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上手くいくことばかりではないが、最後まで諦めずに勉強を続けた
しかし、受験勉強は上手くいくことばかりではありませんでした。その後は成績が伸び悩み、8月の共通テスト本番レベル模試では、4月の成績とほとんど同じでした。もともと勉強がかなり嫌いだったので、そこでもう受験勉強をやめようとしたけど、担任から「ここでやめて次は何をするの?」と言われて、確かに今の時期は受験勉強以外に何もすることがないと気づき、もう一度やる気を入れなおして勉強を続けました。
すると、9月の模試で初めて500点を超えました。夏休みの勉強の成果はすぐには出ないので、辛抱して勉強を続けることが大切だと感じました。その後、順調に成績は伸びましたが、12月に学校で行った模試ではかなり下がりました。もう時間がなく、自信がないまま共通テスト本番を迎えました。本番は自信はなかったけど、それを逆手に取り、遊び感覚で思い切り解こうという意識で試験に臨みました。その結果、過去最高得点を取ることができました。自分の全力を出せたので、後悔は全くありませんでした。
その後愛媛大学を受験することを決め、2次対策に移り無事に合格することができました。1年間の受験勉強を通して、大切だと感じたことは4つあります。1つ目は「模試の結果は気にしない」ということです。自分側からしたら模試は合格までの道のりの一つなので模試の結果は重要だと感じるかもしれませんが、大学側からしたら模試の結果は全く関係せず、本番の結果だけしか興味ないはずなので、「模試の結果」は気にしなくてよいと思います。ただ、「模試の内容」は自分の伸びしろだらけなので、そこは重要視しなければなりません。
2つ目は「志望校に行けなかった場合の生活を想像する」ということです。そんなことは想像したくはないと思いますが、僕自身はたまにそれを想像していました。これの何が良いかというと、その最悪な生活を想像することで、「絶対にそんな生活はしたくない」と強く思うはずです。そうすると、さらにスイッチが入り、自然と勉強量が増えます。ただ、それを考えすぎると調子が狂うと思うので、やる気が抜けたりした時に限りおすすめです。
3つ目は「自分をよく知る」ということです。例えば僕自身はもとから勉強がかなり嫌いだったので、毎日必ずどこかで休憩時間を設けていました。そのおかげで最後まで受験勉強を続けることができました。そのほかにも自分は運動が好きだという人は毎日走る時間を作ったり、勉強が好きだという人は休憩なしで続けるというのもよいと思います。
4つ目は「試験直前までもがく」ということです。試験範囲はかなり広いので、「どうせこんな直前にやっても無駄」と思うかもしれませんが、思ったよりも直前に見た問題に近いものも出ます。僕自身は共通テストも二次試験も直前にやった問題が出ました。そのようなことがあるので、試験直前の時間はかなり大事だと思います。これから受験生になる人に少しでも役に立てると幸いです。第一志望に合格できるように諦めず頑張ってください!
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
成績が下がったときに励ましてくれてモチベーションを高めてくれた。
毎回化学の問題を出してくれた。
模試直しを丁寧に行う。
Yes
学校からかなり近くて、友人も通っていたから。
部活のおかげで忍耐力がついた。
今井先生の公開授業を受けて、もっと英語を頑張ろうという気持ちになった。
担任の先生に相談してアドバイスをもらい、乗り越えた。
志望校合格のことを想像すること
家からあまり遠くなく、大学の立地もよかったから。
困っている人を一人でも多く助けたい。
過去問演習講座
3~6月に共通テスト演習、7,8月に2次演習をそれぞれ10年分行うことによって、早めに対策ができて良かった。
志望校別単元ジャンル演習講座
自分の苦手な単元を克服できたので成績アップにつながった。
東進模試
難易度はかなり高かったが、良い問題も多く、今まで解けなかった問題も解けるようになった。
【 スタンダード物理 Part1 】
力学が特にわかりやすく、ほとんどの力学の問題は困ることがなくなった。
【 スタンダード物理 Part2 】
熱の分野においてみんなが誤解しているところを丁寧に教えてくれたので、間違いが減った。part1,2も時期を空けてできる限り2回見るのがおすすめ。
【 テーマ別数学Ⅰ・A/Ⅱ・B 】
志田先生、大吉先生の考え方が特にわかりやすかった。