日々の勉強ではできるのに、模試で実力を発揮できません。何が原因なのでしょうか?また、どうしたら実力を発揮できるでしょうか? (高3男性)
感覚的に解かない技術を身につけよう
  
ヤマハ発動機ジュビロ ラグビー選手
ごろうまる あゆむ
五郎丸 歩
さん

早稲田大学出身。ヤマハ発動機ジュビロに所属。トップリーグ新記録となる「1試合8GP」の記録や、得点王、ベストキッカーの2年連続受賞。ベストフィフティーンにも5年連続で輝くなど成績を残し、日本代表としてもテストマッチ個人得点記録を更新中。日本のラグビー界を牽引する選手の一人として現役で活動中。



目に見えないものではなく、変化させられるものに注力するべき


 大事な場面での緊張は、誰にでもあることです。僕も高校時代の全国大会の時にはまだ、いつもの練習や試合と異なる大きなプレッシャーとの向き合い方が分からず、苦労しました。


 緊張を克服するためにメンタルトレーニングをする人もいると思います。ですが、メンタルというものを100%理解せずに、メンタルという言葉が一人歩きしている場合が多いです。そもそも緊張は目に見えないし、手で触ることもできません。


   ですので、僕は目に見えて変化させられるもの、つまりコントロール可能なものにフォーカスしています。高校生の君も、メンタルという実態のないものに対して深く悩むより、自分自身のコントロール可能なものにフォーカスすると上手くいくのではないでしょうか? 



感覚的にプレーしない技術  


 例えば、僕は2012年から自分のプレーを整理し始めました。それ以前は自分のキックと向き合う際、「ここが良くないのではないか」「こうすれば上手くいくのではないか」などと日々試行錯誤し、改善を試みていました。しかし、それだと感覚的な要素が強くなり、練習してきたことが本番で発揮できないことが多かったのです。


 そこで、一連のキックの動作から自分の中の曖昧な感覚的要素を無くし、常に同じ動作をする癖をつけました。これが、皆さんの知る「ルーティン」です。常に同じ動作をすることで、プレッシャーがかかるような場面でも、練習した通りのキックをすることができるのです。 



 勉強にもルーティン!


 勉強に関して言えば、日々の勉強ができているのであれば、おそらく多くの問題を解いて、自分なりの最適な解き方を身につけつつあるのだと思います。それなのに本番で緊張してしまうということは、毎回異なる解き方で、感覚的に模試に取り組んでいたのではないでしょうか?


 問題を解く順番や考える筋道のようなコントロール可能なことを毎回同じにすることで、感覚的な要素がなくなり、勉強してきたとおりの実力が発揮できると思いますよ。



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