修正の駆動力となるでしょう。長ったらしい文章ですが、要約すると1人暮らしをする人は積極的に友人を作ろうということでした。

 最後にここまでとは関係ありませんが一人暮らしの注意点を2点。まずゴミ出しは忘れがちなので留意すること。もう1つは食材を買いすぎないこと。

 以上です。受験学年の皆さんはこの1年大変だと思いますが、息切れしないように適度に力を抜きつつ確実に前へ進んでいきましょう。
 
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