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公開日 : 2024/01/23

Q.ニキビが酷くて悩んでいます。皮膚科に通っていますが全然治りません。

ニキビが酷くて悩んでいます。皮膚科に通っていますが全然治りません。食事を見直したりスキンケアを見直したり、睡眠を取ったり、ストレスを貯めすぎないようにしたり...色々していますが全く治りません。特に口周りがひどいです。何かいい案があれば教えて下さい。(女性・高2) (高2・女性)
病院での治療を最優先しよう

この方が回答してくださいました!

新宿南口皮膚科・東京医科大学皮膚科 新宿南口皮膚科院長・東京医科大学皮膚科兼任教授
のぎたとしたつ
乃木田俊辰 先生

略歴 1979年 熊本大学医学部卒業 1979年 熊本大学医学部皮膚科 入局 1984年 皮膚科専門医取得 1985年 東京大学皮膚科 入局 1986年 医学博士取得(東京大学) 1990年 東京女子医科大学皮膚科 講師 1993年 東京女子医科大学皮膚科 助教授 米国ハーバード大学医学部病理学教室留学 1998年 東京女子医科大学皮膚科 非常勤講師 2003年 新宿南口皮膚科 院長 2008年 東京医科大学皮膚科 兼任准教授 2010年 東京医科大学皮膚科 兼任教授 新宿皮膚科医会会長 2018~2023年 社会保険支払基金審査委員 専門医資格:日本皮膚科学会認定専門医、 日本皮膚科学会認定美容皮膚科・レーザー指導専門医 所属学会 日本皮膚科学会、日本臨床皮膚科学会、日本美容皮膚科学会(元理事) 日本レーザー医学会(元理事)



ニキビ治療は継続が大事


 まず前提としてニキビは皮膚の病気だということを認識しておきましょう。ニキビは慢性の炎症性疾患で、20〜30代くらいまで続くのが特徴です。そのため、ニキビの治療は継続して行うことが大切です。1〜3ヶ月は病院に通い、処方された薬を塗るようにしましょう。ただ、保険適用の薬は使えるものが決まっているため、治らない場合もあるかもしれません。また、症状が長期間続く場合は跡になりやすく、一度跡になってしまうと綺麗に治すのはかなり大変です。そのような場合はケミカルピーリングなど美容的な治療が必要な可能性もあります。


 もちろん、食事やスキンケアを見直すこと、睡眠をしっかりとることなどは全て大事なことです。薬だけが解決してくれるわけではないので、こういった生活の状態を整えた上で治療という方法があることを覚えておきましょう。



病院選びのキーワード「皮膚科専門医」


 皮膚科といってもいろんな病院があります。今通っている病院で治らないのなら、思い切って病院を変えてみるのも良いかもしれません。病院を選ぶコツとして、皮膚科専門医がいるところを探してみましょう。というのも、皮膚科専門医と一般の皮膚科では、大きな違いがあるのです。実は医師免許を持っていれば、誰でも皮膚科としての診療ができてしまいます。つまり、内科医や眼科医でも皮膚科の看板を掲げることができるのです。しかし、皮膚科専門医は皮膚科での研修、論文、試験、面接などを突破した医師しか名乗ることはできません。


 日本皮膚科学会に所属する医師は、12,000人程度です。その中で、皮膚科専門医は6,800人程度です。専門医のリストはインターネットで公開されているので、検索すれば簡単に近くの専門医を探すことができますよ。



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