Q.英語の成績がとても悪く、学年では最下位に近いです。どのような勉強方法をすれば逆転が出来ますか?
この方が回答してくださいました!
明晰な説明と言葉に熱い魂を注入し展開される授業はまさに圧巻。英文の本質を追究しかつ構造分析に基づいた英文読解法で、どんなに難しい文章でも読めるようになると全国の生徒たちから絶大な支持を獲得している。大学生の時から予備校講師として活躍してきた経験と、徹底的な入試分析に基づいた知識を武器に全国の東進生に「分かる」感動を伝授する。
英語の成績が伸び悩み、基礎からやり直すことは大賛成です。高校英語の基盤になるのが中学英語です。もし文法などで基礎力が欠けているなと感じているのであれば、迷わず中学英文法の復習をしてください。できるだけ短期間で復習しましょう。
それが終われば、特に重要な文法分野である、時制・不定詞・動名詞・分詞・比較・関係詞・接続詞を復習することが最優先です。基礎の文法書を1冊選び、解説を読みながら例文を音読して学習を進めて下さい。その後、演習問題を繰り返すことで「理解→定着」の流れを作ります。文法が「なぜその解答になるのか」を追究してください。
多読は易しく読みやすい文章からスタート
多読をする場合、難しい英文に挑戦すべきではありません。自分が辞書を引かなくても理解できるレベルの文章を選び、量をこなすことがポイントです。そこで英語の文章を読む楽しさを認識して欲しいです。難しすぎる文章は苦痛になりやすく続けられません。英検2級〜準2級レベルのリーディング教材を使って挑戦してみてください。
毎日の音読とシャドーイングが基礎力強化に!
英文を「声に出して読む」ことは、リスニング・リーディングなどの基礎を一度に鍛える方法です。また、英文を読む時に必要な「意味のかたまりを認識して読む」ということが自然に身につきます。学校の教科書や東進のテキストなどの英文を毎日音読するだけでも、英文処理のスピードが上がり、頭に残りやすくなります。さらにネイティブの音声を聞きながらマネするシャドーイングを取り入れると、英語のリズムに慣れることができますので、是非取り入れてみてください。