Q.共通テスト対策問題集などで英語が7割より上にいけません。どのレベルの問題集をやればいいでしょうか。
この方が回答してくださいました!
明晰な説明と言葉に熱い魂を注入し展開される授業はまさに圧巻。英文の本質を追究しかつ構造分析に基づいた英文読解法で、どんなに難しい文章でも読めるようになると全国の生徒たちから絶大な支持を獲得している。大学生の時から予備校講師として活躍してきた経験と、徹底的な入試分析に基づいた知識を武器に全国の東進生に「分かる」感動を伝授する。
共通テストで得点が7割を超えない原因を明確にすることは大切なことです。そのうえで、長文の練習だけでなく、文法力を補強することは非常に効果的だと思います。
共通テストでは、設問は文脈判断が中心ですが、文法知識があればより正確なアプローチができます。したがって、共通テスト本番までに①時制 ②助動詞 ③仮定法 ④動詞の語法 ⑤接続詞 ⑥関係詞 ⑦準動詞(不定詞、動名詞、分詞)を中心に文法の総復習を行ってください。
設問の理解度をあげるために文法は重要!
①~③は実際に共通テストの設問のポイントとして大変重要な分野です。例えば、ストーリー展開を問うような設問には、「時制」に着眼すれば解答を得やすい場合が多いですし、また、「話し手の意見」か「事実」を区別しなければならない問題では、「話し手の意見」には「助動詞」が含まれていることが多いという傾向があります。
④~⑦ではそもそも英文を読解する上で、意味のかたまりを把握し正確に読解するためには、絶対に習得しておかねければならない分野になります。
自分のレベルに合ったやり方で、問題に向き合おう
文法問題集を選ぶ際には、自分の現状に合ったレベルを意識する必要があります。共通テストに限れば、難問が出題されている問題集ではなく、基礎から標準レベルを確実にする問題集が最適です。具体的には以前に行われていたセンター試験の過去問が最もおススメです。また、文法問題をただ解くだけでなく、「なぜその答えになるのか」を必ず理解していくことが大切です。もし余裕があれば、熟語や構文といった知識も整理しておきましょう。