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古典文法 FORMULA 30



富井 健二 【著】

【出版社】東進ブックス
【ISBN】9784890854899
【定価】1,047円(税込)
【頁数】248
【判型】B6変判
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■出題されるものを確実に攻略する
 古典文法になんかあまり時間をかけられない……。これが偽らざる受験生の本音だと思います。けれども志望校に合格した人の体験談を見聞きすると、古典文法の単独問題で失点した人はほとんどいません。文法はやれば必ず得点することができる項目なので、必ず攻略しなければならないのです。
 しかしながら、英語・数学もしくは社会・理科などの学習に追われるみなさんには充分な時間は残されてはいません。古典文法ばかりにたくさんの学習時間を費やすことはできないのです。ここで無駄を省いた効率的な学習法が必要になってきます。
 最近の5年間の入試問題と15年以上前の入試問題を比較していて気づくことがあります。それは、以前出題されていた形式の入試問題と現在の入試問題とでは出題形式が異なってきている、ということです。
 以前の入試の出題例をあげますと、以前は助動詞「べし」に関する入試問題には、推量・意志・可能・命令・適当などといった単なる意味の名称だけを選ばせるものが多く見られました。けれども、最近の入試問題では、文脈と文法を重視しながら、選択肢を導いていったり解釈したりという問題形式に変化してきています。
 つまり文法のテクニックばかりに偏ることなく、しっかりと一文の中での役割をとらえながら解答を導く練習が必要となってきているのです。本書は基本的に文章の中から解答を導く形式を採用していますが、これは最近の入試の設問形式を考慮したためです。
 時間をかけずに古典文法を攻略するためには、カバー率も軽視できません。最近の10年間程の入試において、出題されていない項目やこれからも出題されないと判断した項目は徹底的に本書から除外しました。今回とりあげた項目および設問形式は、これからの入試における古典文法の道標になっていくものであると確信しております。出題されるものを確実に攻略する。これは入試の鉄則であり、本書のコンセプトにもつながっているのです。
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【本書の特長】
■必要な古典文法をコンパクトな1冊に完全網羅!
 大学入試問題を解くために、つまりは古文を本質から読解するために、必要な古典文法の知識をすべてこの1冊に収録しました。ベストセラー『富井の古典文法をはじめからていねいに』にも準拠。本書をすべてマスターすれば、そのまま大学入試の古典文法問題がすばやく解けるようになります。

■大学入試問題でサクサク演習できる!
 膨大な大学入試問題から厳選した古典文法の良問を多数収録。サクサクとテンポよくたくさん演習することで、実戦力を高めることができます。本書をマスターすれば、どんな試験の文法問題でもほぼ満点を取ることができるようになります。

■巻末付録の「小倉百人一首」で文法を総ざらい!
 巻末には特別付録として、学校でもよく勉強する「小倉百人一首」を百人の顔イラスト入りで掲載。百の秀歌を味わいながら重要文法をチェックするので、文法力の総まとめ&実戦力の向上に役立ちます。

【目次】
ROUND 1◆用言の活用
01:古文の品詞
02:動詞(1)
03:動詞(2)
04:形容詞・形容動詞

ROUND 2◆助動詞
05:助動詞の基礎
06:助動詞(1)
07:助動詞(2)
08:助動詞(3)
09:助動詞(4)
10:助動詞(5)
11:助動詞(6)

ROUND 3◆助詞
12:格助詞
13:接続助詞
14:係助詞
15:副助詞
16:終助詞

ROUND 4◆副詞
17:副詞(1)
18:副詞(2)

ROUND 5◆語の識別
19:「に」の識別
20:「なり」の識別
21:「なむ」の識別
22:「ぬ」と「ね」の識別
23:「な」の識別
24:「らむ」の識別
25:「し」の識別

ROUND 6◆敬語
26:敬語(1)
27:敬語(2)
28:敬語(3)
29:敬語(4)
★敬語早見表\n
ROUND 7◆和歌の修辞法
30:和歌の修辞法
★小倉百人一首

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