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◆大学入学共通テストの基本は教科書
大学入学共通テストでは、大問ごとにまとまった1つのテーマに沿ったリード文をもとに出題されることが予想されます。リード文・素材文・資料には一見すると難解な内容が含まれていることもありますが、各問題文・選択肢は教科書の内容から出題されます。つまり、授業をしっかりと受けて、基礎を固めることができれば容易に問題を解くことができるのです。

◆歴史の基本の流れを押さえ、基礎を固めよう
大学入学共通テストでは幅広い地域・分野から出題されることが予想されます。それぞれの地域・時代の基本事項を押さえることが学習の出発点となります。教科書をしっかりと読み、太字の部分を中心に歴史の大きな流れをつかみましょう。一度に全てを覚えようとするのは無理なので、何度も読み込んで知識を深めていきましょう。同時に資料集を利用して、地理的な理解を含め、視覚的に捉えることも効果的です。自分の頭の中に当時の様子がイメージできるようにしましょう。
単に語句を暗記するのではなく、歴史のタテ(時間的な前後関係)・ヨコ(同時代の出来事)の関係に注目して学習を進めることが大切です。大学入学共通テストでは同時代(世紀)の出来事について問う問題が複数ありますので、年表を読み世界全体の動きについて把握し、さらに自分でノートに年表を作成してみましょう。また、周辺地域史や文化史のような教科書では簡潔に述べられている部分についての出題の可能性もあります。苦手意識をつくらず、広い分野に関心を向けましょう。基本事項を1つ1つ確認し、そこから派生した学習を進めることで広い知識を身に着ければ、その結果試験では高得点が期待できます。
普段から新聞・テレビ・インターネットなど各メディアのニュースを見て、世界の出来事について関心を持つようにしましょう。民族・地域紛争など過去の事件が原因であるものもあり、調べてみると世界史だけではなく社会・時事の勉強にもなります。「世界史B」は試験直前まで得点の伸びが期待できる科目です。継続して学習し、最後まで粘り強く取り組んでください。

◆写真、年表、グラフ、史料などを意識してみよう
大学入学共通テストでは写真、年表、グラフ、史料などを使用した出題が増えることが予想されます。日ごろの学習の際に、資料集などを使用して、この出来事はどのような時系列で起きたのかを年表で確認する、掲載されているグラフを歴史的な視点で読み解く練習をするなど、資料に親しむ習慣をつけていきましょう。

◆問題演習の積み重ねが大切
大学入学共通テストでは、限られた時間内に正確に解答する力が求められます。出題形式は正誤判定問題のほか、年代整序問題、空欄に補充する適語・適文の組合せ問題など様々な種類があり、選択肢は4つ(まれに6つなど)です。一部教科書には記載のない事項や選択肢の紛らわしいものもありますが、他の選択肢についての正確な理解があれば、消去法で正解にたどり着くことも可能です。問題に慣れておくためには2回の試行調査やセンター試験の過去問演習を行うこと、さらには東進の「共通テスト本番レベル模試」を継続して受験することが重要です。過去問や模擬試験を通して時間配分や問題を解く感覚をつかみ、本番に備えましょう。はじめのうちは思ったような得点が取れないと思いますが、結果だけにこだわらず、不正解の部分をしっかりと復習して苦手分野を1つずつ解消していきましょう。

