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東大レポート: 2014年7月アーカイブ

こんにちは、文科Ⅱ類2年の勅使河原美紗です。
いよいよ8月も目の前、毎日暑い日が続く夏本番ですが、
みなさん夏バテや夏風邪にはかからず元気に過ごしていますか?
(一方で先週猛暑日を経験したせいか、気温30度程度の今日などは「あ、そんなに暑くもないな」と感じ、感覚の麻痺に危機感を抱くのは私だけでしょうか......?笑)
自分がやるべき勉強の時間をたっぷり取れて、大きな東大模試にも挑戦する夏。体調不良なんかにやられていては勿体ないので、早寝早起きと規則正しい食生活はぜひ守ってくださいね^^

さて、最近は夏休みに関する記事ばっかりだったので、今回は東大生の「夏休み前」の一大イベントを紹介しようと思います。
夏休み前とかかなり昔じゃん、と思ったあなた、実は東大生のなかには7/30現在、まだ夏休みを迎えていない人もいるんです。
私たちと夏休みの間に立ちはだかる存在、それはそう、「期末試験」です。

現在の東大は多くの大学と同じように2学期制で、各学期末、7月と2月には期末試験があります。
例えば今年度の夏学期、1・2年生全員が所属する前期教養学部では、
7月18日~31日の2週間弱が試験期間でした。(だから高校生と大学生の夏休み開始時期がずれているんですね^^)。
ちなみに理系の1年生は、9月の頭にも必修授業の試験が実施されます。そのため8月中は夏休みを満喫しつつ試験対策を進めなければならないそうです......。

試験期間中の大変さは人それぞれです。
例えば1年生の夏学期には、その後の駒場生活を少しでも楽にすべく多くの人が多数の授業を履修します。
したがって試験期間中も連日90分の試験を、1日2、3個受けることになるので、7月の初め頃から試験準備に追われ、7月末までは受験生のように勉強することになります。
一方で1年次に単位の取得に成功した2年生は、通常授業期間よりもゆとりのあるような日々を送ります。笑
私も今学期は試験期間中には1科目受験するだけで済み、大好きな部活にも十分な時間を取れる7月後半でした(*^^*)
また、成績評価をレポートで行う授業の多くは期末試験がないため、試験よりもレポートを好む人はそのような授業を履修し、試験期間に楽をするということもあるようです(とは言ってももちろんレポートはこなさなければならないため、一概に楽とは言えず得手不得手の問題なのですが......ちなみに私はレポートよりも試験派です)。

気になる試験の内容ですが、授業によって様々です。
なかには高校の試験のようにマークシート式や短答式の問題を出す先生もいますが、
文系の場合その多くは論述問題です。
よくあるものとしては「△△△とは何か、論じた上でそれに対する自分の意見を述べなさい。」といった問題に、90分で2、3問程度解答するといった感じでしょうか。
90分間ひたすら書き続けることも多々あり、頭も腕も疲れます。
理系の試験については詳しくは分かりませんが(ごめんなさい)、私が1年次に受けた文系対象の数学の試験では、高校の試験と同じような体で6問出題されており、そのなかから4問選んで90分で解答するという形式でした。

1年次には夏学期の成績は10月に、冬学期の成績は3月に発表されます。
各教科について100点満点中の点数が与えられ、点数に応じて「優・良・可・不可」の4段階で評価されます。
ちなみに点数の付け方は相対評価なので試験の素点がそのまま成績になるとは限りません。
駒場のうちは、進振りがあるため成績の点数は大多数の人にとって大きな関心事となります。
東大生の平均点数が大体75点で、80点を超えれば優秀と言われる域に入るでしょうか。
私も今学期は進振りのため多少でも点数を上げたいと思って臨んだのですが、果たして結果はどうでしょうか......2年生の成績発表がある8月下旬までドキドキして過ごします......。笑

以上、期末試験の概観だけお伝えしましたが、
スタッフが実際にどのような試験を受けたかなど、もっと詳しいことを知りたい人はぜひ直接質問してください!

最後に。受験生の皆さんは今必死に勉強していると思いますが、それは「受験生時代」だけで終わるものではありません。
東大に合格して東大生になっても、強制的にでも勉強させられる期末試験をはじめ笑、
勉強する機会は尽きないし、尽かせてはいけないと思います。
目の前の点数競争やテクニックにとらわれず、知的好奇心を満たす楽しさと、
今の努力が直に自ら突入していく「学問の世界」を支える基礎となることを意識しながら、学び続けていってくださいね。
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2014年7月26日 15:46

大学生の夏

はじめまして!!
ブログの更新は初めてになります。
理科三類二年の吉田敬士です。

今日は隅田川花火大会ですね。
去年は大雨に降られてしまったという事で、今年はちゃんと全部打ち上げられるといいですね!
せっかく全国の花火職人さんがきれいな花火を作って下さっているので、ぜひとも見たいものです。

さて、最近の更新は勉強についてのものが多かったので、大学生の夏休みをテーマに楽しくいきたいと思います。

夏といえばさっきも言ったように花火ですね!!
様々なサークルが全力を出して、席を取ります!
隅田川といえばとても混んでいて見るのが大変というイメージがあるかもしれません。
でも!!
ちゃんと席を取ってあるので、落ち着いて美しい炎色反応を鑑賞できるそうです。

あとはサークル等の夏合宿に行く人も多いようです。
仲の良いひとたちと泊まりで出かけられるってだけで楽しいですよね。
肝試しなどの楽しいイベント盛り沢山だそうです!!

