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共通テスト当日は、8割6分を記録
初めて京大模試を受けたのは3年の夏休みの初めごろで、その結果は燦燦たるもので、国語以外は偏差値50を下回り、苦手な英語は30点台、履修が終わっていなかった世界史に至っては1桁点をたたき出しました。その頃は共通テストの過去問を5年分終わらせ、2次の過去問に移ることを目標に勉強をしていましたが、このままでは世界史が間に合わないと感じて、夏休みの間に一通り自分で終わらせることにしました。そのおかげで、2次過去問の世界史にもスムーズに移れたと思います。
9月ごろから2次の過去問をやり始めました。担任の先生との面談で共通テストの対策は本番の1か月前から再開することになりました。この期間は、数学、英語に力を入れ、特に苦手だと自覚していた英語は、解説を聞いたうえでもう1度自分だけで全訳をして、実践的に日本語訳の対策を行いました。世界史は、点数は低かったのですが、継続して勉強を行い、特に一問一答に力を入れていたため、そのうち点数は上がると思って深く考えないようにしました。
共通テスト1か月前になると、共通テストの過去問を再開しました。再開する前の5年分では6割後半から7割後半、8月の本番レベル模試では6割後半、11月の全国統一高校生テストでも6割後半しか取れていませんでしたが、演習を重ねたこと、学校でも共通テストの対策を行ったことから、この1か月で得点がかなり伸び、12月の最終模試では7割前半という結果だったものの、演習の中では7割後半から8割後半を安定してとれるようになりました。そして当日は、8割6分を記録しました。基本的には過去問をやって復習をするというサイクルで勉強をすすめましたが、リスニングだけは毎日演習と復讐を含めて1時間程度の時間を確保するようにしました。
共通テスト本番が終わり2次対策に移行すると、継続して勉強していた成果が出たのか、世界史は目標点を超え、7割から8割を得点できるようになっていました。しかし、やはり英語が苦手で、夏から単語の復習はやっていましたが、10月の京大本番レベル模試では偏差値が40を下回っており、足を引っ張っているといういことは明確でした。本番も近く、文法の総復習まで行う時間的余裕がなかったため、学校で行われていた2次の対策も活用し、実践力を高めることにしました。具体的には、京都大学の過去問で行っていた自分での全訳を学校での対策として配られた英文にも行い、さらに実践力を高めました。京都大学の過去問を五年分行う中で以前よりも文系の把握がスムーズにいくようになっていたのですが、大量の文章を読むことでさらに日本語訳の上達に役立ちました。その結果、1月の最終の京大模試では、英語は偏差値は50を切ったものの、得点は100を超えるという、自分の中では満足のいく点数を取ることができました。また、英作文にも力を入れ、毎日日本語から英語の英作文を志望校別単元ジャンル演習講座を用いて行いました。これを書いている段階では本番の点数はわからないのですが、僕の場合は苦手なことに集中して取り組み、ほかの受験生との差を埋めることができたことが合格につながったのではないかと思っています。
2次試験の各教科に対する僕なりのアドバイスです。国語は字に触れておくことが重要だと思います。僕はあまり国語に苦戦しなかったのですが、今までどれだけ本を読んだかが重要だと感じています。まだ時間がある人は、本を読みましょう。ない人は頑張ってください。古文は、最低限の文法だけ詰め込めば、あとは単語で意外と何とかなります。単語と起訴文法は、部活があっても早いうちからやっておくと、楽だと思います。
英語は京大は初見の単語を多く出すので、基礎単語を落とすと致命傷になりえます。僕自身も初めての模試でそれを痛感しました。古文もですが、やはり語学は単語は最重要になると思います。時間がある人は文法もしっかりやってください。英作文ですが、自由英作文は、京大受験者ならミスなくかけると思うので、日本語から英語のほうに比重を置いたほうがいいと思います。
数学は一問一問を深く考えることが大事だと思います。わからない問題を精一杯考えることを、たまにや手見てもいいと思います。また、東進の講師の方が紹介してくださる別解まできちんと押さえておくと、いいと思います。
世界史は僕が受けた令和7年度入試は出題形式が大きく変わった部分があり、この傾向が続くならば、一問一答の重要度が増すと感じました。記述の対策としては、地域紙を、まとまった時間を取って一気にやるといいと思います。白紙に自分が知っていることを書き出し、教科書と照らし合わせるという練習を、直前期は行っていました。
最後に、僕は将来司法試験に合格し、法曹界に入りたいと考えています。これを読んでいる皆さんも、大学受験の勉強は大変だと思いますが、その先の自分がしたい勉強まで見据えて、勉強を頑張ってほしいと思います。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
同じ高校の出身だったこともあって、親身に指導してくれたことが印象に残っています。
自分の位置を確認することとともに、数学はかなり問題が難しいと感じたので、しっかり復習を行ってさらに力をつけることができました。特に、返却スピードが圧倒的に速く、復習をしやすい環境を整えてくれると思います。
Yes
対面授業ではなく映像による授業なので、自分のペースで勉強を進められそうだと感じたからです。
部活動では体力が身についたと思います。
京都での生活です。勉強を楽しんでやれるタイプだったので勉強自体がモチベーションになっていたと思います。
とても楽しいものでした。座右の銘は「すべて楽しむ」です。
法曹界に入り、社会に貢献したいと考えています。
【 過去問演習講座大学入学共通テスト対策 】
まだ過去問のない情報の問題を10年分行うことができたことです。また、それぞれの復習動画でどういう風に考えるべきか、ということを確認しながら演習を進めることができました。大問別演習により、リスニングを毎日行って、対策をしました。
【 過去問演習講座 京都大学(全学部) 】
数学の難解な問題のわかりやすい解説、現代文の回答の組み立て方、要素の拾い方、英語の訳出、世界史の記述の文章構成の仕方など、とても参考になり、満足のいく内容であったと思います。
【 志望校別単元ジャンル演習講座 】
自分の弱い分野を集中して取り組むことで改善を図ることができました。直前の和文英訳の対策は、個人的にはかなり有用だったと思っています。