大学入試センター試験

センター試験 1日目解答

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国語

国語 

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センター試験 2日目解答

理科1

物理基礎 化学基礎 生物基礎 地学基礎 

数学1

数学I 数学I・数学A 

数学2

数学II 数学II・数学B 

理科2

物理 化学 生物 地学 

全体概観

第3問は対話文完成問題がなくなり配点が減少。第2問と第4問で配点が増加した。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加  
設問数
減少(-1) | 変化なし | 増加  
マーク数
減少(-1) | 変化なし | 増加  
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化  

 大問数は6題で変化はなかったが、形式や配点に一部に変化があった。
 形式面では、昨年までの第3問A(対話文中の空所補充問題)の出題がなくなり、第3問はA(不要な文の選択)、B(意見内容の要約)の2パート構成に減少した。一方、第4問B(説明文書などの読み取り)では設問数が1つ増加した。大問配点の増減は、第2問(+3点)、第3問(−8点)、第4問(+5点)であった。
 内容面では、昨年までの第3問Aの会話文の要素は、第2問Cに統合された形で配点が増えたと言える。また、昨年・一昨年と物語文が出題された第5問は、今年は惑星探査の「日誌」を読み取るという出題だった。
 今年の総語数は約4080語で、ここ7年続けて4000語を超える出題となっている。第1問・第2問は、発音・文法・語法等の英語の基礎力を試す問題で、全体配点の約30%が与えられている。第3問〜第6問は全体配点の約70%を占める読解問題で、パラグラフの理解を問う基本問題から始まり、実際に英文に接する際に考えられる様々な状況を想定した理解力・運用力を問う出題となっている。具体的な出題内容は、パラグラフ理解、議論の要点整理、図表を交えた英文読解、広告文からの情報収集、物語等の文章や説明的文章の読解である。長文の語数は、第4問A(説明文)が約410語、第5問(日誌)が約660語、第6問(説明文)が約600語である。英語のパラグラフについての理解と内容の要点把握という基礎力の上に、英文のタイプに応じた読み方が求められている。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2018

第1問

A

単語の発音

3

3

14

B

単語のアクセント

4

4

第2問

A

文法・語法

10

10

47

B

整序英作文

3

6

C

対話文中の英文完成

3

3

第3問

A

不要な文の選択

3

3

33

B

意見内容の要約

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

4

4

40

B

説明文書などの読み取り

4

4

第5問

小説・物語文の読解(日誌)

5

5

30

第6問

A

説明的文章の読解

5

5

36

B

1

4

2017

第1問

A

単語の発音

3

3

14

B

単語のアクセント

4

4

第2問

A

文法・語法

10

10

44

B

整序英作文

3

6

C

対話文中の英文完成

3

3

第3問

A

対話文中の空所補充

2

2

41

B

不要な文の選択

3

3

C

意見内容の要約

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

4

4

35

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

小説・物語文の読解

5

5

30

第6問

A

説明的文章の読解

5

5

36

B

1

4

2016

第1問

A

単語の発音

3

3

14

B

単語のアクセント

4

4

第2問

A

文法・語法

10

10

44

B

整序英作文

3

6

C

対話文中の英文完成

3

3

第3問

A

対話文中の空所補充

2

2

41

B

不要な文の選択

3

3

C

意見内容の要約

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

4

4

35

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

小説・物語文の読解

5

5

30

第6問

A

説明的文章の読解

5

5

36

B

1

4

2015

第1問

A

単語の発音

3

3

14

B

単語のアクセント

4

4

第2問

A

文法・語法

10

10

44

B

整序英作文

3

6

C

対話文中の英文完成

3

3

第3問

A

対話文中の空所補充

2

2

41

B

不要な文の選択

3

3

C

意見内容の要約

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

4

4

35

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

複数情報源に基づく読み取り

5

5

30

第6問

A

説明的文章の読解

5

5

36

B

1

4

過去の平均点の推移

2017 2016 2015 2014 2013
123.73点 112.43点 116.17点 118.87点 119.15点

設問別分析

【第1問】A 単語の発音 B 単語のアクセント 
今年も例年同様に発音とアクセントの出題で、Aは「下線部の発音がほかの三つと異なるもの」を選ぶ問題が3問、Bは「第一アクセントの位置がほかの三つと異なるもの」を選ぶ問題が4問と、形式・問題数ともに変更はなかったが、Aでは、下線部の綴り字が4つとも違う問題が出された。発音問題、アクセント問題とも基本的なレベルであった。

