予備校の東進ドットコム 大学受験は東進ハイスクール 大学入試は東進衛星予備校 教育情報Express 過去問データベース 参考書なら東進ウェブ書店 株式会社ナガセ企業案内 株式会社ナガセ採用情報

大学入試 センター試験 解答速報2012

更新情報

18日 19:40  数学II 全体概観 更新
18日 19:35  数学I 全体概観 更新
18日 19:31  日本史B 全体概観 更新
18日 19:28  数学II・数学B 設問別分析 更新
18日 19:26  数学II・数学B 全体概観 更新
18日 19:25  理科総合B 全体概観 更新
18日 19:20  倫理、政治・経済 設問別分析 更新
18日 19:19  国語 全体概観 更新
18日 19:17  政治・経済 設問別分析 更新
18日 19:16  倫理 全体概観 更新
18日 19:15  数学I・数学A 全体概観 更新
18日 19:02  現代社会 設問別分析 更新
18日 18:58  現代社会 新2年アドバイス 更新
18日 18:56  現代社会 全体概観 更新
18日 18:43  理科総合B 解説 公開
18日 18:41  国語 解説 公開
18日 18:35  生物I 全体概観 更新
18日 18:35  物理I 全体概観 更新
18日 17:22  日本史B 解説 公開
18日 17:03  理科総合A 解説 公開
18日 16:04  地学I 解説 公開
18日 16:04  物理I 解説 公開
18日 16:04  化学I 解説 公開
18日 16:03  数学II・数学B 解説 公開
18日 16:03  数学I・数学A 解説 公開
18日 16:03  リスニング 解説 公開
18日 16:03  英語 解説 公開
18日 16:03  世界史B 解説 公開
18日 16:02  倫理、政治・経済 解説 公開
18日 16:02  政治・経済 解説 公開
18日 16:02  倫理 解説 公開
15日 19:00  国語 設問別分析 更新
15日 18:53  数学II 新2年アドバイス 公開
15日 18:52  数学II 新3年アドバイス 公開
15日 18:51  数学II 設問別分析 公開
15日 18:50  数学II 全体概観 公開
15日 18:40  数学I 新2年アドバイス 公開
15日 18:39  数学I 新3年アドバイス 公開
15日 18:37  数学I 設問別分析 公開
15日 18:36  数学I 全体概観 公開
15日 18:19  数学II・数学B 設問別分析 更新
15日 17:55  数学II・数学B 設問別分析 公開
15日 17:36  数学II・数学B 新2年アドバイス 公開
15日 17:34  数学II・数学B 新3年アドバイス 公開
15日 17:33  数学II・数学B 全体概観 更新
15日 17:32  2日目 問題・解答 公開
15日 16:30  数学II・数学B 全体概観 公開
15日 15:59  数学I・数学A 新2年アドバイス 更新
15日 15:59  数学I・数学A 新3年アドバイス 公開
15日 15:44  数学I・数学A 設問別分析 公開
15日 15:25  化学I 設問別分析 更新
15日 15:10  生物I 全体概観 更新
15日 15:08  理科総合A 新2年アドバイス 公開
15日 15:06  理科総合A 新3年アドバイス 公開
15日 14:56  物理I 設問別分析 公開
15日 14:54  理科総合B 新2年アドバイス 公開
15日 14:53  理科総合B 新3年アドバイス 公開
15日 14:47  数学I・数学A 全体概観 公開
15日 14:46  地学I 新2年アドバイス 公開
15日 14:45  地学I 新3年アドバイス 公開
15日 14:42  地学I 設問別分析 公開
15日 14:36  理科総合A 設問別分析 公開
15日 14:34  化学I 全体概観 更新
15日 14:21  化学I 設問別分析 公開
15日 14:18  化学I 設問別分析 公開
15日 14:18  生物I 新2年アドバイス 公開
15日 14:16  生物I 新3年アドバイス 公開
15日 14:14  理科総合B 設問別分析 公開
15日 14:05  地学I 全体概観 更新
15日 14:04  生物I 設問別分析 公開
15日 14:03  生物I 全体概観 更新
15日 14:00  物理I 全体概観 更新
15日 13:51  物理I 新2年アドバイス 公開
15日 13:50  物理I 新3年アドバイス 公開
15日 13:29  化学I 新2年アドバイス 公開
15日 13:27  化学I 新3年アドバイス 公開
15日 13:12  理科総合B 全体概観 更新
15日 12:54  理科総合B 全体概観 公開
15日 12:39  生物I 全体概観 公開
15日 12:34  理科総合A 全体概観 公開
15日 12:29  地学I 全体概観 公開
15日 12:25  化学I 全体概観 公開
15日 12:19  物理I 全体概観 公開
15日 12:06  政治・経済 設問別分析 更新
15日 12:05  政治・経済 全体概観 更新
15日 11:08  倫理、政治・経済 全体概観 更新
14日 20:55  現代社会 設問別分析 更新
14日 20:55  現代社会 新2年アドバイス 更新
14日 20:54  現代社会 新3年アドバイス 更新
14日 20:52  日本史B 全体概観 更新
14日 20:52  リスニング 全体概観 公開
14日 20:51  リスニング 新2年アドバイス 公開
14日 20:51  リスニング 新3年アドバイス 公開
14日 20:50  1日目 問題・解答 公開
14日 19:27  現代社会 新3年アドバイス 更新
14日 19:26  現代社会 新2年アドバイス 更新
14日 19:06  リスニング 全体概観 公開
14日 18:44  英語 全体概観 更新
14日 18:32  英語 設問別分析 公開
14日 18:22  英語 全体概観 更新

