東大特進のまどの最近のブログ記事

 こんにちは!理科三類1年の米田です。ようやくSセメスターの終わりと夏休みが近づいてきてウキウキすると同時に、セメスター末の試験が近づいてきてげんなりしています。高校までの定期試験と違って、そこそこ勉強しなければ落単まっしぐらということもあり、戦々恐々としながら試験勉強をそろそろ開始しようかなと思い続けて早2日が経過しました。いつになったら勉強するんでしょうね。大丈夫かな、化学熱力学...

 

 さて今回は、科目別勉強法の現代文編です。何をコメントすべきかは、おそらくこれを読んでいる皆さんの実力によるところが大きいでしょう。そんなわけで、以下は、ごくごく誰にでも通じる一般論を書き連ねていくことにしたいと思います。

 

 現代文で得点するにはどうすればよいか、という問いについて答えるのは難しいですが、一般に大事だと言われているポイントはそんなに多くありません。1つ目は「問題文を正確に読んで、その論理関係を把握すること」、2つ目は「設問の要求に正確に答えること」です。ほとんど同値変形のようなことしか言っていないように思えるかもしれませんが、実際のところ、現代文で失点してしまう人は、この2ポイントのどちらかに失敗していることが多いと考えられます。

 

 1つ目のポイント、「問題文を正確に読んで、その論理関係を把握すること」について。問題文を正確に読もうと言われても、そんなものはできている、と思うかもしれません。ここで極めて重要なこと問題文を読んだうえで、その論理関係を把握できているか、という点にあります。たとえば問題文を読んで、まぁなんとなくは分かった気になったけど、いざ設問を解くにあたっては、傍線部の前後を巧妙に、それっぽくまとめただけの答案しか作成できない人がいます。もちろん、これで得点が全く不可能というわけではありません。確かに解答に必要な要素は傍線部の前後に書かれてあることが多く、そのような場合には加点もされるのですが、高得点は狙えないし、場合によっては得点がほぼ望めないという事例にも遭遇するでしょう。

 

 となれば、何をするべきなのか。なぜ傍線部の周辺しか解答に使えないままなのかを考えてみると、これは単に文章の論理関係を把握できていないからではないかと推察されます。たとえば同内容を説明しているのか、対比が行われているのか、具体例を挙げているのか、因果関係の説明が行われているのか、などなど、注目すべき関係は数多く存在します。本文の内容だけでなく、文章中の接続詞や細かい表現に至るまで、様々なポイントに留意すれば、この論理関係を多少なりとも把握することが可能になるはずです。

 

 では、論理関係を正しく把握すれば点数が上昇していくのでしょうか。上昇してほしいところではありますが、残念ながら、点数を獲得するには、理解した論理関係を設問の解答として落とし込む作業が必要になってきます。これが、ポイントの2つ目の、「設問の要求に正確に答えること」に他なりません。

 

 見落としがちなポイントではありますが、現代文において(のみならず、古文や漢文においても)設問の要求に確実に答えることは、きわめて重要です。比較的簡単な部類の話で言えば、「理由を聞かれたら理由で答える」とか、そういったレベルの話も当然ここに含まれます。もっと話を進めて言えば、「~とはどういうことか」の設問に対しては、その該当箇所の文言を換言・説明することが目標になります。「~なぜか」の設問に対しては、その該当箇所の理由を説明することが目標になるわけで、そうやって考えてみれば、「<解答>だから<該当箇所>である」という因果関係が成立している必要があります。特に後者の例は顕著で、いざ答案を書いてみたはいいものの、その答案が該当箇所の厳密な理由説明になっているか、因果関係が成立しているかということを確認してみると、実際には因果関係が成立していないというような例は数多く存在します。これこそが、設問の要求に正確に答えるという文の意味している内容であり、私が受験生時代にさんざん苦労した箇所でもあります。

 

 以上の長い文章を踏まえて、勉強法について触れておきましょう。自分ひとりで文章の論理関係を正確に把握するのは難しいものです。林修先生の授業を聞いてみるか、あるいは、過去問の解説を読んでみるとか、そういった試みは比較的有効なものになるのではないかと思います。さらには、複数の模範解答を読み比べて、どこが異なっているのか、どの解答が最も設問の要求に答えられているかを、自分で考えてみることもできます。例えばあるポイントが、ある模範解答でのみ欠落している場合、そのポイントが解答に必要かどうかを確認してみましょう。簡単ではないかもしれませんが、こういった試行を繰り返すことで、自然に解答に必要な要素を考えるようになり、論理関係を把握する上ではよい練習になるものと思います。

 

