Q.受験生なのに1日3時間くらい携帯を使ってしまいます。
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広島大学大学院教育学研究科心理学専攻心理臨床学コース博士課程前期修了 修士(心理学)。神戸大学大学院人間発達環境学研究科心身発達専攻博士課程後期課程修了 博士(学術)。臨床心理士・公認心理師。姫路大学教育学部こども未来学科准教授・教授を経て、2024年度より大阪大谷大学教育学部教授。時間的展望の生涯発達・ネット依存を研究テーマとし、不登校・いじめなどの教育臨床に携っている。
自分の納得できる形で管理しよう
1日12時間は勉強している方だと思いますし、3時間のスマホ使用でリフレッシュできて勉強に挑めているのなら問題ないのではないかと思います。それでも罪悪感を感じてしまうのであれば、使い方を管理すればよいと思います。「動画は何本まで」「スマホは必要最低限」といったように、自分の納得した形で管理出来たら罪悪感を抱かないかもしれません。受験勉強に集中しつつ、リフレッシュするものとしてスマホを使っていけたらいいですね。
割り切ってリフレッシュすることも大事
勉強していない時間に不安を感じる気持ちもわかりますが、休むことも大事です。ですから、罪悪感を感じるよりも、3時間しっかりとリフレッシュできたと思って、心身ともに回復する方がよいかもしれません。もし遊んでしまった分の時間の長さが気になるというのであれば、余暇にどれくらいの時間を使うかをきっちり管理してみましょう。そしてその時間の分だけはリフレッシュに充てられたら素敵です。
どうしても辞められないなら人の力を借りる
スマホ依存になっているかの指標は、スマホの使用を自分でコントロールできているか、使っていない時にイライラしているかどうかにあります。あなたはそれほどスマホ依存に該当しないと思いますが、もし使用が止められないなら人の力を借りるのもおすすめです。例えば、決めた時間まで親に渡して物理的に離してもらうなどです。このように、自分なりのやり方でうまく管理できたらいいですね。