Q.自分に危機感が無く、勉強を必死に取り組むことができません
この方が回答してくださいました!
東京大学文学部行動文化学科卒業 東京大学大学院教育学研究科修士課程・博士課程修了,博士(教育学) 著書「自己調整学習ー理論と実践の新たな展開へ(分担執筆)」「自ら学び自ら考える子どもを育てる教育の方法と技術(分担執筆)」など多数
勉強する理由は様々
質問者の方は、勉強を必死になってやらなきゃいけないものと捉えているのかもしれませんね。でもそういう理由で取り組まなくてもいいんです。楽しいからやっているとか、知りたいからやっているとか、分かると面白いからやっているっていう子だっています。あとは友達に負けたくないとか、ライバルに負けたくない、あとはいい点を取って自慢したいなど、勉強する理由(動機)は人それぞれです。
勉強に対して危機感をもって必死にやらなきゃいけないと思うのではなく,もっと色々な動機があると知って、自分が勉強を取り組む理由としてはどんな要素があるかなって考えたら、少し楽になれるんじゃないかなと思います。勉強をやることへのイメージを広げていくことが大切なのではないでしょうか。
今は続けられるものを探している最中だと考えてみよう
また、何も続かないとのことですが、中学生の時点で目標がはっきり決まっていてそれに向かって邁進している方が珍しいと思います。中学生、高校生、大学生,みんなやりたいこと探しをしているわけで、もちろん何かに集中して取り組めるものが早く見つかる人もいるとは思います。しかし、今は何か好きになれるものや本気になれるもの、または自分に向いているものをじっくり探している最中なんだと思えば、続かなくても苦しくないと思います。