Q.何もやりたくなくなる時があります。そんな時どうやって勉強のやる気を起こせばいいですか?
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石田勝紀(いしだかつのり)一般社団法人 教育デザインラボ 代表理事 1968年、横浜市生まれ。20歳で学習塾を起業。これまで3500人以上の生徒を直接指導する傍ら、講演会、セミナーなどを通じて5万人以上の子どもたちを指導してきた。35歳で、都内私立中高一貫校の常務理事に就任し、経営、教育改革を実践。現在は「ママが日々ワクワク子育てができるように、全国でママさん対象のカフェスタイル勉強会「Mama Café」を年間100回以上開催。『東洋経済オンライン』での長期人気教育連載コラムは、累計8100万PVを記録している。 主な著書に『勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!』『子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば』『中学生の勉強法』『同じ勉強していてなぜ差がつくのか?』はじめ、多数の書籍を出版している。
やろうやろうと思うほどうまくやれないことってありますよね。夜、寝ようと思っても寝られないという経験はありませんか?やる気も同じで、起こそうと思ってもなかなか起きるものではありません。なので、やる気を起こそうと思ってはいけないのです。人間の心理って面白いことにこんな風になっているんです。 勉強をやる子というのは自然にやっています。別に気合を入れているわけではないのです。だから、「やらなければ」というのは「やりたくない」が裏に隠れています。今は何もやる気が起きないというのはそういう時期、勉強がやりたくないというのは、今は勉強モードではないというだけのことです。だから無理やりやらなくていいのです。いろいろなやる気を上げる方法を試してみるよりも、実はこのほうが解決策としては早いのです。先ほどの夜の例でいうと、寝れないのなら寝るのをやめちゃいなよ、ということです。例えば一晩中寝ないで本を読もうと決めてしまう。そうすると途中で眠たくなって寝てしまうはずです。こういうのを逆説の心理といいます。だから、今の段階で無理にやる気を起こさせようと思わず、やりたくなったらやるという風にもっと簡単に考えるといいでしょう。
好きなことで自分のテンションを上げていこう。
何もやりたくないときは何もしないのが一番。しかし人間というのはずっと何もやらないということはできないのです。そんな時は勉強をいきなりするのではなくて、自分の気持ちやテンションが上がることをやってみましょう。例えば、おいしいパンケーキ屋さんに行く、欲しかったものを買う、話すと楽しくてテンションを上げてくれるような友達と会話するなどです。なんでもいいのです。とにかく自分の気持ちの上がることをやってみましょう。自分の気持ちが上がりだすとエネルギーがぐっと上がります。そして、そのエネルギーが勉強にシフトされていきます。勉強ではなかなか気持ちは上がっていかないと思いますから、別の領域、自分の好きなことでで上げていくことがお勧めです。心が満たされれば必ず勉強モードがやってくるはずです。