Q.リラックスして寝たいです
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1982年久留米大学医学部卒業、1986年同大学大学院医学研究科生理系専攻博士課程修了。同大学医学部神経精神医学講座の助手、講師、助教授、教授を務め、現在は同大学長を務めながら、日本睡眠学会理事を兼任している。母校の明善高校にて、日本で初めて午睡時間を導入するなど、学生の睡眠研究の第一人者で、著書に「昼寝(午睡)のススメ-15分間の午睡で頭も体もリフレッシュ」(九州大学出版社)、「筆記表現法 安眠日記」(東京)などがある。
寝る前に安眠日記を書いてみましょう。安眠日記とは、寝る前に、その日にあったことを書くという、治療法です。安眠日記には、書く上でのポイントがあるので、その点に注意して書いてみましょう。
人は、他の人に話したり、紙に書いたりすることで、良くないことや嫌なことを発散することができます。その中でも、書くことは誰にでもできることだと思います。嫌なことは紙に書き、記憶の中から追い出すようにしましょう。
最後にいいことを思い出そう
人間は、ほとんどの人が嬉しかったことなどのいい記憶より、辛かったことや悲しかったことなどの良くない記憶のほうが頭に残っています。ですので、日記の最初に良くなかったことを書いた後、最後には、その日にあった良かったことを、なんでもいいので一つ以上書いてみましょう。大切なのは、最後にいいことを書いて終わることです。いつまでも良くなかったことばかりを書かず、書く時間を決めて、長く書き過ぎないようにしましょう。
良かったことは、どんな些細なことでも大丈夫です。例えば、「今日は天気が良かった」や、「咲いている花がきれいだった」など、少しでもいいと思ったことは書くといいです。
嫌な記憶はベッドに持ち込まない
安眠日記の目的は、寝床に良くなかったことを持ち込まないことです。いいことを書いて、良かったことを思い出して寝るようにしましょう。
はじめのうちは、それでも嫌なことを考えてしまうかもしれません。しかし慣れてくると、すっきりと眠れるようになると思います。毎日の積み重ねで気分転換ができていくと思うので、最初は辛いかもしれませんが、頑張ってみて下さい。
また、今までに書いた安眠日記を取っておくと、それを見返すことで、以前の大変だった時に比べれば何でもない、と比較することができます。また、本当に嫌なことがあったときは、書いたものを破ったりすることでストレスを発散するのもいいでしょう。自分が一番ストレスを発散出来る方法を見つけて、快適に眠れるようにしましょう。