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公開日 : 2026/01/23

Q.試験中、隣や周りの人の動きが気になってしまいます。プレッシャー下で、周囲の情報を遮断して深く集中するためのテクニックを教えてください。

試験中、隣や周りの人の動きが気になってしまいます。特に国語や英語では問題文を読む際に視線や頭を動かすため、集中できません。プレッシャー下で、脳が周囲の情報を拾ってしまうようになるのはなぜでしょうか?試験会場のような環境でも、周囲の情報を遮断して深く集中するためのテクニックやトレーニング方法があれば教えてください。 (高3・女性)
試験中の集中力維持は「コントロール」感覚が鍵!

この方が回答してくださいました!

脳科学者
にしたけゆき
西剛志 先生

1975年生まれ。東京工業大学(現・東京科学大学)大学院生命情報専攻卒。博士号を取得後、特許庁を経て、2008年にうまくいく人とそうでない人の違いを研究する会社を設立。世界的に成功した人の脳科学的なノウハウや、才能を引き出す方法を展開し、これまで4万人以上に才能診断や講演会を提供。テレビやメディアなどにも多数出演。著書は『1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える「やりたいこと」の見つけ方』(PHP研究所)など海外も含めて44 万部を突破。TBS Podcast『脳科学, 脳LIFE』のパーソナリティとして、脳科学の最新知見をわかりやすく発信している。



不安はコントロールできない環境で高まる


 試験本番の張り詰めた空気の中、周りの人の動きが気になってしまうというお悩みは、多くの方が経験することだと思います。この集中力の維持には、コントロール感覚を取り戻すことが鍵となります。


 試験会場は、大きなプレッシャー下にあり、周りの受験生を自分ではコントロールできない環境です。こうしたコントロール感の欠如こそが、不安(神経症傾向)を高めてしまうのです。不安が高まると、脳は普段気にしない周囲の些細な情報をマイナスなものとして拾い上げます。結果として周りの動きが気になり、集中を妨げてしまう、そんな現象が起きるのです。



事前の「外部化」と「訓練」で脳に耐性をつけよう


 集中力を取り戻すには、事前に脳を準備させることが大切です。まず、不安やネガティブな感情をノートに全て言葉で書き出す「外部化」を行ってみてはいかがでしょうか。そうすると、頭の中の感情が「外に出た」と脳が認識し、客観視できるようになります。書くことでネガティブな感情が脳から追い出されたことになるので、読み返して脳に戻さないように、1ヶ月以上はノートを見ないようにしましょう。


 また、静かなカフェではなく、あえて雑音の多い場所で問題を解くシミュレーションをすることで、脳にノイズを遮断する訓練をするのも効果的です。



試験中の「魔法の言葉」と気分転換術


 試験中に集中が切れた時は、「気になる。でも、私はこの問題に集中する」と、「でも」の後に肯定的な言葉を続けてみてください。そうすることで、思考をポジティブな言葉で上書きし、集中力を取り戻せます。


 また、手を動かしたり姿勢を変えたりと、あえて身体を使うことで、気分を切り替えやすくなりますよ。さらに、周りの環境を少し変えてみることもおすすめです。例えば、ラベンダーの香りはストレスを下げ、可愛いもの(丸いキーホルダーなど)はドーパミン分泌を促し、意欲を高める効果も期待できるので、これらを身に着けてみるのはいかがでしょうか。



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