大問数、設問数、マーク数はいずれも昨年と同様であった。例年の出題傾向を踏襲しているものの、受験生が比較的苦手としがちな文化史、戦後史、東南アジア史に関わる選択肢が多かった。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問数は4問。設問数は2005〜2019年に引き続いて各9問と例年通りであり、グラフの読み取り問題は5年連続で出題された。グラフ問題は、昨年空欄補充とグラフを組み合わせた新しい出題形式であったが、今年はab正誤組合せの形式であり、年号がわかれば正解にたどりつける従来の傾向に戻った。
 地図問題も、昨年のように表示領域と時期の組合せではなく、今年は地名と位置の組合せを問う例年の形式に戻った。空欄補充問題が昨年の3問から2問へ減少した一方で、正文または誤文の文章選択問題の総数は、昨年と同様27問で変化なく、全設問数に占める割合は昨年同様高かった。日本史関連の事柄は第4問のリード文Bで取り上げられており、設問レベルでも、日本史の事項の選択肢を含むものは昨年と同様2問であった。
 戦後史の出題は、昨年の3問から5問に増加しているが、全体としては各時代バランス良く出題されているといえる。文化史が正解となる問題が28点分出題され、受験生が比較的苦手としがちな戦後史・東南アジア史に関わる選択肢も例年より多く、幅広い知識が問われる問題となった。全体的に時代、地域、分野ともにバランスのとれた基本的事項を問う問題で、平均点は昨年並みと予想される。


年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2020 第1問 文化の繁栄や受容 9 9 25
第2問 戦争や対外関係 9 9 25
第3問 図書館と書物 9 9 25
第4問 人やモノの移動 9 9 25
2019 第1問 歴史的建造物や遺跡 9 9 25
第2問 記録や文字 9 9 25
第3問 国際関係 9 9 25
第4問 宗教と政治 9 9 25
2018 第1問 世界史上の帝国や王朝の支配 9 9 25
第2問 宗教や宗教集団 9 9 25
第3問 世界史上の都市とその建造物 9 9 25
第4問 人の移動と戦争との関わり 9 9 25
2017 第1問 世界史上のマイノリティ(少数派) 9 9 25
第2問 世界史上の革命や政治体制の変化 9 9 25
第3問 国家が諸地域を統合するために採用した制度 9 9 25
第4問 世界史における自然環境•資源と人間との関わり 9 9 25
2016 第1問 世界史上の宮廷や宮廷文化 9 9 25
第2問 ユネスコに登録された世界遺産 9 9 25
第3問 世界史上の戦争とその影響 9 9 25
第4問 世界史上の宗教と政治との関係 9 9 25

過去の平均点の推移

2020 2019 2018 2017 2016
65.10点 65.36点 67.97点 65.44点 67.25点

◆大学入学共通テストの基本は教科書
大学入学共通テストでは、大問ごとにまとまった1つのテーマに沿ったリード文をもとに出題されることが予想されます。リード文・素材文・資料には一見すると難解な内容が含まれていることもありますが、各問題文・選択肢は教科書の内容から出題されています。つまり、授業をしっかりと受けて、基礎を固めることができれば容易に問題を解くことができるのです。

◆世界・歴史に関するものに触れよう
世界史の学習を進めるにあたって、歴史を好きになる・興味を持つことが大切です。教科書や資料集に記載されているものについて、関連する書籍や映画などに触れてイメージを膨らませましょう。「どんな人物なのか」「どんな出来事なのか」と興味・関心を持って接することで世界史について知ることが楽しくなるはずです。単なる語句の暗記ではなく、地理的な理解を含め、広い視野に立って多角的に捉えるようにしましょう。
単に語句を暗記するのではなく、歴史のタテ(時間的な前後関係)・ヨコ(同時代の出来事)の関係に注目して学習を進めることが大切です。大学入学共通テストでは同時代(世紀)の出来事について問う問題が複数ありますので、年表を読み世界全体の動きについて把握し、さらに自分でノートに年表を作成してみましょう。また、周辺地域史や文化史のような教科書では簡潔に述べられている部分についての出題の可能性もあります。苦手意識をつくらず、広い分野に関心を向けましょう。基本事項を1つ1つ確認し、そこから派生した学習を進めることで広い知識が身に着けば、その結果試験では高得点が期待できます。
普段から新聞・テレビ・インターネットなど各メディアのニュースを見て、世界の出来事について関心を持つようにしましょう。現在の世界での事件の中には、過去の歴史が原因となっているものもあります。どうしてこうなったのかなどについて調べてみましょう。世界情勢について知ることは歴史だけでなく社会・時事の勉強にもなり、将来の役に立つことでしょう。

