Q.スマホに関する親の叱責が厳しすぎる。
この方が回答してくださいました!
家族心理士・家族相談士資格認定機構認定家族相談士、日本カウンセラー協会認定カウンセラー。家族の心理、家族療法、家庭内問題を研究。著書『イキイキ人生をつくる幸せ思考』
よく相談してくださいました。
あなたの実際のスマホの使用量や何を見ているのか、そしてご両親にどのような叱責を受けているのかを本来は知る必要があります。しかし、いただいた文章からあなたのお気持ちは良くわかりました。あなたはもう高校2年生ですから、自分のことは自分で責任をもってやっているという気持ちがあなたの中にあるんですね。もっと自分のことを信用してほしい、自分の事の管理は自分でできるよ、という気持ちなのだと思います。もしそうなのだとしたら、自分のことは自分で管理できるから大丈夫だという気持ちを伝えたらいいと思います。
その際は、自分の素直な気持ちを誠実に伝えるということが重要です。すねたような言い方や怒ったような言い方は効果がありません。「もう自分は高校2年生になったし、自分のことは自分で良くわかっているから、お父さんお母さんはそんなに心配しなくていいよ。自分は自分の管理のもとにスマホを使っているから、まずは自分を信じてほしい」ということを伝えましょう。
自己管理ができるという実績を見せましょう
そして、自分がきちんと自己管理できるという実績を見せなければ信じてもらえません。自分の気持ちを伝えた後で、もし時間のことで注意されているのだとしたら1日にスマホを使用する時間を決めて、それを1週間、1ヶ月と続けて、ご両親に見せましょう。スマホの使用時間はアプリ等で見ることができるはずです。 それをご両親に見せることで、実際に自分が自己管理できることを示しましょう。そのような実績を残していくことで、あなたを信じてもらえるようになっていきます。そうすればそのほかの面でも少しずつ自分のことは自分で管理させてもらえるようになると思います。