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志望校が決まったという友達が周りに増えてきましたが、わたしはまだ決まっていません。どうやって決めればいいのでしょうか。 (高2女子)

先生や本を手がかりに自分のペースで志望校を見つけよう!

  
京都大学 大学院教育学研究科教授
さとう たくみ
佐藤 卓己
先生

1960年広島市生まれ、1984年京都大学文学部史学科卒業。1986年、同大大学院修士課程修了。1987-89年 ミュンヘン大学近代史研究所留学。1989年京都大学大学院博士課程単位取得退学。東京大学新聞研究所・社会情報研究所助手、同志社大学文学部助教授、国際日本文化研究センター助教授を経て現職。

自分なりの「問い」を見つけ、魅力ある先生・本と出会いましょう。


 私は伝統ある東洋史学に憧れて京大を選びました。しかし、西洋史の先生が非常に魅力的だったため西洋史学専攻に転じました。この先生に出会わなければ研究者にならなかったでしょう。皆さんにはぜひ魅力ある先生に出会ってほしいと思います。出会いは学術書を通してでも訪れます。良き師を得るためにも自分なりの良き「問い」をぜひ見つけてください。


 自分なりの良き「問い」を見つけるためには、無責任な世論(周りの空気)か責任ある輿論(自分なりの意見)かを自問する習慣が必要だと考えます。空気は熱しやすく冷めやすいもの。輿論か世論かは、それが時間にどれだけ耐えうるかで判断することができます。いまのあなたの考えが一年後も同じか、あるいは来週には変わるようなものかよく考えてみてください。


大学や学部で将来は決まりません。


 仮に志望する大学や学部が決まったとしても、それによって将来の進路が決まるわけではありません。例えば、東大、京大など旧師範学校でない大学の教育学部では、教員にならない人は大勢います。京都大学の教育学部は34人の教員に対し定員がわずか60人なのですが、約1/3が大学の教員になります。それ以外は臨床心理士やマスコミ、行政などに進む学生がほとんどです(教員1人に学生が2人というシステムはこの学部の魅力のひとつですよ)。


 まわりが志望校を決めはじめていて、焦る気持ちはとてもよく分かります。しかし、そういう時こそ周りの空気(世論)に流されず、自分なりの意見(輿論)を大事にし、良き「問い」を見つけましょう。そして魅力的な先生や本との出会いを大切にしてください。


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