理科① 地学基礎
設問別分析
第1問 固体地球
A
問1 逆断層の成因と性質を問う問題。断層の定義がわかった上で図をしっかり見ると解ける。
問2 地球表面の構成を2通りの側面から分類する問題。
B
問3 層序を問う問題。本文・図・選択肢をしっかり読んで層序を組み立てる必要がある。慌てて解くと難しい。
問4 古生代から新生代にかけて、植物がシダ植物から裸子植物、そして被子植物へと進化したことを問うている。
C
問5 問2とセットになる問題。地球深部へ向かうほど密度が大きくなることと、有色鉱物の方が無色鉱物よりも一般的に高密度であることが分かっている必要がある。
問6 深成岩と火山岩の性質、火成岩と鉱物の関係を問う知識問題である。
第2問 大気と海洋
A
問1 海上の高気圧の性質を問う基本問題である。
問2 中学理科の範囲である。風向が「風が吹いていく」方向ではなく「風が吹いてくる」方向であると分かっていないと解けない。
B
問3 専門地学では計算式を習う問題である。津波の伝播速度を水深に気をつけてグラフから読み取る。
第3問 宇宙
A
問1 宇宙の誕生と物質を問う問題である。
問2 太陽の大きさと自転を問うている。図から計算しても解けるが、知識で解いてもよい。
B
問3 太陽系の諸天体の性質を問う知識問題である。
第4問 自然環境と災害
問1 地震と火山噴火の様子を問う問題である。
問2 ハザードマップ自体が何を意味しているのかを考察させる問題である。
問3 気象災害・環境問題についての総合問題である。