 補足ですが、もちろん、漢字で失点しないことも大事です。たかが33(配点はあくまで推定ですが)とはいえ、馬鹿に出来ない3点であることに間違いはありません。あああの時ちゃんと漢字が書けていれば、などとどうしようもない後悔にさいなまれることの無いようにしたいものです。ただ受験直前になって漢字を復習している暇があるかと言われれば、そんなものは存在しないと腹をくくっておいたほうがよほど現実的ということもあり、欲を言えば、漢字に不安を抱えている人は高2までに完璧にしておくべきだと言っておきます。

 

 さらに補足ですが、多くの人、特に理系の皆さんにとって現代文の優先順位はあまり高いものではないと思います。私自身そうでした。現時点で数英理がもう完成している、他に勉強することもなくて暇だ、という方は、ぜひ国語を勉強してもらえればよいと、これはもう全く胸を張って助言することができるわけですが、現実にそのような境遇の方は少ないというのが実情であり、となれば、今まだ苦手な科目を優先的に学習することをおすすめします。合否は国語のみの点数で決定されるわけではありません。皆さんが、1点でも高く、本番で得点できることを祈念しております。

 

 

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2021年7月10日 10:43

進振り第一段階について

 2年生スタッフの酒井です。

 去る7月7日の七夕の日に、皆さんは何を星に願いましたか?合格、良縁、健康、あるいは....。人それぞれに様々な願いがあると思いますが、こと東京大学教養学部前期課程の学生に関しては概ね一致しているものと思われます。というのも同日1年生はS1タームの成績発表、2年生は進振りの第一段階志望集計結果の発表があるからです。1年越しに織姫と彦星が天の川の岸辺で出逢う日に、ロマンのかけらもない東大生は1点でも高い点数を、1つでも高い順位を、星ならぬUTASに願います。

 というわけで今回は、理一の進振り(工学部と理学部) について書きます。ただ、進振りのシステムについては、ライブ授業で配付される「東大の基礎知識」やその他資料にも詳しく掲載されているので、ここでは単願の第一段階と、いくつでも志望を出せる第二段階があるということだけ紹介するにとどめ、現時点での傾向について触れます。
ただしソースは公式のものではなく、あくまで噂やツイッターであり、不正確な部分も多いので参考程度に。

  1.工学部
 大半の(底割れしていない←ここ重要)学部は例年通り(基本平均点換算60から75くらい?)です。また、底点インフレでおなじみ計数、電情、電電の情報・電子系3学科については、いずれもボーダーが高いものの、それでも例年よりはやや控えめなようです。そして特筆すべきは、工学部底割れ三銃士こと応用化学、化シス、化生の3学科が底割れしていないことです。ボーダーこそ低いですが、化学系復権の兆しだとすれば喜ばしい限りです。

 2.理学部
 地物(地球惑星物理学科)が底割れしました。他の学科は概ね例年通りのようです。なお理情は情報系の例にもれず頭一つ抜きんでています。

※第一段階の底点は、第二段階に比べ高くなる傾向があります。そのため、実際のボーダーは上に挙げた範囲よりやや低くなることが予想されます。

 いずれにしても、これから東京大学を受験される皆さんは、入学後、行きたい学部についてリサーチし、ある程度履修の計画を立てておくことを強くオススメします。

 余談ですが、このページにミニゲームを設置しました(セキュリティ環境によっては動作しません)。ページを読み込むごとに0から1までの疑似乱数が生成されるので、工学部(>0.5)、理学部(<=0.5)のサブタイトルをクリックして当ててみてください。
それだけです。はい。
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 お久しぶりです。2年生スタッフの酒井です。このところ受験生向けの科目別勉強法記事が続いたので,今回は高校2年生、1年生のこの時期における受験勉強へのリソース配分について書きます。 

 そもそも今の段階で受験勉強に全振りしている方は少ないと思います。とりわけ高校1年生の方は、文化祭や体育祭があったり、(このご時世でなければ)友人と遊びに出かけたり、むしろ勉強以外の要素が生活の中心となっているのではないでしょうか。

 もちろんそれで構わないのですが、各人の立っているライン、及び各人の受験勉強のセンスはばらばらであるということには十分留意してください。受験学年になれば、多くの人が受験勉強に8割方のリソースを割くようになるため、センス、才能、あるいは要領の良さといった向上させ難いものが進捗具合を左右します。また、同程度のセンスetcがあった場合でも、高3時点でのスタートラインが違えば追いつけるはずがありません。

 例えばここにA、B、Cという、高1時点での学力が等しい3人の高校3年生がいたとしましょう。Aは抜群のセンスをもっているものの、2年生までは一切受験勉強にタッチしていません。Bはセンスにおいては普通であり、2年生の間少し(2割ほどのリソースを割いて)受験勉強に取り組んでいました。一方Cはあまり要領が良くないものの、2年生までの2年間、5割ほどのリソースを割いて受験対策をしていました。
 
