Q.自由に使えるお金が少ない
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1957年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、日本専売公社、日本経済研究センター、経済企画庁総合計画局等、三和総合研究所(現:三菱UFJリサーチ&コンサルティング)の主席研究員を経て、獨協大学教授。専門分野はマクロ経済学、計量経済学、労働経済、教育計画。テレビ、雑誌、講演などで幅広く活躍中。主な著書に『雇用破壊』(角川新書)、『年収崩壊』『年収防衛』『「価値組」社会』『庶民は知らないデフレの真実』『庶民は知らないアベノリスクの真実』(いずれも角川SSC新書)、『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)など多数。
お金のかからない趣味だってある
お金がなくとも工夫できることはたくさんあります。そのひとつはお金がかからない趣味を見つけるということです。例えば、私はペットボトルのふたをコレクションしていますが、この趣味に特別な費用はかかっていません。また、世の中にペットボトルのふたを集めている人は多くいて、インターネット上で自分が集めたふたを公開すると世界中のコレクターから交換をお願いしてくる声がかかります。このようにお金をかけなくとも世界と繋がることのできる趣味はまだまだあるでしょう。
趣味からお金を作り出そう
もうひとつは、たとえお金がかかったとしても、それをも趣味で補うということです。私はミニカーも集めています。ミニカーコレクターの中には裕福というわけでもない普通のサラリーマンも多く見受けられますが、彼らは限定品をまとめ買いし、他の人に販売することで生じた利益をコレクションの元手にしています。どんな分野の趣味でもフリーマーケットアプリやインターネットオークションを駆使すれば元手を自ら稼げるでしょう。こういった行為であれば校則で制限されていない可能性があるので、確認してみましょう。
費用も抑えるすべはたくさんある
とはいえ、どうしても費用がかさみがちな趣味もあるでしょう。けれどそれらも工夫次第でいくらでも抑えようがあります。例えば、閉店間際のフリーマーケット。出店者側も持ち帰りが面倒なので、二束三文で販売してくれる可能性が高いです。他にも中古品を活用したりすることもできます。
私はお金がないからといって何かができないということはないと思っています。全ては工夫次第です。お金がなくとも工夫できることは無数にありますからね。