◆写真、年表、グラフ、史料などを意識してみよう
大学入学共通テストでは、センター試験以上に写真、年表、グラフ、史料などが使用され、それらをもとにした出題が増えることが予想されます。日ごろの学習の際に、資料集などを使用して、この出来事はどのような時系列で起きたのかを年表で確認する、掲載されているグラフを歴史的な視点で読み解く練習をするなど、資料に親しむ習慣をつけていきましょう。

◆問題演習をしてみよう
大学入学共通テストでは、限られた時間内に正確に解答する力が求められます。出題形式は正誤判定問題のほか、年代整序問題、空欄に補充する適語・適文の組合せ問題など様々な種類があり、選択肢は4つ(まれに6つなど)です。一部教科書には記載のない事項や選択肢の紛らわしいものもありますが、他の選択肢についての正確な理解があれば、消去法で正解にたどり着くことも可能です。このような問題に慣れておくために、すでに学習した分野を選んで、2回行われた試行調査やセンター試験型の過去問に挑戦してみましょう。はじめのうちは思ったような得点が取れないと思いますが、解答とともに解説をよく読み、しっかりと復習して苦手分野を1つずつ解消していきましょう。

大問数、設問数、マーク数はいずれも昨年と同様であった。例年の出題傾向を踏襲しているものの、受験生が比較的苦手としがちな文化史、戦後史、東南アジア史に関わる選択肢が多かった。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問数は4問。設問数は2005〜2019年に引き続いて各9問と例年通りであり、グラフの読み取り問題は5年連続で出題された。グラフ問題は、昨年空欄補充とグラフを組み合わせた新しい出題形式であったが、今年はab正誤組合せの形式であり、年号がわかれば正解にたどりつける従来の傾向に戻った。
 地図問題も、昨年のように表示領域と時期の組合せではなく、今年は地名と位置の組合せを問う例年の形式に戻った。空欄補充問題が昨年の3問から2問へ減少した一方で、正文または誤文の文章選択問題の総数は、昨年と同様27問で変化なく、全設問数に占める割合は昨年同様高かった。日本史関連の事柄は第4問のリード文Bで取り上げられており、設問レベルでも、日本史の事項の選択肢を含むものは昨年と同様2問であった。
 戦後史の出題は、昨年の3問から5問に増加しているが、全体としては各時代バランス良く出題されているといえる。文化史が正解となる問題が28点分出題され、受験生が比較的苦手としがちな戦後史・東南アジア史に関わる選択肢も例年より多く、幅広い知識が問われる問題となった。全体的に時代、地域、分野ともにバランスのとれた基本的事項を問う問題で、平均点は昨年並みと予想される。


年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2020 第1問 文化の繁栄や受容 9 9 25
第2問 戦争や対外関係 9 9 25
第3問 図書館と書物 9 9 25
第4問 人やモノの移動 9 9 25
2019 第1問 歴史的建造物や遺跡 9 9 25
第2問 記録や文字 9 9 25
第3問 国際関係 9 9 25
第4問 宗教と政治 9 9 25
2018 第1問 世界史上の帝国や王朝の支配 9 9 25
第2問 宗教や宗教集団 9 9 25
第3問 世界史上の都市とその建造物 9 9 25
第4問 人の移動と戦争との関わり 9 9 25
2017 第1問 世界史上のマイノリティ(少数派) 9 9 25
第2問 世界史上の革命や政治体制の変化 9 9 25
第3問 国家が諸地域を統合するために採用した制度 9 9 25
第4問 世界史における自然環境•資源と人間との関わり 9 9 25
2016 第1問 世界史上の宮廷や宮廷文化 9 9 25
第2問 ユネスコに登録された世界遺産 9 9 25
第3問 世界史上の戦争とその影響 9 9 25
第4問 世界史上の宗教と政治との関係 9 9 25

過去の平均点の推移

2020 2019 2018 2017 2016
65.10点 65.36点 67.97点 65.44点 67.25点

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