大学入試センター試験

センター試験 1日目解答

地理歴史

世界史B 世界史A 日本史B 日本史A 地理B 地理A 

公民

現代社会 倫理 政治・経済 倫理、政治・経済

国語

国語 

英語

英語 リスニング 

センター試験 2日目解答

理科1

物理基礎 化学基礎 生物基礎 地学基礎 

数学1

数学I 数学I・数学A 

数学2

数学II 数学II・数学B 

理科2

物理 化学 生物 地学 

全体概観

大問数は2題、マーク数は16。化学基礎の教科書の内容が偏りなく出題された。教科書の発展内容からは出題されなかった。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加  
設問数
減少(-1) | 変化なし | 増加  
マーク数
減少 | 変化なし | 増加  
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化  

大問数は2題で2018年と変化はなかったが、設問数は14から13に減少した。マーク数は16で全体で変化はなかったが、第1問で1つ増加し、第2問で1つ減少した。解答に計算が必要な問題は4題であり、昨年と同様であった。特に目新しい問題はなく、これまでのセンター試験でも同系統の出題が多く見られた。一方、第1問の問4や第2問の問5など、教科書の巻末などで扱われている実験操作に関する出題も見られ、「化学基礎」しか学習していない受験者にとっては盲点であったと思われる。
全体としての難易度はやや易化となり、過去問をもとにきちんと対策してきた受験者にとっては実力を出しやすい問題であったのではないだろうか。

大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2019 第1問 原子の構造、混合物の分離、原子量・式量、気体の精製、元素・原子の性質、電子式、イオンからなる物質の利用 7 10 25
第2問 物質量、化学反応式の量的関係、塩の液性、中和滴定、実験操作、酸化還元反応 6 6 25
2018 第1問 イオン、化学結合、電子配置、式量、成分元素の検出、物質の三態、化学と人間生活 7 9 25
第2問 物質量、溶液の濃度、水素イオン濃度、中和滴定、酸化還元反応、電池 7 7 25
2017 第1問 同素体、中性子数、化学結合、分子の形、物質の三態、化学と人間生活 7 8 25
第2問 溶液の濃度、物質量、実験器具、中和滴定、酸化還元反応 7 8 25
2016 第1問 同位体、共有電子対・非共有電子対、電子配置、化学結合、物質量、気体の捕集法、物質の分離 7 8 25
第2問 物質量、化学反応式、モル濃度、中和滴定、塩、酸化還元反応、電池 7 8 25
2015 第1問 単体、原子の構造、物質の三態、電子式、極性、化学結合、化学と人間生活 7 7 25
第2問 物質量と化学反応式、酸と塩基、酸化還元反応 7 7 25

過去の平均点の推移

2018 2017 2016 2015
30.42点 28.59点 26.77点 35.30点

設問別分析

第1問
問1 与えられた数字から、電子、陽子、中性子の数、および質量数を考える問題であり、平易である。

問2 分離操作に関する問題。操作の名称とその仕組みがきちんと整理できていれば正解できる。 

問3 合金中のニッケルNiの含有率を計算する問題。得られた酸化ニッケル(U)NiOの物質量と合金中のNiの物質量が等しいことに気づけたかがポイントである。

問4 不純物(塩化水素HClと水蒸気)を含む塩素Cl2を精製する実験に関する問題。揮発性の液体である水を入れたガラス容器は、濃硫酸を入れたガラス容器の前に設置する必要があることが分かったかがポイントである。

問5 元素および原子の性質に関する記述の正誤問題。「イオン化エネルギーとはどのようなエネルギーか」をきちんと理解できていれば正解できる。

問6 分子やイオンがもつ共有電子対、非共有電子対の数に関する記述の正誤問題。各分子やイオンの電子式を書くことができたかがポイントである。

問7 イオンからなる身のまわりの物質に関する問題。どれもイオンからなる物質の代表的な例であり、普段から身のまわりのものと関連付けることを意識して学習を進めてきた受験者にとっては難しくない。


第2問
問1 物質の量に関する記述の正誤問題。選択肢2と3は、それぞれClと水素原子の物質量を求める必要がある。選択肢1は、COとN2の分子量がともに28で、NOの分子量が30であることから判断できる。また、選択肢4は、炭素(黒鉛)の完全燃焼における化学反応式を書くことで判断できる。

問2 グラフをもとに、加えた塩酸の体積と発生した水素の体積(0 ℃、1.013×105 Pa)を求める問題。解答する際に、亜鉛Znと塩酸の反応の化学反応式を書く必要がある。なお、このようなグラフに関する計算問題は、過去にも類似の出題が見られるもので、あまり時間をかけずに解答したい。

問3 酸と塩基の中和反応で得られた正塩の水溶液の性質を判断する問題。酸Aと塩基Bの強弱がきちんと整理できていたかがポイントである。

問4 中和滴定に関する記述の正誤問題。選択肢1以外は、正誤の判定に計算を要するため、解答に時間がかかる。

問5 実験の安全に関する記述の正誤問題。どれも正しいような記述であり、戸惑った受験者が多かったと思われる。実験操作の知識が必要だったが、多くの受験者にとって盲点であったのではないだろうか。

問6 酸化と還元に関する記述の正誤問題。下線が引かれた部分に注目し、各原子の酸化数の変化を正しく考えられれば正解できる。

▼新高3生・新高2生・新高1生の君へ▼

Copyright (C) Nagase brothers Inc.

SNSでシェアしよう!