 ここで「センス」を定量的に評価する為、三人の進捗(模試での偏差値の伸びなど)とリソース(勉強に割いた時間)の比をa,b,cとし、a:b:c=2:1.5:1とでもしましょう。また、1年間のリソース総量をTとおきます。この場合、各人の3年生スタート時の進捗はそれぞれ0,0.3cT,cTと求められます。ここから1年間各人が8割のリソースを割いて勉強したとすると、最終的な進捗はそれぞれ1.6cT,1.5cT,1.8cTとなります。つまり、最終的な学力はC>A>Bの順になるということです。AはセンスでBを追い抜いたものの、はるか前を走っていたCには及ばなかったということですね。

 もちろんこのモデルは恣意的に、つまり最終結果ありきで作ったものです。しかしながら実際、高1時点では並んでいた3人が合格発表の日に明暗が分かれた、というような事例は枚挙のいとまがありません。

 高2、高1生の皆さんには、受験学年になってからの巻き返しは相当のセンスが無い限り厳しいものであるという認識を持っていただき、現時点での自分の進捗、及び受験勉強におけるセンスを、例えば模試等を活用して客観的に分析した上で、学校行事や友人関係の重要性と比較勘考し、勉強へのリソース配分を見直して欲しいと願います。

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 こんにちは!理科二類二年の田口です。数日前にチョン・ミョンフンという韓国のすごい人のブラ1とブラ2を聴きに行って、人生でいちばん感動しました。鳥肌しかたたん。最近の目標はリストのマゼッパを弾くことです。鬼火の1つ前のです。

 さて、今回は科目別勉強法の理系数学編です。入試では普通よりちょい良いかもくらいの点数しか取っていないので恐縮なのですが、ある程度の点数を目指すにあたっていちおう参考になると思いますので、息抜きにでも読んでもらえたら喜びます。

 最近の数学は難しいとよく言われますが、個人的にはそれほどでもないと思っています。手を付けられないようなのが大問まるまる1つ2つあったりもしますが(私も入試の時に厳密に完答したのは第3問だけで)、でもそれ以外は東大受験生ならギリなんとかなるレベル(私は第3問と第6問以外で8割くらいずつでした)です。150分あるので、2問くらい完答して、2問くらい半分くらい解いて、ヤバそうな問題は(1)だけいちおう解いた形跡を残してお茶を濁す(私は第6問は落書きしたものを提出しましたし)、みたいなことをすれば50点~60点くらいはもらえると思います。

 それでは、本題の勉強法について、高3生向けになります。基本的には、おさらい→基礎レベルの演習→ある程度のレベルの演習→過去問、という流れになります。

 おさらい、というのは、学校の授業などで数Ⅲまでさらうことです。多くの人はもう終わっていると思います。もし終わっていない場合は、他教科との兼ね合いもあると思いますので、次の基礎レベルの演習と並行するとよいと思います。

 次に、網羅系問題集で一通りの定石を頭に入れていきます。素材はなんでもよくて、学校で何か配られていると思いますのでそれを使えばよいですし、東進で通期で通っていて教材が手元にあればそれでもよいと思います。ここでは問題を解けることは問題ではなくて、定石を覚えることが大事です。例題を読んで、次に練習問題をやってみて、解けなかったら解答を見ればよいと思います。普通は何回も解き直すと思うので、次の時にさっと解ければそれでよいと思います。夏休みが終わるまでにここまで到達していれば十分です。

 そして、そこそこ難しいと言われているような問題集で演習を積む過程に入ります。これは、例えば京都大学や大阪大学などの過去問で勉強するのもよいと思います(私はそうしました)。いちおうそこそこ難しい大学の過去問ですから、ひょっこり自力で解けてしまったりするとうれしいです。ここの演習が一番大切なので、あせらずじっくり取り組んでもらいたいと思います。東進の「数学の真髄」を担当されている青木純二先生の言葉をお借りすれば、「引き出しを開けたり閉めたり」する練習です。すぐに解答を見てしまうのはもったいないかもしれません。こういう問題はこういう解き方をすればよい、というようにワンパターンになってしまわずに、結果的にそれで解けたとしても、なぜそれでうまくいったのか、に十分気をつけるとよいと思います。自分が知っている手筋をいろいろ試してみて、どれはよさそうで、どれはだめそうか、それはなぜか、よく考えながら、この時期を過ごしてもらいたいと思います。かぼちゃのおばけの頃までは時間をかけて大丈夫です。ハロウィンです。過去問は意外とすぐになくなるので、もっとかけても大丈夫です。

