Q.私は今中学校に毎日行きたくないし、登校直前にお腹が痛くなるので、自分の意思で行ける定時制の高校に入りたいんですが、私の祖母はそれを認めてくれません。
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兵庫教育大学大学院学校教育研究科教育実践高度化専攻修了、関西大学大学院心理学研究科博士課程後期課程修了。博士(心理学)。兵庫県公立高等学校教諭などを経て、流通科学大学商学部教授。専門分野は高等学校商業教育、キャリア教育。著書として、『高校生と大学生がともにつくる高大連携授業-ナナメの関係が高校生にどのような影響を与えるのか-』(晃洋書房)を出版している。
学校に行くのが辛く、登校前にお腹が痛くなるほど不安を感じているあなたの気持ち、よくわかります。毎日通うことが苦しく感じられる時期があるのは、決してあなたが弱いわけではなく、心や体が「少し休んで」とサインを送っているのです。
自分に合った環境と道を自分のペースで見つけよう
今、定時制高校に興味を持ち、自分のペースで学べる環境を選びたいと考えているのは、す でに自分自身のことをしっかりと見つめている証拠です。無理に全日制高校に進むことだけが正解ではありません。多くの生徒が定時制や通信制の高校で、自分に合ったペースで学び、充実した時間を過ごしています。今のあなたに合う環境を選ぶことは、自分を大切にするための大事な選択です。
気持ちを伝えて理解者を作ろう
おばあさまが定時制高校に反対する理由には、親戚にそのような選択をした人がいないこ とや、周囲の目を気にしていることがあるかもしれません。多くの人にとって、全日制が「当たり前」と考えられがちですが、それはただの一つの選択肢にすぎません。今は定時制や通信制も、さまざまな学びの場として認識され、多くの生徒が自分のペースに合った方法で学んでいます。おばあさまがその点をまだ理解していないかもしれませんので、まずはあなたの気持ちや考えを丁寧に伝えてみてください。
すべてを一度に話すのは難しいかもしれませんが、焦らずに、少しずつ自分の辛さや定時制に行きたい理由を話してみるのが良いでしょう。両親や信頼できる大人、先生を交えて話すことも一つの方法です。あなたの不安や将来について、誰かと話し合うことで理解を得やすくなるでしょう。
大事なのは自分がどう思っているか
周囲の目が気になる気持ちも理解できます。しかし、最も大切なのは、他の人の意見ではな く、あなた自身がどう感じているかです。周りの目を気にしすぎることで、本当に自分に合った道を選べなくなることもあります。自分が納得できる選択をすることが、後悔のない人生につながります。時間はかかるかもしれませんが、最終的には、周りの人たちもあなたの選択を理解し、応援してくれるはずです。
自分を大切にしながら、焦らず、自分に合った道を探していってください。