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デジタル庁　
国民向けサービスグループ　
デジタル事務官

谷口　太一先生

行政から社会のデジタル化を
支えていくために

　2000年福岡県生まれ、千葉県育ち。東京大学農学部卒業。中学生の頃からプログラミングに興味を持ち、以降独学でPython、JavaScriptなど複数言語を学ぶ。大学在学中は株式会社ナガセの教務研究員として、社内プロジェクトのウェブアプリケーション開発、サービス企画・運営に参画。学生チームのリーダーとして、人材マネジメント、組織運営にも携わる。 社会のデジタル化の実現にはまず行政によるデジタル化の強力な推進が必要と感じるようになり、2024年デジタル庁に新卒で入庁。国民向けサービスグループに配属。グループ総括（総務課相当）を経て、現在はマイナンバーカード・OSS総括、スマートフォン搭載プロジェクト担当。応用情報技術者、データベーススペシャリスト。

　デジタル技術×公務員。
デジタル行政の最前線ってどんな感じ？

　デジタル技術はこの数十年で飛躍的に進歩し、私たちの暮らしを大きく変革させてきました。インターネットやスマートフォンの普及により、今では買い物や調べもの、友人との会話までもが手のひらの上で完結する時代です。一方で、デジタル技術の浸透度には分野ごとのばらつきが顕著となっています。特に公共サービスでは、デジタル技術を活用した利便性の向上や、仕組み全体の最適化の面で改善の途上にあります。

　谷口先生は、学生時代にデジタル技術をさまざまな角度から学んできましたが、専門性を高めるエンジニア職ではなく、あえて国家公務員としてデジタル行政に携わる道を志しました。官民が入り混じる新しい組織で、どのような仕事をしているのか、今後どのようなキャリアを描こうとしているのか。将来の夢や進路を見つけたい高校生必見の講義です。