 最後に、いよいよ東大の過去問を解いていきます。ばらばらに解くかセットで解くか、流派があるので、好きにすればよいと思いますが、何年分かとっておいて残りをばらばらに解く人が多いです。前の段階でしっかり取り組んでいれば、意外と解けたり解けなかったりすると思います。ここでもすぐに解答を見てしまうのはもったいないと思います。入試でも解答は見られませんから。何時間かかってもよいので自力で解けるように腕力を鍛えておくとよいと思います。過去問を解くときは、B5(解答欄とだいたい同じ大きさ)の裏紙に収まるように、採点官に提出するつもりで、答案を書くとよいと思います。綺麗に書いたあとにクリップで束ねて観賞用に部屋においておくと気持ちよくなるのでおすすめです。共通テスト対策に移行するまで取り組んでもよいですし、共通テスト後に続きを取り組んでもよいと思います。2周3周してもよいです。私は直前期はその年の私大の問題をタイムアタックしました。

 以上になります。最後まで読んでもらってありがとうございます。みなさんの数学の点数が1点でも上がりますように。お祈りしています。

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 皆さんこんにちは、東大特進スタッフで文科二類二年の角田です。東大特進スタッフになってはや1年と少しが経っていますが、実は今日がはじめての登場になります。はじめまして。最近文二から農学部への進学を目指し単位集めに奔走しているので、もしかしたら進学選択の記事なんかでまた皆さんのお目にかかる機会があるかもしれません。

 

 さて、今回は昨日の佐々木さんに続きスタッフの科目別勉強法の紹介で、科目は3科目中の最後の地理について書いていこうと思います。過去の2科目の記事のリンクも以下に掲載しておくので是非参照してみてください!

 

スタッフが語る ~東大世界史 勉強法~

スタッフが語る ~東大日本史 勉強法~

 

 社会2科目での受験が必要な、数少ない(唯一?) 国公立大である東大の受験生を除けば、そもそも二次試験で地理を用いる人はそうそういません。なので、需要と供給の関係というもので、必然的に二次試験向けの論述問題集だったり、論述を意識した参考書だったりがなかなか見つからない、あるいは皆さんの通っている学校次第では、論述対策の指導をしてくださる先生を探すのにも苦労するかもしれません。そのため、何を勉強したらいいかわからない、どういった学力が二次試験で必要とされるのだろうかといった悩みが、昨年の1年間生徒の皆さんの学習指導に関わる中で散見されました。そんな中、自分が強くおすすめしてきた(個人的)最強問題集とその活用法があるのでご紹介しようと思います。

 

 センター試験(共通テスト)の過去問集です。いやマーク式でしょって話だよねって思った皆さん、考え方が逆です(逆ではないです)。マーク式だと論述問題と違う思考プロセスや知識が必要となるかというと、全くそうではありません。結局マーク式で回答する際には、1)データや地図を読み込み、2)そのデータや地形が形成されるに至った要因を考察し、3)複数個の選択肢の中から1つを選ぶというプロセスをたどるわけですが、ゴールが3)になるのがマーク式で、2)を回答に用いるのが論述問題というだけの話です。そのため、マーク式問題集をやり込み、解いた問題で必要となった知識を資料集あるいはデータブックに探しに行き読み込む、その繰り返しが論述にも共通する知識の網羅につながります。復習ベースの受注生産方式で学習を進めるべき科目だという認識です。ただしセンター試験では取り扱われにくい地誌や、その他頻出分野外の分野には、個別での対策が必要です。これは正直出そうなところを予測するしかないですが...

 

 また、このように学習を進める中で意識するべきポイントがあります。日本史の回ですでに石原さんが素晴らしすぎる説明をしてくださっていますが、「意味を考える」ということです。地理の場合は何故そのデータになっているかです。例えばアルミニウムの生産国の顔ぶれと、その原料たるボーキサイトの産出国のそれは一致しないことが多いです。ボーキサイトの精錬には膨大な電力が必要で、発電に余力がある/発電コストが安い国々でないと産業化が難しいからです。そしてその余裕を生む要因として豊富な産油量に任せた火力発電、あるいは地形を生かした強力な水力発電があげられ、さらにそれらの資源を生むに至った新期造山帯などの分布...と、ちょっとしたデータにも掘り返せば無限の背景があります。その背景について可能な限り深掘りを進めることが、そのデータそのものの記憶にも繋がりますし、そのデータと関連する膨大な量の知識もまた同時に脳内にインプットされます。この過程で体系化された知識と、醸成された思考プロセスが論述において必要とされるもののすべてだと思っています。

 

