共通テスト 1日目解答

地理歴史

9:30-11:40

公民

9:30-11:40

国語

13:00-14:20

英語

15:10-18:10

共通テスト 2日目解答

理科①

9:30-10:30

数学①

11:20-12:30

数学②

13:50-14:50

理科②

15:40-17:50

理科② 化学

全体概観

大問数は5題、設問数は18、マーク数は29。出題形式は、共通テストの試行調査よりも従来のセンター試験と類似していた。ただし、適切な有効数字2桁の数値を一つずつマークする形式や方眼紙を与えて考えさせる設問など、試行調査と同様の形式や思考力を問う設問も見られた。  

大問数
減少 -1 | 変化なし | 増加
設問数
減少 -7 | 変化なし | 増加
マーク数
減少 -3 | 変化なし | 増加
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化
昨年と比べ、大問数は1題減少して5題、設問数は7つ減少して18、マーク数は3つ減少して29であった。「化学」の後半で学習する有機・高分子化合物からの出題が配点で29点から40点に増加した。選択問題廃止も含め、化学の早期学習がより重要になったと考えられる。出題形式は従来のセンター試験と類似していたが、第2問の問2「空気亜鉛電池」、問3c「水の状態、温度とエネルギーの関係」、第3問の問3「シュウ酸イオンを配位子にもつ錯イオンの光化学反応」、第5問「グルコースに関するテーマ問題」のように、受験生が見慣れない出題に対して、問題文から必要な情報を読み取って解答を導く必要があった。ただし、グラフや表などを基にして解答するタイプの問題は近年のセンター試験でも見られた設問であり、今後もこの傾向は続くと思われる。
 
年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2021 第1問 物質の構造・状態 4 6 20
第2問 物質の変化と平衡 3 5 20
第3問 無機物質 3 6 20
第4問 有機化合物、高分子化合物 5 6 20
第5問 天然高分子化合物 3 6 20
2020年以前はセンター試験
年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2020 第1問 物質の構造・状態 6 6 24
第2問 物質の変化と平衡 5 7 24
第3問 無機物質 5 8 23
第4問 有機化合物 5 6 19
第5問 高分子化合物 2 3 6
第6問 1問 選択 合成高分子化合物 2 2 4
第7問 天然高分子化合物 2 2 4
2019 第1問 物質の構造・状態 6 7 24
第2問 物質の変化と平衡 5 6 24
第3問 無機物質 5 6 23
第4問 有機化合物 5 6 19
第5問 高分子化合物 2 2 5
第6問 1問 選択 合成高分子化合物 2 2 5
第7問 天然高分子化合物 2 2 5
2018 第1問 物質の構造・状態 6 6 24
第2問 物質の変化と平衡 5 6 24
第3問 無機物質 5 6 23
第4問 有機化合物 5 6 19
第5問 高分子化合物 2 2 5
第6問 1問 選択 合成高分子化合物 2 2 5
第7問 天然高分子化合物 2 2 5
2017 第1問 物質の構造・状態 6 8 24
第2問 物質の変化と平衡 6 7 24
第3問 無機物質 6 7 24
第4問 有機化合物 5 9 19
第5問 高分子化合物 2 2 4
第6問 1問 選択 合成高分子化合物 2 2 5
第7問 天然高分子化合物 2 2 5

【参考】過去の平均点の推移

2020 2019 2018 2017 2016 2015
54.79 54.7 60.6 51.9 54.5 62.5