【第2問】A 文法・語法 B 整序英作文 C 対話文中の英文完成
例年同様の出題形式で、Aが文法・語法問題、Bが整序英作文、Cが対話文中の英文完成問題であったが、Cの対話の分量が増えた。Aは基本的な出題が多かったが、単語の正しい使い方をどれだけ多く知っているかがポイントとなったであろう。これまで多くの英文に接してきた受験生にとっては有利だったのではないか。Bは英文を形作る力が試されており、完成する英文がどのような意味になるかを素早く推察して文を作らなければならず、手を焼いた受験生も多かったかもしれない。Cは昨年までの第3問Aの対話文空所補充問題と第2問Cの英文完成問題が融合された問題となった。こちらもB同様に、どのような内容の文を完成すれば対話が成立するかを素早く理解する必要がある。第2問は全体的には標準的なレベルと言ってよいだろう。

【第3問】A 不要な文の選択 B 意見内容の要約
昨年までAで出題されていた対話文中の空所補充問題がなくなり、Bで出題されていた不要文選択の問題がAとなり、Cで出題されていた意見内容要約問題がBとなった。Aの不要文選択問題は、落ち着いて解くことができれば不要な文、つまり主題から外れている文を選ぶのはそれほど難しくなかったのではないかと思われる。Bの意見内容の要約問題は、昨年、1人の発言者の意見内容を選ぶ問題から複数の発言者に共通する意見内容を選ぶ問題に変わったが、今年もその形が踏襲された。第3問は全体的に標準的な難易度であったと言えよう。

【第4問】A 図表を使った説明文読解 B 説明文書などの読み取り
問題内容に大きな変更はなかったが、Bの設問の数が1つ増加し、3つから4つになった。Aは、色が消費者に及ぼす影響について考察した文章を題材とする、例年通りのグラフを含む読解問題で、設問形式は、グラフの項目にあてはまるものを選ばせる問題や、最後のパラグラフに続くトピックを推測させる問題など、昨年とほぼ同様である。難易度としては、問題文・設問ともに標準的と言える。Bは料理教室に関する広告の読み取り問題で、設問数が昨年から1つ増加したが、設問傾向に大きな変化はなく、文章、表の両方から読み取るべき内容をすばやく判断・抽出することが求められる点は例年通りで、難易度も標準的と言ってよい。

【第5問】小説・物語文の読解(日誌)
配点・設問数は昨年と同一だったが、題材となる英文は、ここ2年続けて出題されていた物語文から、日誌の抜粋になった。日誌の内容は、科学的発見を使命とする惑星探査隊が生物の存在する惑星を探索するという架空のものであり、実質的には昨年までの物語文と大きく変わらないと言えるだろう。日誌の英文自体は平易でわかりやすく、対応する箇所が正しく把握できれば、順に設問を解いていくことができる。ただし、下線部の単語の意味を推測させる問題は文脈を理解していないと正解できず、また、日誌を書いたのが地球人ではないという設定を理解していないと解きにくい問題も含まれており、全体としてはやや難しかったかもしれない。

【第6問】説明的文章の読解
科学技術の発達が人間の思考法に及ぼす影響について論じた文章を素材とする長文総合読解問題。形式的には従来とほぼ同じ内容一致問題で、本文の語数は昨年より若干増えた。設問別に見ると、Aは指定されたパラグラフに関するオーソドックスな内容一致問題が4問、本文全体の主旨を問う問題が1問で、昨年同様、下線部を説明する問題が1つ含まれていた。Bは6つのパラグラフの内容をまとめる見出しを問うもので、従来通りの形式であった。総じて言えば、本文も設問も、レベルは昨年と同じく標準的で、難解な語句も含まれておらず、落ち着いて考えれば高い正答率が期待できるだろう。

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