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公開日 : 2021/12/24

Q.自分の将来の夢と親が自分に対して抱いている願望が合致せず悩んでいます

親は私に良い大学を卒業して東進の掲げているような未来のリーダーになってほしいようなのですが、私は将来、芸人かタレントかバスの運転手になりたくて、それを親になかなか言い出せず、困っています。塾や親の前でとてもじゃないけれど後者になりたいとは言えません。というか誰にも言ったことがありません。なぜなら私は中高と塾、高校は私立に行かせてもらって教育費がたくさん注がれているためです。前者にならなくてはけないのだという思い(使命感)がありますが、後者になりたいという思い(願望)も捨て切れません。こういうときの打開策を教えてくださればありがたいです。 (高2男性)
自分で決断して、後悔を残さないようにしよう

この方が回答してくださいました!

ふじしろ りり
藤白りり 先生

智辯学園和歌山中高卒業、高校時代の部活はチアリーディングと茶道部。東京医科歯科大学医学部医学科在学中。受験勉強方法や医学生の日常を紹介するYouTubeの登録者は16万人。


 

 質問者さんは自分の夢だけでなく親御さんの希望も考慮していて、その時点でとても立派だと思いました。 ただ、今のまま自分の夢を親に伝えられず、自分の意思に反した選択をして後悔が残った場合、おそらく親を恨んでしまうと思います。やはり、自分の進路なので最終的に自分の望まない形になるのは、凄くもったいないし、悲しいことだと思います。 なので、そうならないためにも自分の思いを話してから、親御さんの希望を聞いたうえで、自分の夢を目指すのか、どうするのか自分の決断」という形で決めるべきです。 


ーなるほど。どちらを選択するにせよ後悔のないように自分で決断するということが大切なんですね。りり先生も進路について親御さんと衝突したことはありますか?


 私は大学選びで親と揉め、衝突したのですが、お互いの気持ちをぶつけ合って、最終的に後悔のない形で選択させてもらいました。やはり思いをぶつけ合うことも大事だと思います。 また、大学受験は特に大きな分岐点になると思うので、後悔のないように、後悔したとしてもあの時本気で悩み抜いて自分で決断したのだからしょうがないなと思えるようにしてほしいです。


ー確かに、自分の決断には責任を持てますね! 少し話は変わってしまうのですが、この質問者の方のように、周りの反対などを気にして自分の夢を諦めてしまう人も多いと思います。どうすれば周りも納得し、自分も迷いなく夢を追い続けることが出来ると思われますか?

 

 そうですね、自分の考えがまとまっていない時や本気度が低いときは周りから反対の声が挙がると思います。例えば芸人さんを目指すのだったら、周りは「それで将来ちゃんと生活できるのかな?」という心配から反対することもあると思います。 そういう時は、自分の本気度を見せて、考えや意志を伝えてみてください。 心配の声や反対の意見をしっかり聞いて、その改善案というか、それでも大丈夫だよという本気度を見せれば周りも納得するのではないかと思います。 ただ、それでも無理な場合はあると思うので、その時どちらを選択するかというのは自分でしっかり悩むのが良いと思います。


ー反対する人を納得させるような自分の本気度を見せることが大事だということですね。 私も実践していきたいと思います。ここまで、貴重なお話をありがとうございました! 

 


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