Q.三角比からつまずいています。高2では三角関数も習うので、何とかしたいのですが、定期テストの範囲が広すぎて何からすればいいのかが分かりません。
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大学受験はもちろん小学生から社会人まで幅広い指導経験を持ち、さまざまな人がつまずくポイントを熟知する受験数学界のストーリーテラー。「なぜ、そう考えると嬉しいのか」「なぜ、その解法に至ったのか」といった数学ができる人の思考法を、物語のようにわかりやすく語りかける。親しみやすい授業で、数学ができるようになること間違いなし!
つまずくと、とりあえず公式を覚えようとしてしまうかもしれませんが、そうすると応用が利かなくなってしまいます。ですから、まずは三角比の定義を理解することが重要になってきます。三角比は理論上、sinやcosなどの定義が分かっているだけで多くの問題が解けるようになるはずです。最初のうちは混乱するかもしれませんが、しっかり定義を理解しましょう。
図を活用しよう
適当な図が書けるようになることは、三角比だけでなく図形の問題を解いていくうえで、とても大事になってきます。三角比ですと、単位円の使い方をマスターすることができるといいですね。また、図を用いて問題を処理するためにも、理論を理解しておくことは大切ですよ。
教科書の斜め読みがおススメ
定期テストのはじめの一歩としては、該当範囲の教科書を斜め読みするといいです。範囲を一から丁寧に読んで、問題を解こうとすると、時間もかかりますし先が見えません。教科書に目を通すことで、範囲が広くても、全体像を把握することができますし、繰り返し読むことで内容を覚えたり、理解を深めたりすることもできます。その分、単元の根本となる部分は時間をかけてやるといいですね。
東進 講師紹介 - 数学 - 住吉 千波先生 (youtube.com)