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公開日 : 2023/08/18

Q.高校生になってから一週間が経ち、周りはもうグループができているのですが、僕はいまだに友達ができていません。

高校生になってから一週間が経ち、周りはもうグループができているのですが、僕はいまだに友達ができていません。勇気を出して話しかけたことはありましたが、会話がすぐに途切れてしまい、一週間が辛く長く感じました。解決策を教えてください。 (高1・男性)
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臨床心理士
ふじさわとしゆき
藤沢敏幸 先生

カウンセリング・オフィス藤沢 主宰 臨床心理士、公認心理士 (安田女子大学・広島大学の非常勤講師、広島市スクール・カウンセラーなどを務める) 広島大学大学院修士課程を修了後、広島市の児童心理治療施設や精神保健センターで心理療法士として勤務後、安田女子大学心理学部教授を務めたあと、現在のカウンセリング・オフィス藤沢を開設、主にカップルを対象にしたカウンセリングや個人のカウンセリングを行っている。専門は精神分析学、所属学会は日本心理臨床学会、日本精神分析学会など。著書としては、共著で「精神分析的心理療法の手引き」、「心理臨床家の手引き」(いずれも誠信書房)などがある。



焦らずゆっくりと


 そもそも初めて話した瞬間に気の合う相手だとわかることは少ないです。少し話しただけでこの人とは気が合わないと決めつけるのではなく、まずはたくさんの人と知り合って色々な場面で関わってみましょう。しばらく時間が経っても交流が続いているような人が、その後も長いつき合いになる友達なのだと思います。新学期の一週間で無理に友達を作ろうと焦る必要はありません。このことを踏まえたうえで、つき合いの浅い相手との会話のコツをご紹介します。



相手の話をよく聞いて話を膨らませよう


 まずは相手の話をよく聞いてみましょう。ここで、ただ頷くだけでもいいので相手の意見に同調すると、距離は縮まりやすいです。そして相手の話に対して質問をしてみましょう。共通の話題が見つかって話が弾むかもしれません。質問するのはハードルが高いという場合は、会話中に気づいたことや思いついたことをとりあえず言ってみるのもおすすめです。そのような意識を持っているだけでも話が膨らむでしょう。また、一緒に食事をするなど行動を共にする時間を増やしてみると、会話のネタが生まれ話しやすくなります。



自分の守備範囲を広げておこう


 人との会話を得意にするための方法には、自分の中であらかじめ準備できることもあります。例えば、普段から好奇心を持って、自分の興味の範囲外の様々な分野にも積極的に触れてみることです。自分の中で話題の守備範囲が広がれば、相手の興味に合わせて話を盛り上げることができ、より多くの人と会話が楽しめるようになります。



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