共通テスト 1日目解答

地理歴史

9:30-11:40

公民

9:30-11:40

国語

13:00-14:20

英語

15:10-18:10

共通テスト 2日目解答

理科①

9:30-10:30

数学①

11:20-12:30

数学②

13:50-14:50

理科②

15:40-17:50

地理歴史 世界史B

全体概観

資料を多用した「思考力を問う問題」が多く、センター試験に比べ解答に時間がかかる。

大問数
減少 | 変化なし | 増加 +1
設問数
減少 -2 | 変化なし | 増加
マーク数
減少 -2 | 変化なし | 増加
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化
 大問構成は、センター試験より1問増えて5問。設問数は34問と、センター試験の36問から2問減少した。しかし、資料(地図、絵画、写真、史料、グラフ・表)の数が17と、2020年のセンター試験の6に比べて大幅に増加した。また、資料を読解しつつ世界史的な知識を連動させないと解答にたどり着けない「思考力」を問う問題が多かった。設問数は減少したものの全ての問題を解き終わるまでに要する時間は、大幅に増加したと言える。
 出題形式の変化としては、資料問題の出題が増加した影響で、センター試験で多かった正文選択の問題は2020年の22問から8問へと大幅に減少した一方、空欄補充形式の問題が3問から10問へと大幅に増加した。
 定番であったリード文を読まずに解ける問題がほとんどなく、曖昧な知識だと試験時間内に余裕をもって解き終わることは難しかったであろう。全体として、センター試験と同様、時代、地域、分野ともにバランスのとれた基本的知識で解ける問題が多く、落ち着いて取り組めば正解にたどり着けたため、平均点は昨年並みと思われる。
 
年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2021 第1問 資料と世界史上の出来事との関係 5 5 15
第2問 世界史上の貨幣 6 6 18
第3問 文学者やジャーナリストの作品 8 8 24
第4問 国家や官僚が残した様々な文書 9 9 26
第5問 旅と歴史 6 6 17
2020年以前はセンター試験
年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2020 第1問 文化の繁栄や受容 9 9 25
第2問 戦争や対外関係 9 9 25
第3問 図書館と書物 9 9 25
第4問 人やモノの移動 9 9 25
2019 第1問 歴史的建造物や遺跡 9 9 25
第2問 記録や文字 9 9 25
第3問 国際関係 9 9 25
第4問 宗教と政治 9 9 25
2018 第1問 世界史上の帝国や王朝の支配 9 9 25
第2問 宗教や宗教集団 9 9 25
第3問 世界史上の都市とその建造物 9 9 25
第4問 人の移動と戦争との関わり 9 9 25
2017 第1問 世界史上のマイノリティ(少数派) 9 9 25
第2問 世界史上の革命や政治体制の変化 9 9 25
第3問 国家が諸地域を統合するために採用した制度 9 9 25
第4問 世界史における自然環境•資源と人間との関わり 9 9 25

【参考】過去の平均点の推移

2020 2019 2018 2017 2016 2015
62.97 65.4 68.0 65.4 67.3 65.6