共通テスト 1日目解答

地理歴史

9:30-11:40

公民

9:30-11:40

国語

13:00-14:20

英語

15:10-18:10

共通テスト 2日目解答

理科①

9:30-10:30

数学①

11:20-12:30

数学②

13:50-14:50

理科②

15:40-17:50

公民 現代社会

設問別分析

【第1問】市役所での就業体験
政治分野を中心として幅広く問われた。問3は比例代表の計算問題であるが、ドント式だけでなくサン・ラグ式と比較する点が珍しい。問8は倫理分野からの出題であった。アリストテレスは現代社会の範囲内だが、佐久間象山は難しい。

【第2問】校長先生の講話
青年期を中心として出題された。問2は難しい内容ではないが、文章量が多いので効率的に判断する必要がある。問5は2022年4月からの18歳成人を先取りした問題。民法と少年法の違いなどを問うものであった。

【第3問】大学の講義
経済分野を中心として出題された。問1はやや細かい時系列を出題している。問2は知識不要だが、実用的文章の読み取りが要求される。問3は信用創造の計算問題で、頻出のものであった。

【第4問】共同体を問い直す
現代社会分野を中心に出題された。問1で同性カップルのための同性パートナーシップ制度について出題され、LGBTに踏み込んだ。問2のフーコーは現代社会としてはやや難。問5はデジタル情報の著作権をテーマにしており、時事的な出題と言える。

【第5問】持続可能な社会の形成
限界集落など、地方における人口減少を主なテーマとして出題された。問1は知識不要な資料読解だが、情報量が多いので効率よく整理する必要がある。その他の設問も、基本的な概念・理念を具体的な事例と照らし合わせて考える必要があり、単純な知識だけでは正答できないようになっている。