他には、夏休みを利用して主には語学の習得をめざして、短期ではありますが海外の大学に留学する人もいます。なかなか外国には行けないので、留学に+αで宿泊して、観光もついでにする人もいます。(それが楽しみで留学する人もいたり)
もう少し学年が上がると、専門的な事を学びに留学といった事もあるかもしれませんね。

まだまだ別の自分のやりたいことをやる大学生もいます!

ちなみに僕は、テニスの練習をしつつ、溜まってしまった読みたい本を積ん読状態から解放しようかなと思っています。
大学生の夏様々な楽しみ方がありそうですね!



さてさて、高3の受験生の皆さんにとっては勉強を沢山せねばならず、少し大変な夏かもしれません。でも、一年経てばとても楽しい夏になること間違いなしです。

花火のように皆さんの成績が上がりまくりますように!!!!!
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2014年7月 2日 18:30

れっつ進振り!

こんにちは、それとはじめまして。2年生スタッフの佐藤柚花です。

初ブログなので軽く自己紹介をしておきます。

出身高校は女子学院高校で、受験科目は物化と倫政でした。今は理科Ⅰ類の2年生で、(どうでもいいけど)第2外国語はフランス語です。フランス語のクラスは女子が多めなので、特に女子の少ない理科Ⅰ類を志望している方にはおすすめです(笑)。

さて、タイトルの通り今回は進振りについて少しお話しようかな、と思います。

皆さんご存知だとは思いますが、東大の1、2年生はまだ一般的な「学部」には属していません。受験の際に志望した科類で勉強し、そこでの定期試験の結果を使って進振り(進学振り分け)に臨みます。簡単に言うと、

志望した学部、学科に対して定員を超えた志望がある場合→点数が高い順に振り分け

志望者が定員を下回った場合→全員進学できる(こういう場合を「底割れする」と言います)

といったシステムです。科類ごとに枠があって募集人数が違ったり、第二段階(大学受験でいう後期試験のようなもの)があったりといろいろ複雑なので、興味のある方は調べてみてくださいね。

各科類からの進学先はだいたい

文科Ⅰ類→法学部

文科Ⅱ類→経済学部

文科Ⅲ類→文学部、教育学部など

理科Ⅰ類→理学部、工学部など

理科Ⅱ類→農学部、薬学部など

理科Ⅲ類→医学部

ですが、全ての科類の学生の中で点数を競わせる「全科類枠」などを設けている学科も多く、もちろん上記以外の学部にも進学することができます。

先ほど「1、2年生は......」といいましたが、実は学部が決定するのは2年の夏あたりなんです。2年生の前半までの成績で、進学できる学部が決まるのです。既に今年度の進振りについては第一希望の学部・学科が集計され、先日その結果が発表されました。結果というのは......そうですね、大学受験のセンターリサーチみたいなもので、「(今のところ1年生のときまでの成績しか出ていないので)1年生のときの成績が何点の人が暫定ボーダーで、このままだとこの点数より上の人がこの学科に進学できます」という点数が各学科ごとに発表されます。だいたいの学部は底割れしないので、(だいたい法学部または医学部に進学できる文Ⅰ、理Ⅲ生以外は)ドキドキでこの発表の日を迎えるわけです。文Ⅱからはほとんどの学生が経済学部に進学できると勘違いされがちですが、実は4分の1くらい行けないみたいですよ。安心できませんね。

2年前半の期末試験が終わったら、いよいよ進学振り分けです。ここが頑張り時!!私たちも頑張るので、皆さんも勉強頑張って下さい(笑)

私も学部・学科が決まり次第、また皆さんに何らかの形でご報告できればと思います。無事に進学できれば。(笑)あ、ちなみに進学振り分けで希望の学科に行けなくて、もう1回トライしたい......ということになると、降年といって、もう1年同じ科類の学生として勉強して点数を稼いで、次の進振りに参加します。浪人みたいなものです。

このブログにはあまりコメントが来ないそうですね。(笑)せっかくなので、どなたか気が向いたらコメントしてくれると嬉しいです。特進の授業でもお会いできたら嬉しいです!

梅雨も明けて暑ーい日々が続くと思われますが、皆さんくれぐれも体調には気を付けて下さいね。涼しい部屋で集中して勉強したければ、御茶ノ水か渋谷の自習室へ!(笑)待ってます。

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