 こうしてマーク式の問題の有用性について熱弁してきたわけですが、受験戦略上でも強力なツールになると思っています。というのも、当たり前ですが共通テスト対策になるからです。一般に地理を選択される方は世界史との組み合わせが多いですが、世界史はとにかく完成までに時間がかかり、地理に割ける時間が生まれるのは秋以降になる、というのは現役の皆さんには起こりやすい話です。ですが、共通テスト対策と論述対策が同時に行えるとなれば、そう両立にも苦労しないはずです。もとをただせば二つの試験で求められる能力が同じだからというところはありますが...そして、それで余裕を生めれば世界史も強化できて、総合力でダブル史選択にも打ち勝てるはずです。

 

 以上個人的におすすめする地理の学習方法でした。最後に東大特進のブログということで東大特進コースの宣伝をしておこうと思います!東大特進コースで開講されている村瀬先生の「東大地理特講」は、そうしたデータの背景を重視される素晴らしい授業です。そして、勿論t-POD(映像授業)でも開講されているので、時間的、あるいは地理的に厳しい方でもPCスマホ一つで簡単に受講できます。是非とも受講してみてください、地理の正しい学び方について実感できると思います!ではまた!

 

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皆さんこんにちは、東大特進スタッフ文科一類2年の佐々木です。

最近やっと免許を取ることができたので、いつかドライブ旅行を満喫できる日を夢見て地道に駐車練習に明け暮れる毎日を送っています。

 

さて、今回はスタッフの科目別勉強法紹介シリーズの世界史編です。

それではさっそく見ていきましょう!

 

みなさんは世界史の勉強と聞いて真っ先に何をイメージしますか?

一問一答などでひたすら暗記に励んだり、勉強したことを綺麗にまとめて自分だけの参考書を作ったり......。

 

一口に世界史の勉強といっても人それぞれスタイルがあると思います。

これらを正しい勉強法と誤った勉強法とに分けることは難しく、その方法で結果が出続けている限り少なくとも間違った方向は向いていないと言えるのではないでしょうか。

 

ただ、そのように各々世界史を勉強していくなかで意識してほしいことがあります。

 

それは細かい知識に固執し過ぎないことです。

 

勉強を進めていくとどうしても覚えきれない知識が出てきます。

これらを完璧にしてから次にいきたい気持ちはとてもよく分かりますが、

細かい部分ばかり見て全体像や大きな流れを見失ったら元も子もありません。

たまにオリエントのスペシャリストになりかけている人を見かけることがありますが、

おそらく途中で息切れしてしまうはずです、、

 

ですので、はじめは教科書レベルの知識を押さえようくらいの気持ちで全体を見渡してください。

 

東大世界史の第一問は約600字のいわゆる「大論述」が恒例となっており、すでに恐れ戦いている受験生もいるかもしれませんが、

東大の世界史は基本的な内容をしっかり把握し、きちんと演習を積めば安定的な得点を見込むことができ、直前期には第一問も確実に書けるようになります。

ですので、基礎を盤石にするつもりで焦らず着実に勉強を進めていってほしいです。

 

これから本格的な夏を迎えますが、暑さに負けずに頑張っていきましょう!

 

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こんにちは、法学部三年の石原です!じめじめとした日が続きますが皆さん恙なくお過ごしでしょうか。

 

 

スタッフの科目別勉強法紹介シリーズということで、今日は僕の得意科目の日本史について書いてみたいと思います!さっそくいきましょう。

 

 

東大日本史対策をしていく上で大切な事。本当にたくさんあるのですが、特にこの時期から絶対頭に入れておいて頂きたいこととして、「知識の意味を考える」という作業の必要性があります。それ以外は全てテクニックに過ぎないといってもいいかもしれません。

 

 

○知識の持つ意味

 東大日本史対策をする上で必要な事、それは知識の単なるインプットではありません。荘園領主とか、石高制とか、単語をある種等価なものとしてひたすら覚え込む作業は、せいぜい一次試験で通用すれば良い方というものでしょう。東大が欲しいのは物知り博士ではありません。

 大切なことは、その知識が「どのような意味で」取り上げられているのかを考えることです。断言してしまえば、様々な具体的な知識は、それが登場する時代背景(制度、経済、社会などなど...)となんらかの関係をもっているからこそ紹介されています。

 簡単にではありますが、具体例を一つ挙げてみましょう。近世社会を勉強していると「かぶきもの」について学習します。「へー江戸幕府の治世下ではかぶいてるやつがいたんだー」で終わってしまってはいけません。なんでこの知識を、わざわざ大学教授が日本史の教科書に書いているのかを考えてみる必要があります。少し遡ってみてください。中世という時代を象徴する世界観として、「自力救済」の精神がありますね。江戸幕府は、それを一切禁じる(=武力、暴力を国家が独占する、ちょっと近代チックですね)ものとして成立しました。つまり、近世は私的な武力行使を公には禁止した世界なわけです。しかしかぶきものは、それを否定するものとして登場します。乱暴、狼藉を働くアウトサイダーとして、特に過渡期である近世初期に、あえて私的武力行使を全開にして権力にあらがう姿勢をみせたわけですね。近世という時代において、中世的な要素を色濃く残す存在がいたという事例。「時代が変わる」というのは、真赤が真っ白に変わるようにはいかないという意味をここから読み取るのが、教科書の行間を読んで勉強するということなんですね。

