慶應義塾大学医学部一般入試における新しい奨学金制度の開始について

慶應義塾大学医学部は平成27（2015）年度から入試制度の変更を行うことを発表した。同大学は優秀な学生を支援するため、一般入学試験成績上位者10名に、第1学年～第4学年の各年度で継続的に1人あたり年間200万円(総額800万円)を給付する大型奨学金を創設。給付型の奨学金であり、返済の義務がなく、医学界のリーダーを育成するという同大学の気概が感じられる。また、地方の受験生に配慮し、試験日を変更することも発表した。医学部を志す受験生はぜひ確認しておくといいだろう。

概要は以下の通り。

合格時保証奨学金の設置に伴う、入試制度の変更について

1.医学部独自の合格時保証奨学金制度を創設

一般入学試験成績上位者10名に、第1学年～第4学年の各年度で継続的に1人あたり年間200万円(総額800万円)を給付する大型奨学金を創設する。（給付型の奨学金なので、返済の義務はない。）※入学後の学業が不振の場合には給付が打ち切られることがあります。

2.一次試験日を変更

従来の試験日であると国立大学の二次試験との間隔が近く、日程上、受験が難しかった地方の受験生に配慮をして、試験日を2月21日から2月19日に変更する。

慶應義塾大学医学部一般入試における合格時保証奨学金についての詳細は、同大学のウェブページから。

〔2014/10/27 東進タイムズ〕

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