クラスの悪口が酷すぎて、クラスのみんなが悪口言っているのではないかと思い、大半の人を信用出来なくなってしまいました。もう学校に行きたくないですが、親に話しても学校を休ませてくれません。どうすればいいですか。 (高1女子)
色々な方法を使って自分の意思を伝えてみよう!
  
不登校新聞 編集長
いしい しこう
石井 志昴
先生

1982年東京都生まれ。中学校受験を機に学校生活が徐々にあわなくなり、教員、校則、いじめなどにより、中学2年生から不登校。同年、フリースクールへ入会。19歳からは創刊号から関わってきた『不登校新聞』のスタッフ。2006年から『不登校新聞』編集長。これまで、不登校の子どもや若者、親など300名以上に取材を行なってきた。また、女優・樹木希林氏や社会学者・小熊英二氏など幅広いジャンルの識者に不登校をテーマに取材を重ねてきた。編著書に『学校に行かない君へ』(ポプラ社)など。



あなたと同じ悩みを持つ仲間はたくさんいます


 すごく共感できます。そして、そのように悩んでいる方もたくさんいます。例えば、タレントの中川翔子さんなんかも、中学生時代に周りから悪口を言われ、いじめの対象になってしまいました。自分が悪口を言われていない場面でも、自分が責められているのではないかと錯覚するようになり、不登校になった経験があります。

(中川翔子さんの記事はこちら→ https://www.toshin.com/question_stop/questions/96


 私は、以前ある大学生とお話したのですが、その方は有名大学の付属高校に通っている時に、悪口などのいじめを受けていました。しかし、せっかく厳しい受験を乗り越えて入った学校であるからという理由で、三年間学校に通い続けました。大学では高校時代のようないじめはなくなったのですが、トラウマで苦しみ、夜中に突然目が覚めたり、体の震えが止まらなくなったりなどの経験をしたそうです。病院ではPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されてしまいました。悪口というのは、私達が思っている以上に人の心に害を与えるものであり、たとえ自分が悪口の対象でなくとも、周囲に悪口が存在する環境で生きていくのはとても苦しいことです。



仮病を使って自分の意思を伝えてみよう!


 学校に行くことがどうしても辛くなった時、そして親が学校を休ませてくれない時、私からの提案としては仮病を使うのが良いと思います。仮病に対して悪いイメージを持っている方も多いかと思いますが、仮病は自分の意思を伝えることのできる有効な手段です。仮病をする上で大事なことは、絶対に布団から出ないという意思を見せること、そしてスマホなどを布団に持ち込んで仮病を楽しむことです。


 しばらくは仮病をして英気を養い、それでも学校に行きたくないというのなら、通信高校などに転校することもお勧めします。大人になれば、より環境の良い場所に移る、人間関係を変えるというのは普通のことです。例えば、転職、離婚なども珍しいことではないですよね。通信制高校に行けば、人間関係で悩むことは格段に減ると思います。



親には心配をかけても良い


 苦しいときは、親に心配や迷惑をかけても良いと思います。例えば安全を確保しつつ家出をするのも有効です。子供が不登校になることで将来の進路などを心配する親もよくいますが、不登校でありながら、東大やコロンビア大学に進学した人もいます。しかし、ここで大事なのは親に将来のことを心配させるのではなく、今の心配をさせることです。今苦しんでいて、今が大変なんだ、このままでは取り返しのつかないことになると気づかせ、心配の次元を変えさせることが必要です。



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