Q.きょうだいと比べられるのがつらいです。
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慶應義塾大学文学部卒業、同大学大学院社会学研究科博士課程修了後、慶應義塾大学文学部助教授を経て現在に至る。教育学博士。専門は行動遺伝学、教育心理学。特に認知能力とパーソナリティの発達に及ぼす遺伝と環境(主に教育環境)の影響に関して、双生児法による研究を行っている。
私はふたごの研究をしているのですが、一卵性のふたごの場合でも一番言われたくないことは、もう一人と比較されて「お兄ちゃんの方が良くできる」と言われてしまうことなんですね。相談者の方はお姉さんと比べられてということですが、結果が目に見えるもので越えられないところからくるつらさはありますよね。
しかし、一つのことができるのが個性なのと同様に、何かがあまり上手でないのも個性です。そんな自分を認めてあげることが大切です。また、どんな人にも自分なりに得意なこと、好きなことはあるはずです。自分が好きで、上手だと思うもの、それについて知りたいとかできるようになりたいとか思うこと(学校の勉強に限りません)に時間をかけてやっているとそれはいずれ自分の個性となり、自信となるに違いありません。
「○○ちゃんの妹」としか見てくれず、自分を自分として見てくれないという問題も姉妹で比べられるときの問題としてよくありますね。誰しも人は自分を自分として見てほしいものです。いくら姉妹でもそれぞれ個性はありますので、あなたをあなたとして見てくれる人が必ずいます。その人を大事にしましょう。
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アメリカ・ミシガン州出身/身長186cm/17歳の時に飛び級でミシガン州立大学に入学。イリノイ大学・アーバナ・シャンペーン校に進み、エンジニアリング学部コンピューターサイエンス学科修士課程修了。米国・GEヘルスケア、米国企業の日本法人支社長などを経て、IT企業テラスカイに入社。
英語で「リンゴとオレンジ」という言葉がありますが、違うものを比べても何もなりません。自分自身が生きてきた人生をどう生かすかを自分で考えて自分で行動して、自分で自分の成功を掴みにいきます。他人との比較は雑音だけです。