Q.学校に来なくなってしまった友達に対し、どのようにしたらいいでしょうか?
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思春期の生きる力コーチングカレッジ代表、最幸未来コーチ。慶應義塾大学経済学部卒。 自身の子育ての過程で思春期特有の課題を解決したいと志す。2010年よりプロコーチ。セッション回数は7000回、講座は50回を超え、90%以上の方から”満足”という評価を頂いている。コーチングセッションや、子育て講座、思春期コーチ™養成講座を行っている。 ㈱チームフロー認定プロコーチ、マインドフルネスNLP認定トレーナー 、アドラー心理学ELMトレーナー、米国NLP協会マスタープラクティショナー、予防医学療法研究所認定「リセット」セラピスト、発達支援認定コーチ、リバースメソッドアドバイザー、日本思春期学会会員
「気にかけている」=心の支え
お友達を気にかけていらっしゃるんですね。そのお友達が今どのような状態なのかはわかりませんが、自分が学校に行っていなくても気にかけてくれている友人がいると思えれば、心が和らぐのではないでしょうか。「しばらく会えてないから連絡してみました~」などの軽い感じでコンタクトをとってみると、「気にかけている」という思いは伝わると思います。そしてそのメッセージへの反応で、今のお友達がどうしてほしいのかも見えてきます。
もしその子がまだ他の人とコミュニケーションを取りたくなくて、そっとしてほしい状態であれば、返事が返ってこなかったり、そっけなかったりするかもしれません。そっけない場合には深追いせずに「いつでも連絡してね」などと伝えておけば、あとでもう少し元気になった時に向こうからもメッセージを送りやすくなります。
また、もし誰かとコミュニケーションを取りたいという状態ならば、そのお友達からより積極的な返事が返ってくると思います。そうすれば、もう少しやり取りも進められます。始めは『学校に来てね』などの具体的な話題を出したり、アドバイスをしたりはせず、ただ「気にかけているよ」という気持ちを伝えるところから始めて見るのがおすすめです。