Q.うまく切り替えることができません。
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東京学芸大学を卒業後、営業職、塾講師を経て独立。2012年にYouTubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」を開設。小学校3年生から高校3年生対象の授業動画や、学生の悩み相談にこたえる動画を投稿している。チャンネル登録者155万人、再生回数は4億回を超える。著書に『塾へ行かなくても成績が超アップ! 自宅学習の強化書』(フォレスト出版)などがある。
私も帰宅してすぐ勉強をすることは得意ではなかったので、その気持ちはよくわかります。私は後回し癖があり、夜中に勉強を焦って始め、睡眠時間が削れ、翌日の学校の朝学習で眠くなるという負のスパイラルに陥っていました。
そんな中、帰宅して疲れている状態で机に向かったとき、何をやろうかなって考える時間が一番無駄だと思いました。なので、学校のある日は学校にいる段階で、今日帰宅してからはこれをやろう!と決めてから帰るようにしたのです。そうすると家に帰って机に向かった瞬間から、もうやることが決まっているので、勉強に入りやすくなりました。
授業を受けていて怪しかった問題とかありますよね。その問題や範囲を、付箋などを用いてチェックしておき、家に帰ってからもう一度取り組むようにすると、効率よく復習できるのかな、と思います。
必ず達成できる量の課題を課そう
事前に家で何をやるかを決めるとき、気を付けなければいけないことがあります。それは、やろうと思ったものを3割ほどカットすることです。すごく少ない量でもいいので、必ず達成できる量にしましょう。やるぞ!と思ったときは、モチベーションが高いときなので、「これくらいはできるっしょ」と多く見積もってしまいます。しかし帰宅したときは疲れていて、このモチベーションを保てていなく、いざ机に向かったとき、「こんなにもできない」となり、どんどん落ち込んでしまいます。
何もやらないという0分の状態を作ったり、決めた目標を達成できなかったりすることが原因で自己嫌悪になることも少なくありません。まずは必ずやり切れる量を設定し、それを終えて余力があれば、そのときに課題を足せばいいのです。
家で誘惑に負けず、集中するには
コロナ禍というのもあり図書館などが使えず、家で勉強をしなければならない方も多いと思います。家での勉強は孤独ですし、誘惑も多く難しいと思われる方もいるのではないでしょうか。そんな中、私の生徒が3人グループでビデオ通話をしながら勉強をしていました。1人でやるとなると、長い間集中が続かないですし、いろいろなことを考えて不安になると思うのですけど、同じく勉強を頑張っている友人がいるとわかると、自分も頑張ろうと思えるようです。また、通話をしていると、YouTubeを観ることなどができなくなるので、誘惑に打ち勝つことをできると思います。
当たり前のことが当たり前じゃなくなった日常で学校生活を送っていると、大変なこともあると思います。でもそれが5年、10年経ったとき、そこで頑張ったことや踏ん張ったことはご自身の大切な糧になります。これは間違いありません。ですから、今できることを自分のペースで踏ん張って前に進んでいってもらいたいと思います。