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公開日 : 2023/10/27

Q.志望校が自分の実力とかけ離れていて、周りに言うことをためらっています。周りに馬鹿にされてでも言うべきでしょうか?

志望校が自分の実力とかけ離れていて、周りに言うことをためらっています。周りに馬鹿にされてでも言うべきでしょうか? (高1・男性)
言う・言わないはあなたの気持ち次第

この方が回答してくださいました!

京都連合教職大学院・京都産業大学文化学部 教授
かくたゆたか
角田豊 先生

京都大学大学院 教育学研究科博士後期課程(臨床心理学)修了。博士(教育学)・臨床心理士・公認心理師。研究テーマは「共感」です。最近は、学校現場で教師が子ども達とのかかわり合いを「プロセスレコード」を使ってふり返る「学校臨床力・省察」についての研究や実践をしています。私自身がカウンセラーとして相手に共感する難しさを感じながら臨床と研究をしてきたので、この教師の「学校臨床力・省察」の研究も共通したテーマです。現在は、京都教育大学大学院連合教職実践研究科(京都連合教職大学院・学校臨床力高度化系)教授と京都産業大学文化学部教授を兼務しています。著書に『共感体験とカウンセリング』(単著、福村出版)、『カウンセラーから見た教師の仕事・学校の機能』(単著、培風館)、『子どもを育む学校臨床力』(編著、創元社)、『子どもとの関係性を読み解く 教師のためのプロセスレコード』(編著、金子書房)、『学校臨床力を磨く事例検討の進め方 』(編著、創元社)などがあります。



馬鹿にされたことをエネルギーに


 目標を伝えた際に相手から、「無理だ」と言われるかもしれません。しかし、次学期に成績を上げて、「やっぱり頑張ってるな」と思われるように努力してみませんか。「馬鹿にされても、それをエネルギーにして相手を見返すんだ」という気持ちを持って、まずは周りに伝えてみるのも良いでしょう。



自分の意見に対して真剣に向き合ってくれる人に話そう


 周りに話すといっても誰に対して言うかで内容は変化します。思っていることを伝えたいのであれば、その話に真剣に向き合ってくれる人に話してみましょう。 あなたの将来やりたいことを真剣に受け止めてくれる人を見つけてアドバイスをもらったり、一緒に今後のことを考えたりしてみてください。



周りに言わないのも選択肢のひとつ


 目標を周りに伝えないということも考えてみてはいかがでしょうか。まだ高校1年生なので、受験まで時間が十分にあります。時間がある中で学力を蓄えましょう。3年生になった時点で、1年生の時よりも成長した手応えを感じたことを踏まえて、両親や友人、先生に自分が目指している学校について話をしてみるのも良いかもしれません。



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