ページを更新する ページを更新する
公開日 : 2023/01/16

Q.将来が不安でなりません。

人に誇れるような特技がなく、将来が不安でなりません。 (高1男性)
いろいろなことを経験しよう

この方が回答してくださいました!

帝京大学 教授
くきもとしんご
久木元真吾 先生

1970年生まれ。東京大学大学院、公益財団法人家計経済研究所、慶應義塾大学などを経て、現在帝京大学文学部社会学科教授。 専門は社会学。人の生き方に関心をもって研究している。 大学では家族社会学やジェンダーの社会学の講義を担当している。 主な著書に『生命保険の社会学』(みらい)、 『グローバル人材とは誰か』(共著、青弓社)、 『大学生のためのキャリアデザイン入門』(共著、有斐閣)がある。



まず動いてみよう


 はっきりした目標や得意分野がある人と比べて、自分はどうなんだろうと不安になる人はたくさんいるでしょう。でも、自分の誇れるものや将来の夢は、一人であれこれ考えていても見つかるわけではありません。他の人と会って話をしてみたり、本や映画を見たりするなど、自分以外の人や物にふれることを通じて、自分にできること・できそうなことに気づいていくことが多いと思います。まずは動いてみましょう。今の時点で特技や目標がなくても、今後の生活でいろいろな経験をしていくうちに見つかっていくのではないでしょうか。



 積極的に巻き込まれてみよう


 そもそも自分の得意分野というものは、自分自身で意識的に作っていくというより、巻き込まれるようにしてできていくことも多いです。偶然のきっかけだったり、「~できますか?」と急に頼まれたりして、実際に得意かどうかに関係なくやってみて、それを重ねていくうちに実績ができて得意分野になることもあります。だからお勧めしたいのは「積極的に巻き込まれてみること」です。今の時点でそれほど興味がないことでも、機会があれば進んでチャレンジしてみましょう。また、もしやってみたいことが具体的にあるのなら、「こういうことをやってみたい」といろんな人に話してみましょう。すると突然話がやって来たりするようになります。



関連記事

トップに戻る

カテゴリー

  • 人間関係
  • 家庭
  • 学校
  • 進路
  • 勉強
  • コンプレックス
  • 恋愛
  • スマホ
  • 健康

あなたのお悩みをお聞かせください

あなたの投稿をもとに専門家や著名人の方に取材を行います!

性別
学年
メールアドレス(任意)
お悩み投稿欄