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公開日 : 2023/03/14

Q.声が小さくて悩んでいます。

声が小さいのですが、大きくしゃべれるようにするにはどうすればいいですか (高1・女性)
口をしっかり開けて喋ろう

この方が回答してくださいました!

元日本テレビアナウンサー、フリーアナウンサー、スピーチ・ボイスデザイナー
うおずみりえ
魚住りえ 先生

元日本テレビアナウンサー フリーアナウンサー スピーチ・ボイスデザイナー 大阪府生まれ。広島県育ち。 高校時代、放送部に在籍し、 数多くのアナウンサーを輩出しているNHK杯全国高校放送コンテストに出場。  朗読部門で、全国約5000人の中から第3位となり、優秀賞受賞。 1995年に、慶応義塾大学、文学部 仏文学専攻を卒業、日本テレビにアナウンサーとして入社。 「所さんの目がテン!」「ジパングあさ6」「京都心の都へ(ナレーション)」などを担当。 2004年にフリーに転身し、テレビ・ラジオを問わず幅広く活躍している。 特に、各界で成功を収めた人物を追うドキュメンタリー番組 テレビ東京系列「ソロモン流」では、放送開始から10年間ナレーターをつとめ、およそ500本の作品に携わった。 その温かく、心に響く語り口には多くのファンがいる。 現在、各局のテレビ番組、ラジオ番組レギュラー、CMのナレーションなどを数多く担当している。 また、ボイスデザイナー・スピーチデザイナーとしても活躍中。 およそ30年に渡るアナウンスメント技術を活かし、「魚住式スピーチメソッド」を立ち上げ、話し方を磨くための指導を行っている。 著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社) 「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」 「話し方が上手くなる!声まで良くなる!1日1分朗読」があり、シリーズ累計30万部を突破した。 著書は、中国、台湾、韓国でも翻訳され、発売されている。 近著に「1秒で心をつかめ。」(SB クリエイティブ)がある。 またYouTube「魚住りえチャンネル」を開設。無料レッスン動画を公開中。



腹式呼吸をしてみよう


 腹式呼吸とは、息を吐くときにお腹を引っ込める呼吸です。ボイストレーナーさんについてもらって発声練習をすると必ずこの方法を教わります。お腹をぐっと引っ込めながら、声を出していく。そうすると声量が自ずと上がっていきます。 まずシンプルに声を大きくしたいのであれば、この呼吸を意識しましょう。



口をしっかり開けて喋ろう


 もう一つのスキルは、口をしっかり開けて喋るということです。口のことをお部屋だと思ってみてください。口というお部屋を大きくして喋ることで、聞こえやすくなります。例えばトイレみたいな小さなお部屋で「わー」って言っても声は響きませんが、体育館のような天井が高くて広いお部屋ではパンっと反響しますよね。口の中でも同じことが言えて、お口のお部屋をなるべく大きく、高く、広くすると口腔内で声が反響するんです。口を大きく開けて、大きなお口のお部屋で声を反響させるようにしましょう。



口からボールを投げてみる


 人前に立って喋るときには、一番後ろの人に体を使ってボールを投げるようなイメージで喋ってみてください。一番前の人に投げてしまうと、言いたいことが近距離で終わり、みんなに届きません。だからまず一番後ろの真ん中に向かってボールを投げて、次は一番後ろの右の人、次は左の人というようにしていくと声も小さくなりづらいです。



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