東京大学理科III類の前期日程試験における面接試験実施方法を発表

東京大学は、平成30(2018)年度入試より理科III類の前期日程試験において面接試験の導入を実施すると発表した。前期日程試験の3日目に1人あたり約10分間の面接を行う。

2018年度入試から理IIIでの面接試験を導入することについて東京大学は、理III入学は実質的に医学部医学科への進学につながるため、将来、医療や医学研究に従事するのにふさわしい資質をもった学生を、学力試験の成績だけではなく、多面的・総合的に選抜するためとしている。東京大学の理科III類を志望する人は、チェックしておいた方がいいだろう

概要は以下の通り。

平成30(2018)年度　前期日程試験　理科III類面接試験について

導入時期: 平成30年度前期日程試験（平成30年２月実施）から導入
導入理由: 理科三類への入学は、実質的に医学部医学科進学につながることから、将来、医療や医学研究に従事するのにふさわしい資質をもった学生を、学力試験の成績のみでなく多面的・総合的に選抜するため。

実施方法

実施対象: 前期日程試験（理科三類）第１段階選抜合格者を面接試験の対象とする。
面接方法: 個人面接試験; 受験者の人間的成熟度、医学部への適性、コミュニケーション能力等を自由面接により評価する。; 最終合格者の判定は、学力試験（大学入試センター試験及び第２次学力試験）、調査書及び面接試験の成績を総合的に評価して行う。
実施日程: 前期日程試験第３日目に受験者を午前と午後の２グループに分けて実施する。
実施場所: 本郷キャンパス
面接時間: 受験者１人当たり10分間程度とする。

面接資料

面接試験は、出願時に提出された次の資料に基づき実施する。: 入学志願票; 調査書; 志望動機等について本人が作成した文書

東京大学理科III類の前期日程試験における面接試験実施方法を発表に関する詳細は、同大学のウェブページから。

〔2016/07/22 東進タイムズ〕

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