英・ケンブリッジ大学
少人数教育が大きな魅力
成績最優秀者に与えられるアダム・スミス賞を受賞しました!
東進の海外大学留学支援制度のおかげで、高インフレに加え、円安という状況下でも勉学に集中することができている環境に感謝し、恵まれた環境を最大限に活かすことができるよう、精一杯頑張ります。
ケインズ経済学の祖であるジョン・メイナード・ケインズ(1909 年受賞)、アジア人初のノーベル経済学賞受賞者であるアマルティア・セン(1954 年受賞)、インド前首相であるマンモハン・シン(1956 年受賞)など、錚々たる受賞者が名を連ねる。
そんな思いを胸に抱いていた高2の6月にケンブリッジ大学のリクルーターの方が来校し、ケンブリッジ大学の伝統や歴史、密度が濃い大学生活、少人数制教育(教官1:生徒1〜3)といった魅力的な話を聞かせてくれました。このリクルーターの方との出会いが僕のケンブリッジ大学進学を決定づけました。
一方で、年間の学費、寮費、生活費の捻出のために、奨学金の応募も急務の課題でした。当初は他の財団の奨学金プログラムに応募するつもりでいましたが、折しも10月に東進の全国統一高校生テストがあり、その決勝大会に進出するタイミングで東進にも海外留学支援制度があることを知り、応募してみることにしてみました。ケンブリッジ大学にも、他財団と同等以上の奨学金を提供していただけ、この制度を活用すれば安心して留学できると思いました。今こうして僕がイギリスに渡り、学生生活をスタートできたのは東進のスタッフの方々のおかげでもあります。
高校ではラグビー以外の活動にも、興味がある分野に積極的に参加するようになりました。高1の頃から競技プログラミングに興味を持ち、パソコン甲子園で新人賞を獲得。シンガポールで開催され、学校代表として参加した「ヤングリーダーズサミット」では、少子高齢化社会と先進技術の融合に関するプレゼンテーションが最高評価を得て、シンガポール大統領の前でプレゼンテーションするという、またとない機会を得ました。
今はできることが制限されているので、自由に外出することもままなりませんが、空き時間や土日はスポーツの試合を見たり、寮のなかで友人たちとおしゃべりしたりして楽しく過ごしています。寮内の人たちは部屋にこもっていることが多く、何をしているのか聞くと、たいてい「勉強している」と返ってくるのですが、本当なのか定かではありません(笑)。コロナ騒ぎが落ち着いた暁には、世界中から集った多様な専門性を持った学生たちとパブなどで語り合い、高校生の頃にシンガポールで得た刺激を再び体験したいです。
偶然に知り合ったオックスフォード大学の学生の方が、「学期中はアルバイト禁止、テレビはなし、1日7,8時間は予習復習に充てている」と話してくれたことがありましたが、近い将来には僕の生活もそうなるでしょう。そうした真に勉学に励むことのできる環境こそがケンブリッジ大学の魅力だと思います。
天気の良い日はケンブリッジ名物のパント(小舟)に乗ってケム川に沿って観光を楽しむことができます。ケンブリッジを代表する建物の多くはケム川沿いにあります。
教会のてっぺんからはケンブリッジの街が一望できます。手前に見えるのはホーキング博士が所属したカレッジ、奥に見えるのはセント・ジョンズ・カレッジの礼拝堂です。
ケンブリッジで最も有名なカレッジの一つキングスカレッジの図書館です。通常の図書館の機能に加えて、創設以来の古書を所蔵しています。
ケンブリッジの街。メインストリートから少し脇にそれるとおしゃれな小道が。カフェなどが軒を連ね、普段は観光客や学生でにぎわいます。
キングス・カレッジの礼拝堂です。各カレッジに礼拝堂がありますが、キングス・カレッジの礼拝堂はその中でも特に立派なものとして有名です。
ケム川にかかるいくつかの橋の一つ、クイーンズ・カレッジの数学橋です。実際にはまっすぐな木材でできているにもかかわらず、遠くからは曲がって見えることで有名です。