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不器用で要領が悪い。でも気持ちだけは負けない!
その頃、そろそろやらなければまずいと感じました。僕の性格上、強制的に勉強せざるを得ない環境に身を置く必要があり、部活の都合上東進が合っていると考えたため、親に東進に入りたいと話し、入学しました。高三の七月までは午後がオフである火曜日、木曜日は、東進で自習または受講していました。その他の曜日だと、部活後の午後八時過ぎから一時間程度自習や講座の復習をしていました。この時期から東進にいたことで、より受験を意識できたこと、勉強をする習慣がついたこと、学校外の同級生から刺激をもらえることなどの効果は間違いなくありました。
また、寝る時間が遅くなりました。でもこれはポジティブな意味です。それまでは野球で疲れていることからの甘えで多く寝てしまっていました。でも東進で閉館まで残るようになってからは生活が変わりました。起きる時間は変わりませんが、寝る時間は遅くなりました。それまでと比べたらしんどかったのですが、可能でした。今までものすごく辛いと思っていたものが、やってみれば意外とできるということに気づきました。この気付きは後の高三の勉強でも活きました。
高三の七月十三日に野球部を引退しました。そして十五日からは勉強をひたすらやりました。体調が悪くなるくらい勉強をやりました。それくらいできたのは、やることを引退前にしっかり決めていたからです。そこがきっちりと決まっていたから僕は頑張れました。他の人よりは遅れているし、厳しい状況にあったからこそ、他の人よりやるのは当たり前だという気持ちは常に持っていました。人生で一番辛い半年にしようと思いました。ここまで自分を追い込めたのも前述した気付きの影響です。
僕はその当時の成績から見ても、人より辛い思いをしなければ合格はできないと感じていました。それくらい学芸大学に行きたかったのです。その気持ちから夏休みは朝五時に起床し、家で勉強をしてから東進に登校して、夜の九時まで勉強をして、十一時から十二時に寝る生活を送りました。
野球部の監督に、「日頃の甘えは自分がよく分かっていて打席でそれがよぎるぞ」と言われていました。人が見ていなくても自分はわかっています。自分が信じられなくなります。自分を信じられなくなると何事もパフォーマンスは下がります。なので僕が後輩に声を大にして伝えたいことは、今この瞬間からでもいいから日頃の甘えを捨て、自ら追い込んでいく意識を持って行動した方がよいと思うということです。
ただ学芸大学を受けるまで順調に成績が伸び続けたわけではありません。模試でも悪い成績が続き、共通テストでは今までに比べたら高いが目標点には届かず、受けた私大は全て落ちました。でも悲観的にはなりすぎず最後まで学芸大学合格を信じていました。それは第一志望の対策に全力を注いでいたからです。
志望校別単元ジャンル演習講座や第一志望の過去問演習をやり切れたことで、僕は学芸大学を受ける前日、「他にこれ以上何をやればいいんだよ」と思うくらいまで辿り着けました。第一志望の対策に多くの時間を費やすことは大事だと思います。その時間をより多くするためにこの春からでも遅くないので受験の体制に入るべきだと思います。
ここまで長く書いてきましたが一番伝えたいことは、最後は気持ちだということです。テクニックではないと思います。どれだけ熱い気持ちを向けられるかだと思います。僕はものすごく不器用で要領が悪いです。でも気持ちだけでは負けないと思います。僕にできたので、是非頑張ってほしいなと思います。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
Yes
部活と両立しやすいから
忍耐力
教師に憧れ、教師になりたい人が多い環境で教師を目指したいと思ったから
自分を強くしてくれるもの
高速マスター基礎力養成講座
やりやすいから
志望校別単元ジャンル演習講座
やりやすいから
過去問演習講座
過去問の添削をしてくれるから