東京大学
理科一類
no image

高谷賢裕くん
東進衛星予備校
出身校: 弘前高等学校
東進入学時期: 中3・9月
この体験記の関連キーワード
自分の「武器」となる教科を作り上げることが合格のカギ
1つ目は「勉強のバランスを崩そう」です。やはり多くの人が勉強はすべての教科をバランスよく行わなければならないと感じているとは思いますが、こと受験勉強に関しては逆にバランスを崩して特定の教科のみを勉強する時期を設けるべきだと思います。そして、この期間を通して何か自分の「武器」となる教科を作り上げることが合格のカギだと感じます。僕は、高2の夏は東進講座のハイレベル物理(苑田尚之先生)を用いて物理のみを勉強し、結果としてこれを入試の時の大きな得点源にすることができました。これだけは絶対に点数を取れるという教科ができると、それは受験本番で精神面での大きな支えになります。
2つ目は「先取り」です。東進の講座を活用して理数教科はどんどん予習していくべきだと思います。早く学習することは、その分早く定着して、結果として演習量を大幅に増やすことができます。僕は東進の数学特待制度を利用して高1の夏までに数Ⅲを履修したことで、数学の過去問演習講座に早くから取り掛かれた上に、数学を前提知識とする物理にも手を付けることができました。
3つ目は「模試をたくさん受けよう」です。東進では共通テスト本番レベル模試や各大学の本番レベル模試が年に何度か行われますが、これらの模試は可能な限り受けるべきだと思います。やはり傾向の似た問題を本番と同じような時間制限と環境で受けることは非常に有効な対策になります。
また、各大学の本番レベル模試は3年生向けに作られていますが、1,2年生のうちから受けるべきだと感じます。記述式の2次試験はやはり経験量がものを言います。たとえ解けなくても、その大学の問題の形式や傾向を知ることができ、これは今後の勉強方針を立てることにも大いに役立ちます。僕は高1の夏から東大本番レベル模試を受け始めましたが、当然最初は100~120/440(理一E)ほどの点数でしたが、2年でも受け続けるうちに180/440(理一C)ほどになり、高2の同日体験受験では210/440(理一A)、高3では220~240/440(理一A)まで伸ばせました。やはりこの過程は、早くから東大の問題の傾向などを知り、それに特化した対策に早期から取り組めたことにあると思います。
将来の目標としては仮想空間の技術について学び、日常生活へのさらなる応用を研究することです。このために工学部での実践的な研究か、理学部での理論的な研究のいずれかに取り組みたいと思います。
勉強法について長く書いてきましたが、やはり勉強法は自分に合うものを探すことが最も大切なので、上記のことは参考にとどめてぜひ勉強していく中で自分にマッチする方策を見つけてみてください。皆さんの合格を祈っています。頑張ってください。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
受験についてあまり詳しくなかったため、具体的な受験への勉強計画を立てる際や、受験についての最新の情報を得る際には非常に助かりました。
東進での勉強の際に、不慣れな操作を手助けしていただいたりするなど助かりました。
実績と周囲の評判
一日勉強を全くせずに遊ぶことで気持ちをリセットしていました。
夜の12時までは勉強して、そのあとは自由にしてもよいとして時間を設定することでやる気を高めていました。
興味のある科目を学ぶなら一番レベルの高い大学で高い志を持つ仲間と学びたいと思ったから。
苦しくもあったが楽しくもあったもの。大きなことをなす良い経験にもなったもの。
【 ハイレベル物理 】
物理の本質的な理解を促してくれる、いうまでもなく素晴らしい講座。定義からしっかりと確認してそこから定理、公式をこまやかに導出して当たり前のものにしていくというこの講座の方針は、受験勉強にとどまらず任意の教科で有効である。
【 数学の真髄-基本原理追究編-理系 】
問題に取り掛かる一手目である「発想」のレパートリーを小手先の技術にとどめずさらに広げることができる講座。この「発想」を学ぶことで、数学の問題の見え方は大きく変わる。