ようやっと必修科目のテストが終わりました!
これで一安心という感じですが、対面授業がこの先おそらく存在しないことに虚無感を抱いております...
さて、今回は「科目別勉強法」シリーズ第3弾、物理についてお話させていただきます。(理系科目ばかり続いてしまい申し訳ありません。文系科目についても連載する予定なので文系の方々も楽しみにしていてください)
どの科目の勉強においてもまずきちんと内容を理解する、次に自力で問題を解けるようにするという二段階が存在すると思いますが、とりわけ物理においては内容の理解が重要になってきます。逆に内容を十分に理解していないと問題集に載っている典型問題は解けても、少し見慣れない条件が付いている問題には手も足も出なくなってしまいます。物理という科目は問題の本質が同じであっても本質を理解していない人には全く別の問題に見えてしまう恐ろしい科目なのです!! ですが本質を理解している人には瞬殺で解けてしまう科目でもあります。(苑田先生の授業を受けている方は分かると思いますが...)
では本質を理解するためにはどうすれば良いのでしょうか?
私が最初に伝えておきたいことは問題集に載っている問題を必ずしも全問解く必要はないということです。その代り一問一問丁寧に解いていくことが大切になっていきます。丁寧に解くとはどういうことかと言いますと、
- 問題を解くにあたって自分が書いている数式の意味を言葉で説明できるか考える
- 次元が合っているかどうか確認する
- 文字で置いてある質量や斜面の角度などの極限を取ってみて妥当かどうかを確かめてみる
などです。
受験生の方はこれから過去問に取り組んでいかれると思いますが、最初のうちは制限時間を気にせずじっくりと考えながら解いてみてください。
そしてこれらのうちでまだあやふやな部分が少しでもあると感じたらもう一度基礎法則に戻って納得するまで考え直しましょう。私自身高3の冬でも教科書を読み返すことがありました。「そんな時間ないよ!」と思われるかもしれませんが、そうすることで着実に理解が深まり、その後の勉強効率が格段に上がるはずです。
なお物理の勉強では自分で手を動かして計算するということが大切です。解答を見るだけでわかった気になっているともったいないので注意してくださいね。
これからじめじめとした天気が続きそうですが、頑張っていきましょう!
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