Q.集中力やモチベーションを維持するにはどうしたらいいですか。
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1963年,東京生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程を経て,法政大学に着任。2007年より,キャリアデザイン学部教授。現在,法政大学教職課程センター長。専攻は,教育学(青年期教育,キャリア教育)。日本教育学会理事,日本教育政策学会理事。主な著書に,『若者とアイデンティティ』法政大学出版局,『権利としてのキャリア教育』明石書店,『若者はなぜ「就職」できなくなったのか』日本図書センター,『「親活」の非ススメ』徳間書店,『キャリア教育のウソ』ちくまプリマー新書,『まず教育論から変えよう』太郎次郎社エディタス,『夢があふれる社会に未来はあるか』ベスト新書,『高校教育の新しいかたち』泉文堂,『自分のミライの見つけ方』旬報社,『キャリア教育がわかる』誠信書房
学びは自己調整力が必要
勉強中に違うことをしてしまうという悩みを抱える学生はとても多いです。そんな中、あなたはなぜ自分がそのような状況になってしまうのか、よくわかっていますね。これはとても大事なことです。
学びには自分で自分を調整しながら学んでいく自己調整力が必要になってきます。この力の前提は自分が見えているということです。自分がちゃんと見えているあなたは、自己調整的な学びをしていく前提の力を培うことができているのです。このことに関しては、自信を持っていいでしょう。
なぜ人は勉強するのか考えてみよう
また、勉強する意味には、勉強を通して身につく力も考えられます。集中力が身につくようになったり、自己管理の力が身につくようになったりなど多くあります。さらに、物事に対する好奇心が生まれて世の中のことへのアンテナが開かれることで、社会貢献につながったりしますよね。
無理に目標や将来やりたいことを決めるのは困難です。そこで、勉強にも意味があるんだな、きっといつか役に立つんだろうな、くらいの気持ちでまずはやってみるのはいかがでしょうか。
現状を客観視してみよう
集中力やモチベを維持するための方法としておススメなのは、学習記録を取ることです。「今日は何をどのくらいの時間やって、どこのタイミングでつまらなくなってきていた。この時間帯にこれをやってみたら、意外と長い時間できた。」などといった学習記録をメモみたいにつけてみましょう。ここから自分の特性や生活リズムが見えてくるはずです。自分はどの時間帯が集中できるのか、できないのか、教科はどの順番がいいのか、客観的に考えてみてください。自分なりに発見してみると、それ自体がとても創造的な学びになるのです。自分の法則をぜひ見つけてみましょう。