1日目解答

世界史B 世界史A 日本史B 日本史A 地理B 地理A 現代社会 倫理 政治・経済 倫理、政治・経済国語 英語 リスニング 

2日目解答

物理I 化学I 生物I 地学I 理科総合A 理科総合B 数学I・数学A 数学I 数学II・数学B 数学II 
物理I
全体概観

形式に変化なし。設問数は変わらずマーク数は2減少。計算量は多くない。問題の総量はやや減少したが、さまざまな角度からの考察力を要する出題である。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問4題形式と、その内訳(分野の割り当て)は昨年並み。配点は、電磁気が微減した分、力学が微増したが、大きな変更はない。計算の分量は昨年と同様に少なめであり、複雑な式変形もなく、この点での負担は大きくないであろう。しかしながら第3問 問2や第4問 問5などの考察を必要とする問題では手ごわい印象を受けた受験生も多かったのではなかろうか。マーク数は2減少したが、総合すると昨年よりやや易しくなっている。

年度

大問

出題範囲

設問数

マーク数

配点

2012

第1問

小問集合

6

6

30

第2問

電磁気

4

4

18

第3問

波動

4

4

20

第4問

力学、気体の状態変化

7

8

32

2011

第1問

小問集合

6

7

31

第2問

電磁気学

4

5

20

第3問

波動

5

5

20

第4問

力学、気体の状態変化

6

7

29

2010

第1問

小問集合

6

6

30

第2問

電磁気

4

6

20

第3問

波動

4

5

20

第4問

力学・熱とエネルギー

8

8

30

2009

第1問

小問集合

6

7

30

第2問

電気

5

5

20

第3問

波動

5

5

22

第4問

力学・熱とエネルギー

7

7

28


過去の平均点の推移

2011 2010 2009 2008 2007
64.08点 54.01点 63.55点 64.55点 64.42点

設問別分析
【第1問】小問集合
問1は波の速さについての基本問題で容易。問2は電流が作る磁場についての問題で、鉄粉による可視化は教科書にも掲載されている。問3では運動方程式から手早く加速度を求めるのがポイント。問4は昨年に引き続き波の屈折の問題。屈折の公式を覚えていなければ、波長と角度から図形的に確認すればよい。問5では三角形に着目しsin、cosの値を利用すること。問6は熱量計算に関する典型問題。数値が面倒だがミスなく計算したい。


【第2問】電磁気
Aは電流と磁場、電磁誘導に関する問題。誘導電流の向きに関しては2011年にも出題がある。問1はフレミング左手の法則から各辺が受ける力を間違いなく判断すること。問2では磁場が強い領域IIへの進入時と離脱時に誘導電流が生じる点に注目する。レンツの法則により向きをきちんと確認したい。磁気現象では空間内の向きの把握がミスをしやすく、このあたりで失点した受験生は意外に多いかもしれない。
Bは電流と抵抗に関する問題。類題として同様のすべり抵抗器の接点を移動させる問題は2010年に、針金の接続や合成抵抗を利用する問題は2008年に出題されている。問3では全体の合成抵抗を求めたうえで、さらにニクロム線と抵抗の並列部分に注目する。抵抗だけに着目しても筋道が見つからないので、少々厄介だったかもしれない。問4は銅線部分から右側の抵抗が実質ゼロになることを利用する。数値が単純なので、立式したうえでグラフのチェックをするとよい。こちらも悩んだ受験生が多かったように思われる。


【第3問】波動
Aは光波干渉、特に回折格子に関する問題。近年では2009年に出題がある。問1は干渉条件に数値を代入し、干渉次数の数を確認すればよい。問2は波長の大小関係だけでなく、干渉次数の違いも加味して可能な色の配置を考えれば、消去法から考えても(6)しかありえない。座標上の数値は、ここでは気にせずによい。本問は苦戦した受験生が多いであろう。
Bは気柱共鳴の問題。2009年の小問集合に、波長と振動数変化を問う同様の出題がある。問3は共鳴条件の変化を波長から求めて振動数に変換する。問4は速さと波長、振動数の関係において、波長が変わらず速さと振動数が変化する点に気付けばよい。


【第4問】力学、気体の状態変化
Aは弾性力と力学的エネルギーの問題。問1は力学的エネルギー保存則をきちんと立てられればよく容易である。問2では、ばねが自然長に達するまでの弾性力が働く区間と、はずれて重力だけ加わる区間を見抜くこと。
Bは、摩擦と力学的エネルギーに関する問題。問3は典型的な保存則の適用ができればたやすい。問4では、上昇する高さの変化から力学的エネルギー変化と、摩擦区間で小物体になされた仕事を関連付ける。問5が少々手ごわい。摩擦区間を通過するごとに問4と同じ大きさの仕事が摩擦からなされる点に気付くとよい。最後に途中で停止するまでは、仕事と力学的エネルギー変化に再度注目する。
Cは気体の状態変化に関する問題。2010年以来の出題である。問6は温度が一定であることより、ボイルの法則を用いればよい。問7では熱力学第1法則から、熱の出入りを考察する。計算は必要ないので、法則の概念がつかめていれば決して難しくはないであろう。