1985 年熊本県生まれ。高校生の時に一枚の写真と出会い、貧困をなくすという志を持つ。早稲田大学卒業後、サセックス大学開発学研究所 (IDS) 貧困と開発修士修了。2010 年 JICA に入構、中南米の円借款等を担当。2015 年ボーダレス・ジャパンに入社、2017年ビジネスレザーファクトリー代表に。バングラでは700人の職人を迎え、日本では 150 人の仲間と 18 店舗 ( 当時 )を展開。2022 年代表を退任。同年ブルキナファソに渡り、ボーダレス・ブルキナファソ設立。テロの影響を受けた女性の雇用創出に取り組んでいる。

起業するなんて思ってなかった人生
海外接点ゼロ、究極のシャイガール
そんな私の人生の転機は、高校生でした。

　原口先生は現在、西アフリカにある内陸国ブルキナファソという国で、一人新しいビジネスに挑戦しています。ブルキナファソは最貧国のひとつと言われ、さらに近年は過激派のテロが多発、避難民が急増しています。そんなテロの影響を受ける女性たちに仕事を創りたい、そう思い現地へ赴きました。そんな原口先生ですが、学生時代から「起業しよう」と思っていたわけではありませんでした。ではなぜ、一人アフリカに渡り起業するに至ったのか…？起業なんて自分には関係ない、海外に興味はあるけど英語は苦手…そんな高校生必見の講義です。