 ちょっとマイナーめなかぶきもの一つとってみてもこうですから、他のメジャーな知識はもっと重要な意味を持っているがゆえに紹介されている訳です。正直この辺りの機微が分かっていないなら、一問一答で全問正解できたとしても、東大日本史を受ける準備の3割もできていないと言っていいでしょう。少し冷や汗が出てきましたか?笑

 

 

良質なインプットは、点が取れるアウトプットの必要条件です。もちろんアウトプット特有のテクニックもありますが、8割はどのようにインプットを行うかにかかっていると言っていいでしょうね。一度、自分の方法論を見直してみてください。

 

 

文章を書かせるととにかく長くなる人間なので(6月東大模試の世界史の所感も僕が書きましたので、それをみていただければなるほど、という感じだと思います笑)、かなり簡潔にまとめてみましたがいかがでしょうか。

 

 

とにかくインプットを効率的に、かつ有意義なものとする事。そのためには時代背景から知識を見、逆に知識から時代背景を抽出し、の解釈学的な循環の中で豊饒な知識を蓄えることが必須です。豊饒さとは量的なものではなく、質的なものです。それは今回のお話で理解していただけたのではないかと思います。正直、二次対策で一次対策も全て包含しているとも言えますよね。

 

 

英数に比してそれほど時間を割いてもいられない地歴科目だからこそ、なるべく効率よく試験対策を進めて行くことが大切です。今回のお話を皆さんの受験生活の一助として頂ければと思います。

 

 

他にも様々なアドバイスがあるのですが、それはまたの機会に。校舎で話しかけていただければいつでも相談に乗りますよ。

それでは。

 

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 2年生スタッフの酒井です。最近ようやく自動車教習所に通い始めたのですが、進路、速度操作が精一杯で周りの状況にあまり気を配れず、所内はともかく路上教習をまともにパスできる気がしません。とはいってもたいていの人が免許を無事取得できていることを考えると、結局慣れなのでしょうか。

 

 さて、今回は「科目別勉強法」第2弾として、化学の勉強法についてです。ご存知のように、大学受験の化学は大きく3つの分野、すなわち有機化学、無機化学、理論化学にわかれます。以降ではそれぞれの分野についての勉強法の一例を挙げます。

 

1.      有機化学

有機化学がからむ問題、特に有機化合物の構造決定、逆合成解析などを解くうえで最も重要となるのは定型的反応に関する知識と理解です。用いる試薬、反応に必要な条件、主生成物と副生成物、反応の結果(色、沈殿の有無など)、そして反応機構など、おさえておくべきことは無数にあります。しかし、その根底にある原理(と考えられていること)は案外シンプルなこともありますから、学習の際には調べてみると良いでしょう。

2.      無機化学・理論化学

無機化学と理論化学はたいてい融合問題の形で出題されます。典型的なテーマとしては滴定や結晶構造、平衡定数などが挙げられます。いずれも必要な知識量自体は有機化学に比べて少なく、どちらかというと正確な処理能力が求められる傾向にあり、計算問題と呼ばれるゆえんです。ただし必要な前提知識が少ない分、これが抜け落ちていると歯が立たないですから、教科書や参考書に記載されている重要な情報を全て確実におさえた上で、計算速度を磨くなど演習を積みましょう。

 

 東大理科は2科目150分と制限時間が短く、完答することは困難です。そのため、できるだけ演習を積んで処理速度をあげておくことが必要となるのですが、基礎知識がインプットされていることが大前提です。化学は他教科と比べて演習量に対する点数の伸びの応答が速い、言いかえれば直前に演習を積んでも良い科目ですから、あせらず教科書内容をかためましょう。



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皆さんお久しぶりです、東大特進スタッフ理科二類2年の兵藤です。

 

大学の必修科目の試験が終わってやっと一息つくことができました。

 

さて、今日はまた生物のお話をしたいと思います。前回は東大の生物の勉強法について書きましたが、今回は入試に向けた生物の勉強法のお話です。

 

大学入試の生物の勉強で最も大切なのは教科書のしっかりした理解です。教科書の内容をわかっていれば、未知の生命現象が扱われる入試問題にも対応することができます。逆にいうと、演習問題をたくさん解いていても教科書をわかっていなければ、1問解いて1つの生命現象を知るだけでなかなか点数を伸ばすのは難しいでしょう。

 

教科書の内容を理解するというのはどういうことでしょうか。それは、教科書で扱われる生命現象について、適応進化や生理機構の方面から説明できるようにするということだと思います。適応進化の観点とは、この形質ことでどうして生存や生殖が有利になったのかと考える視点のことで、生理機構の観点とは、どのようなしくみで形質が現れているのか考える視点のことです。

この2つの視点を常に意識しながら生物の教科書を読み進めて行けば、教科書に出てくる生命現象を理解し、入試で何が題材になっても対応できるだけの生物の力がつくと思います。

 

生物を勉強するうえで教科書を読むことが最も大切だということは強調したいですが、もちろん教科書を読むだけでは時間内に東大の問題を解き切ることは難しいでしょう。

そこで、時間配分と処理の高速化のための手段として演習問題や過去問を使って欲しいです。つまり、教科書を読んで基礎を完璧にしてから問題を解くという順番が良いということです。高3になってもまだ習っていない部分があると焦って過去問に手を出したくなるかもしれませんが、基礎がなっていない状態で過去問を解くのはもったいないので、教科書を固めるまで我慢しましょう。

 

最後に、東大生物の特色はなんといっても記述が多いということです。頭では分かっているのに解答の文章は支離滅裂だという受験生は多いです。自分では上手く書けたつもりになっているのに点数は来ないという残念な状況を避けるためにも添削を活用すると良いです。東大特進コースの「東大生物」では、講師の先生直々の添削を受けることができるので、受講している皆さんはしっかりこの機会を活かしましょう。

 

高得点が取りにくいと言われる生物ですが、力をつければ得点源として安定させることができます。焦らずじっくりと頑張ってください。

 

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東大特進コースのスタッフによる第一回東大本番レベル模試の所感です。

今回は数学【理系数学・文系数学】です。

受験生目線の所感です。復習の参考にしてください。

※理系数学に続き、文系数学があります。


■理系数学

総評 標準

 単純な大問と計算や場合分けが多く取り組みにくい大問の差があるセットでした。前者の様な問題は否が応でも落としたくないところです。逆に後者のような問題ではどこまで喰らいついて手を動かすことができたかが明暗を分けるでしょう。150分間粘り続けられるスタミナも必要となったでしょう。

 

第1問   やや易

 基本的な平面図形の問題です。

()は余弦定理を用いて計算するだけ。落としてはならない問題でしょう。ちなみにヘロンの公式という飛び道具を使って検算もできます。

 ()も一見取り組みやすく見えますが、半径が大きすぎるとそもそも交点が生まれないことを見落とさないようにしたいところです。そこさえクリアできれば計算するだけの設問でしょう。

 

第2問 やや易

 合同式を利用する典型的な整数問題です。本番では完答したい大問です。 

()は1-()に並んで落としてはならない問題でしょう。nの左端を除いた五桁の数字をカタマリとして見るところがポイントです。

 ()()の誘導に気づけば、すぐに合同式の利用が思い浮かぶでしょう。ここで気を付けたいのはaを7で割った余りによって場合分けが生じることです。具体的には、aが7の倍数である時とそうでない時で答えが変わってきます。

 

第3問 標準

 東大頻出の平面図形の軌跡に関する問題です。今一度典型的な解法(逆像法や順像法など)を確認しておきましょう。

 ()は逆像法を用いて軌跡を求める典型的な問題です。解答の①の式は求められた方が多いのではないでしょうか。問題は①がtの二次方程式である時と一次方程式である時の場合分けに気づけたかどうかでしょう。とっておきたい問題です。

 ()()と解法自体はほとんど変わりませんが、計算が複雑になり、追加の場合分けも必要となるため丁寧に解き進める力が要求される問題です。

 

第4問 やや難

 漸化式を求める誘導付きの確率漸化式の問題です。しかし六個の出目を全て追っていると計算が大変なことになるため工夫が必要となります。フローチャートを書くなどして慎重に流れを追うことが重要になるでしょう。

 ()は迷わず確率漸化式を使うのが良いでしょう。漸化式を使わず地道に計算してもできるにはできますが、計算が複雑になるため得策ではないと言えます。

 ()を見たとき、たぶん()が誘導になっていることはわかるけどいまいち意図が分からないなあ、と思った方が多いはずです。実際、東大入試ではこのような一見すると誘導には見えないけどある程度解き進めていくとその意図が見えてくるような誘導がよくあります。このような時は一度誘導のことを忘れて定石に立ち返るのが良いでしょう。すると、今回のように、ここで誘導を使うのかと発見できることも少なくないです。また、先述のように六個の出目を全て追っていると計算が大変になるので、性質の同じ出目ごとに纏めて扱うこともポイントです。

 ()()が解けた人へのボーナス問題です。逆に()はできたのに()は出来なかったという人は要反省です。基本的な漸化式の解き方を復習しておきましょう。

 

第5問 標準

 標準的な極限と微分法の問題です。但し、そのままだと計算が複雑になるため、対数微分法を用いたり、二つの文字を一つの文字に纏めたりすることができれば、大きな時間短縮に繋がります。

 ()は標準的な極限の問題ですが、この時期だと正答率はそんなに高くはないのではないでしょうか。極限は何となくでやってしまうと必ず失敗します。極限公式や挟み撃ちの原理をしっかり使って厳密に議論できるようになりましょう。今回の場合はabの大小による場合分けも必要になります。

 ()を見て微分法以外の発想を持つ人はそう居ないでしょう。そして、指数関数の微分をする際には対数微分法の発想を忘れずもつことが大事です。今回の場合、対数微分法を用いてもabが混ざって大小関係が見えづらいため、b/aをカタマリとみることで一気に見えやすくなります。さらに、今回は単調減少を示せればいいため、追うべきは微分係数の符号"だけ"だということも大切な考え方です。

 

第6問 難

 苦手とする人の多い空間図形の問題です。さらに"垂直二等分面"などという聞き馴染みのない言葉が受験生の戦意を奪ったことでしょう。空間図形を図形のまま立体的に扱って
はドツボにはまるだけです。図形的な条件を代数的に書き換えて、式を連ねてゴリゴリやるしかないことも多いということも知っておきましょう(今回もそう)。この問題を最後まで解ききれた人は大いに自信を持っていいでしょう。

 

 

■文系数学 

総評:標準

 内容は全体として典型的な問題が多く、数学がある程度固まっている方にとっては易しく感じられたかもしれません。一方で基礎にまだ不安を残す方は、(1)は解けても(2)の途中で詰まってしまい、もどかしい思いをされたことでしょう。さらに形式面においても、東大型のテストを解く経験が未だ少なく、時間配分などで失敗された方も少なくないと思います。今回の模試では見通しの利く第1、4問を完答することに時間を費やすのがよかったかもしれません。

 

1問 やや易

直線の通過領域の問題です。落ち着いて場合分けを行い、計算・図示すれば最後まで解ききれたかと思います。四つの大問の中では、とくにしっかり得点したい問題です。(1)で式が出た直線と円Cの中心で点と直線の距離公式を使えば、tの範囲が出ます。その範囲に従って実数解条件を考え、丁寧に場合分けを行えば(2)(3)はスムーズに解くことができるかと思います。

 

2問 やや難

確率の問題です。いちど具体的な例で状況を把握して、操作の何が結果に関係するかを早めに掴んでしまいましょう。それを掴むことができたら、あとは計算を進めるだけになります。細かいところですがΣの上下の数、指数などの書き間違い・ズレに注意しましょう。逆に問題の状況が把握できない人には手の出にくい問題になったかと思います。「1が出る」「6が出る」「2~5が出る」というそれぞれの事象に分けて考えたいところでした。問題の状況に合致するのは「(n-m)回目にBが起こり、かつ(n-m-t)回目からn回目まですべてCが起こる」ときのみです。 (2)の題意にかなう状況は二つあります。(1)に似た状況と、そうではない状況の二つに場合分けが出来れば一本道です。

 

第3問 難

整数問題です。(1)を拾うだけなら楽かもしれません。ですが本番を想定すると、証明方法を思いつくのに時間を費やすくらいならむしろ、大問1,4の検算に時間を使うのが上策かもしれません。Aに属するnn=105p+qで表したとき、f(n)=10q+pと表せることに気づけば、(1)は簡単でしょう。(2)を解くなら丁寧に場合分けをしましょう。(1)よりmod7においてf(n)3nが合同であることから、a1~6raの間に関係が見出せますので、7の倍数であるか否かをもとに場合分けを行いながら答えを導きます。

 

4問 やや易

(1)は計算問題ですから、計算や場合分けのミスに注意しながら、確実に正答しましょう。この手の問題で混乱してしまう方は、場合分けのさい、絶対値の中身ではなく、∫の両端の数字を用いることに留意しましょう。図示などを取り入れつつ、面積と関連付けて考えるのも手です。原始関数を置くなどして解答用紙を整頓すれば計算ミスは防げます。(2)では定数を文字で置き換え、式を簡単にします。aの範囲に気を配りつつ計算すれば正答にたどり着けます。見直しを念入りに行い、得点を確保したいところです。い、得点を確保したいところです。


以上です。

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